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今日のお話は「18禁」です。
終戦後、日本国内に国営の特殊慰安婦施設が置かれたことがあります。
国内向けにはその施設の名称は「RAA」といいました。
「Recreation and Amusement Association」の略です。
直訳すれば「レクリエーションとお楽しみ協会」です。
けれども日本に駐屯した外国人兵向けには、そこは「Sex House」と英訳されました。
そこで米兵の相手をする女性たちは「Serving Ladies(奉仕する淑女)」と呼ばれました。
第一号店が開設されたのは、マッカーサーが厚木飛行場に降り立った日より2日早い、昭和20(1945)年8月28日のことです。
指定されたのは東京・品川の大森海岸の駅前の老舗料理屋であった「小町園」です。
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9月 2日(土)18:30
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第43回 倭塾 公開講座(古事記) 9月21日(木)13:00
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日心会『ねずさんと古事記』出版を祝う会(古事記)10月15日(日)13:30
古事記に学ぶ25の経営学10月26日(木)18:30
第19回 百人一首塾 公開講座(百人一首)11月 3日(金・文化の日)
第2回 名古屋倭塾 公開講座(古事記) *****
「小町園の悲劇」は、この時期に毎年掲載しています。
今回が8度目の掲載になります。
これからも毎年掲載します。
この物語は、安田武、福島鋳郎著『ドキュメント 昭和二十年八月十五日―占領下の日本人』に収蔵された実話です。
原文は文語体です。
読みやすいように、いつものねず式で現代語訳しています。
原文には書いた人の記名がありますが、ここでは割愛しています。
あまりにかわいそうだからです。
「戦争反対、世界を平和に」等々、おおいに結構な話だと思います。
けれど、それゆえに勇敢に戦い散って行かれた先人たち、国を守るためにその時点で真剣に悩み考え行動した先輩や父祖たちを、あとになって、ただ「負けたから」と貶め、冷静に日本を見つめなおそうとする人たちに「右翼」とか「差別主義者」とかレッテル貼りし、声高に非難し貶める行為は違うと思います。
そのようないたずらに対立を煽る行為の極地が、争いであり、戦争であると思うからです。
戦後生まれの私たちは昭和20年8月15日を終戦記念日と呼びます。
終戦とは「戦争が終わった」ことを意味しますが、これは実はとんでもない歴史の捏造です。
この日は日本が戦闘行為を自主的に停止した日であって、戦争が終わったわけではありません。
現にその後の日本は占領されています。占領というのは戦争行為の一部です。
つまり戦争は「終わった」のではなく、「続いていた」のです。
ですから形式的な終戦は、昭和27年4月28日のサンフランシスコ条約発効の日です。
形式的というのは、書面上はそうだということです。
実質的には、いまだ日本には米軍基地があり、実質的な占領状態が継続しています。
良い悪いではなくて、それが事実です。
だから米軍出て行け!も違うと思います。
いまの東亜情勢の中では、中共の軍事的横暴をかろうじて抑えているのが東亜に展開された米軍基地だからです。
このため米軍基地のある東亜の各国では、中共のスパイたちがさかんに「米軍基地出て行け」と煽っています。
日本もそのなかのひとつです。
いたずらに対立を煽る。
実は、このことこそ、戦争や虐殺や悲惨を招く最大の工作です。
そして現実に戦争が起こり、そこで負ければ何が起きるのか。
女性など、もっとも弱い者にそのシワ寄せが行きます。
小町園の悲劇は、そのことのもたらす現実を、私たちに語りかけてくれます。
戦争は、ドンパチしているときよりも、負けたときにより大きな悲惨が振りかかるのだということです。
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