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先人たちが目指した日本の姿。それは私達の国が常に「よろこびあふれる楽しい国(=豈国)」であり続けることです。


終戦の御詔勅 逐語解説

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「道義」とは、条理に沿った道のことです。
「志操」とは、志を変えないことです。
「国体の精髄と美質」というのは、シラス国と和の心です。
「道義、思想、国体の精髄、美質」いずれも、戦後の日本が見失ったものです。
そしてこれから取り戻さなければならないものです。


20170815 昭和天皇
画像出所=https://www.youtube.com/watch?v=4cu5-yGnrFA
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画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


毎年8月15日は「特別な日」として、昭和天皇の終戦の御詔勅をご案内させていただいています。
はじめに原文を示し、次いで生意気とのお叱りを覚悟で、不肖私から現代語訳をお示しし、そのあとに簡単に解説を述べさせていただきます。

ちなみに天皇の御肉声のことを「玉音」と言います。
それぞれの時代に、天皇が「玉音」を発せられたことは、我が国の歴史に多々ありますが、全国民に向けて直接「玉音」が発せられたのは、この終戦の御詔勅と、東日本大震災に際して、および御譲位に際しての今上陛下の「玉音」だけです。
つまりこの3つは、我が国の歴史に刻まれるべき重要な「玉音」であるということです。
そのなかの、先帝陛下の「玉音」が以下のものです。

【終戦の詔勅原文】

朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク
朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ
抑々帝国臣民ノ康寧ヲ図リ万邦共栄ノ楽ヲ偕ニスルハ皇祖皇宗ノ遣範ニシテ朕ノ拳々措カサル所
曩ニ米英二国ニ宣戦セル所以モ亦実ニ帝国ノ自存ト東亜ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他国ノ主権ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス
然ルニ交戦已ニ四歳ヲ閲シ朕カ陸海将兵ノ勇戦朕カ百僚有司ノ励精朕カ一億衆庶ノ奉公各々最善ヲ尽セルニ拘ラス戦局必スシモ好転セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス
加之敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ頻リニ無辜ヲ殺傷シ惨害ノ及フ所真ニ測ルヘカラサルニ至ル而モ尚交戦ヲ継続セムカ終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ皇祖皇宗ノ神霊ニ謝セムヤ是レ朕カ帝国政府ヲシテ共同宣言ニ応セシムルニ至レル所以ナリ
朕ハ帝国ト共ニ終始東亜ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ対シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス帝国臣民ニシテ戦陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内為ニ裂ク且戦傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ
惟フニ今後帝国ノ受クヘキ困難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル
然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所耐ヘ難キヲ耐ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス
朕ハ茲ニ国体ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ乱リ為ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム
宜シク挙国一家子孫相伝ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ総力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ国体ノ精華ヲ発揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克く朕カ意ヲ体セヨ
御名御璽
昭和20年8月14日


終戦の詔勅 (玉音放送)



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20190317 MARTH


勝者が敗者を讃えるとき、そうでないとき


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アパッチ族
20190809 アパッチ戦争
画像出所=https://www.notimerica.com/sociedad/noticia-deberia-pedir-perdon-lopez-obrador-yaquis-mayas-comanches-20190326224859.html
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正々堂々と戦って勝利すれば、必ず相手を讃えます。
そうでないときは、必ず相手を悪く言います。
特に自分の側にあからさまな非道があると、これを覆い隠すために、誰かを必ず悪者にします。
それが歴史の必然です。


 ***

歴史上、あらゆる戦争において、
戦いの当事者となる両者が、
互いに、
正々堂々と戦って
白黒をつけたときには、

勝者は
敗者の中にも、
素晴らしい将軍や兵士がいたと、
敵を讃(たた)えます。
例外なく必ずそうします。

なぜなら、
敵が強くて
優秀で
立派で
勇敢であればあるほど、
それを正々堂々と
戦って倒した将軍や国は、
それ以上にすごい将軍や国
となるからです。

ですから嘘を言う必要もありません。
むしろ記録としては、
敵となり破れた側を惜しむ
記録や伝説や文学が生まれます。

源平合戦で勝利した源氏の時代に、
平家一門の立派な最期を説いた平家物語がそうですし、
アパッチ族の勇敢さを讃えた米国もまた同じです。

先の大戦のときに、米国太平洋艦隊を指揮したニミッツ提督は
日本軍の優秀さを讃えました。
硫黄島の戦いの米軍スプルーアンス司令官は、
戦後アメリカに帰ってから十数年間米国全土で
「日本には君達が想像もつかない立派な青年たちがいる」
と講演しています。

蒋介石もまた、
拉孟・騰越の戦いの戦いその他において、
日本軍の勇敢さを称えています。

ところが中共や南北半島にはそれがありません。
とりわけ韓国の発言は常軌を逸しています。
なぜそうなるかという理由は、彼らが、

 正々堂々と
 日本と死力を尽くして
 戦ったことがないからです。


だから捏造してでも悪く言いたいし、
そればかりか、
彼らが彼らの同胞に彼ら自身で行った
大東亜戦争終結後のあらゆる卑怯卑劣残酷な悪事を
すべて日本がやったと嘘を並べて責任転嫁しています。
そうする以外に自分たちを正当化する方法がないからです。
哀れなものです。

 ***

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背中の静ちゃん

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「兄ちやんは征きます。
 泣くなよ静ぃちやん。
 がんばれ!」
この言葉は、たくさんの大石伍長たちからの、「生きることができなかった未来を生きている私たち現代日本人に送られた言葉」といえるのではないでしょうか。


20190808 大阪大空襲
画像出所=http://atamatote.blog119.fc2.com/blog-entry-127.html
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昭和20(1945)年3月13日深夜から14日未明にかけて、グアムを出発した274機の米軍B-29の大編隊が大阪の町を襲いました。
世に言う「大阪大空襲」です。
約2千メートルの低空から、深夜の一般家屋をねらったこの空襲は、大阪の町に大火災をもたらしました。
そして一般の民間人3,987名の死者と678名の行方不明者を出す大惨事を招きました。

九州の任地でこの報に接した大石清伍長は、請願休暇をもらい、一昼夜をかけて大阪駅にたどりつきました。
大阪駅のプラットホームからみた大阪の街は、まるで焼けこげたトタン板を投げ出したような扁平になっていました。
見渡す限りの焼け野原です。
どこを見ても瓦礫の山でした。
その瓦礫の中に、男とも女とも区別がつかない黒こげの死体が、何百と散乱していました。

大石清伍長は、焼け落ちた電線や塀の倒れた上を踏み越え、松坂屋の残骸を目じるしに歩きだしました。
心の中で、ずっと
「生きていてくれよ、
 父ちゃん母ちゃん、
 静(しい)ちゃん」

と叫び続けました。

「静(しい)ちゃん」というのは、彼の妹の静恵さんのことです。

松坂屋の裏手にあった彼の家の附近は、あとかたもありません。
どこがどの家やら分らない。
焼けくずれて飛散した瓦や壁土に半ば埋もれた町会の防空壕だけが、暗い空洞をみせています。
近所や隣組の人たちの姿も見えませんでした。
探し疲れた大石さんは、その夜、壕のなかで眠りました。

翌日、大石さんは、やむなく隊に帰還しました。
その大石さんのもとに、3月25日、一枚の郵便が届けられました。
それは和歌山県の新宮にある母の実家を継いでいる、伯父からのものでした。



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20190317 MARTH


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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』

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私は、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。

ましてや、自分で質問を発したものについて、それぞれお忙しい皆様が、時間を割いて丁寧にご回答くださった者に対し、見下したような論調で応対するならば、それは他のコメントされる皆様、あるいは、それをお読みになる皆様にとって、非常に不愉快極まりないものとなります。

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