アクセスランキング

先人たちが目指した日本の姿。それは私達の国が常に「よろこびあふれる楽しい国(=豈国)」であり続けることです。


<日本書紀1-8>国生み(4)月読神、ヒルコ、スサノヲの誕生

20190225 伊勢修養団研修バナー
内容の詳細とお申込みは↑をクリック↑

人気ブログランキング応援クリックこちらから。いつもありがとうございます。

平成31年度倭塾動画配信サービス受講生募集中


天照大御神に続く、ツキヨミ、スサノヲの、古事記で言う三貴神誕生の節です。
たいへん興味深い記述があります。
古事記と違い、ここに蛭児(ヒルコ)が三番目の子として登場するのです。


霧島市にある蛭兒神社
20190412 蛭兒神社
(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


<バックナンバー>
<日本書紀1-1>創生の神々(1)
<日本書紀1-2>創生の神々(2)
<日本書紀1-3>創生の神々(3)
<日本書紀1-4>創生の神々(4)
<日本書紀1-5>国生み(1)

<日本書紀1-6>国生み(2)
<日本書紀1-7>国生み(3)大日孁貴(おほひるめのむち)誕生
<日本書紀1-8>国生み(4)月読神からヒルコ、スサノヲの誕生


<原文>
次生月神。一書云「月弓尊、月夜見尊、月読尊。」其光彩亜日、可以配日而治。故、亦送之于天。次生蛭兒。雖已三歲、脚猶不立、故載之於天磐櫲樟船而順風放棄。次生素戔嗚尊。一書云「神素戔嗚尊、速素戔嗚尊。」此神、有勇悍以安忍、且常以哭泣為行。故、令国内人民多以夭折、復使青山変枯。故、其父母二神、勅素戔嗚尊「汝甚無道。不可以君臨宇宙。固當遠適之於根国矣。」遂逐之。

<読み下し文>
次に月神(つきかみ)生みませる。
一書(あるふみ)云はく
「月弓尊(つきゆみみこと)、月夜見尊(つきよみみこと)、月読尊(つきよみみこと)」
其(そ)の光(ひかり)彩(うるはし)く、日(ひる)に亜(つ)げる、
以(もち)て日に、配(なら)べては、治(しら)す可(べし)。
故(ゆへ)に亦(また)、天に送る。

次に蛭兒(ひるこ)を生みませる。
已(すで)に三歲(みとせ)に、なると雖(いへ)ども
猶(なお)脚(あし)立(た)たず。
故(ゆへ)に天磐櫲樟船(あめいはのくすのきのふね)に載(の)せて、風に順(まかせ)て放棄(うちすて)ぬ。

次に素戔嗚尊(すさのをのみこと)を生みませる。
一書云(あるふみにいはく)
「神素戔嗚尊(かむすさのをのみこと)、速素戔嗚尊(はやすさのをのみこと)」
此(こ)の神(かみ)は、勇悍(いさみたけく)して、忍(を)し安(やす)く、
且常(またつね)に泣き哭(いさち)る行い有り。
故(ゆへ)に、国内人民(くにのうちのひとくさ)の多くの夭折(わかくしてしす)を以て令(もたら)す。
復使(また)青山(あをやま)を変枯(か)らす。
故(ゆへ)に其(そ)の父母(ちちはは)の二神(にかみ)、素戔嗚尊(すさのをのみこと)に勅(ことよさ)しては、
「汝(いまし)には甚(はなは)だ道(みち)無し。
 以て宇宙(あめのした)に君臨(きみのぞ)むべからず。
 固當(まことまさ)に遠く根国(ねのくに)に適(い)ね」
遂(つひ)にこれを逐(やら)ふ。


<現代語訳>
(大日孁貴(おほひるめのむち)の)次に月神(つきかみ)を生みました。
一書(あるふみ)にはその名を「月弓尊(つきゆみみこと)」あるいは「月夜見尊(つきよみみこと)、月読尊(つきよみみこと)」と書かれています。
月神もまた、太陽に次いで光(ひかり)彩(うるはし)いので、太陽と並べて治(しら)せるために、天に送りました。
次に蛭兒(ひるこ)を生みました。
けれども蛭兒は、三歲(みとせ)になっても、脚(あし)が立たなかったので、天磐櫲樟船(あめいはのくすのきのふね)に載(の)せて、風に順(まかせ)てうちすて(放棄)ました。
次に素戔嗚尊(すさのをのみこと)を生みました。
一書(あるふみ)には、その名は「神素戔嗚尊(かむすさのをのみこと)、速素戔嗚尊(はやすさのをのみこと)」と書かれています。
この神は、勇悍でなのですが、忍耐力が足らず泣き哭(わめ)くことがありました。
このため国内の人民(ひとくさ)が早死してしまうことが多くあり、また青山(あをやま)を枯(か)らしてしまいました。
そこで父母(ちちはは)の二神(にかみ)は、素戔嗚尊(すさのをのみこと)に
「汝(いまし)は無道の者だから、この宇宙にあってはならない。
 遠くの根国(ねのくに)が適している」と、ついにこれを追い払いました。



『ねずさんのひとりごとメールマガジン』
登録会員募集中 ¥864(税込)/月  初月無料!


20190317 MARTH





*引用・転載について
ブログ、SNS、ツイッター、動画や印刷物作成など、多数に公開するに際しては、必ず、当ブログからの転載であること、および記事のURLを付してくださいますようお願いします。
ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』

『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦

『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
最新刊
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』

スポンサードリンク
カレンダー
03 | 2019/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
最新記事
最新コメント
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク
このブログをリンクに追加する
リンク2
スポンサードリンク
<
カテゴリ
月別アーカイブ
スポンサードリンク
解析
スポンサードリンク
ねずさん(小名木善行)著書
↓最新刊↓


↓好評発売中↓








ねずさんメルマガ
ご購読は↓コチラ↓から
ねずブロメルマガ
ご寄付について
ねずブロはみなさまのご支援で成り立っています。よろしかったらカンパにご協力ください。
【ゆうちょ銀行】
記号番号 00220-4-83820
【他金融機関から】
銀行名 ゆうちょ銀行
支店名 〇二九(店番029)
種目  当座預金
口座番号 0083820
口座名義 小名木善行
【問い合わせ先】
お問い合わせはメールでお願いします。
nezu3344@gmail.com

講演のご依頼について
最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
テーマは、ご自由に設定いただいて結構です。
講演時間は90分が基準ですが、会場のご都合に合わせます。
E-mail nezu3344@gmail.com

講演テーマ
<ご参考>
古事記に学ぶ経営学
古事記に学ぶ日本の心
百人一首に学ぶ日本の心
女流歌人の素晴らしさ
日本人の誇り
その他ご相談に応じます。
検索フォーム
スポンサードリンク
関連サイト
祝日には国旗掲揚を!
御国旗セット
¥2,190

大型御国旗セット
[ステンレス製3mポール付き]
¥4,800

御国旗伸縮ポールセット【大サイズ】
¥3,000

御国旗セット L
[ マンション設置用 Lタイプ テトロン 国旗 ]

台灣民政府
台湾民政府
サンフランシスコ講和条約で、日本は台湾に関して処分権は連合国に提供しましたが、領土の割譲は行っていません。条約以降、連合国も日本も台湾の処分先を決めていません。つまり台湾はいまも日本であり、台湾にいる1500万人の戦前からいる台湾人は、日本国籍を有する日本人です。私は台湾民政府を支持します。
お薦め書籍1

日中戦争-戦争を望んだ中国 望まなかった日本


江戸の自治制


幻の黄金時代


ドキュメント自衛隊と東日本大震災

スポンサードリンク
コメントをくださる皆様へ
基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメントは、削除しますのであしからず。
最新トラックバック
AdSense
コメントをくださる皆様へのお願い
いつもたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。
ほんとうに皆様のコメントが、とっても嬉しく、かつありがたく拝読させていただいています。

議論というものは、すくなくともこのブログのコメント欄が、国政や地方自治、あるいは組織内の意思決定の場でなく、自由な意見交換の場であるという趣旨からすると、互いに互譲の精神を持ち、相手を尊敬する姿勢、ならびに互いに学びあうという姿勢が肝要であると存じます。

私は、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。

ましてや、自分で質問を発したものについて、それぞれお忙しい皆様が、時間を割いて丁寧にご回答くださった者に対し、見下したような論調で応対するならば、それは他のコメントされる皆様、あるいは、それをお読みになる皆様にとって、非常に不愉快極まりないものとなります。

従いまして、謙譲・互譲・感謝、そして学ぶという姿勢のない連続投稿、粘着投稿に類する投稿をされた方については、以後のコメント書き込みを、管理人である私の判断で投稿の禁止措置をとらせていただきますので、あしからずご了承ください。
エディタ・コミュニティ
edita.jp【エディタ】
amazon
通州事件の真実
通州事件を実際に体験された女性の手記です。
クリックするとテキストファイルが開きます。
https://docs.google.com/file/d/0B9Dh1-gISO9CZERHN2oxempSeEk/edit
ねずブロの拡散・転載について
当ブログの日本の心を伝えるための適法かつ前向きな拡散はおおいに歓迎です。 ただし適法な引用でないと、著作権侵害で処罰されることがありますのでご注意ください。
RSSリンクの表示
FC2ブックマーク

PING送信プラス by SEO対策

QRコード
QRコード
スポンサードリンク