アクセスランキング

先人たちが目指した日本の姿。それは私達の国が常に「よろこびあふれる楽しい国(=豈国)」であり続けることです。


令和元年、新天皇の御即位、まことにおめでとうございます。

20190225 伊勢修養団研修バナー
内容の詳細とお申込みは↑をクリック↑

人気ブログランキング応援クリックこちらから。いつもありがとうございます。

平成31年度倭塾動画配信サービス受講生募集中


いよいよ今日から「令和」年間です。
令和は、「和(なご)み令(せ)しむ」年間です。


20190426 天皇上皇御尊影
(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


令和元年、新天皇の御即位、まことにおめでとうございます。
そこで今回は、元号と天皇の詔(みことのり)のもつ意味について、考えてみたいと思います。

古事記を学ぶとわかるのですが、天照大御神のお言葉というのは、「〜したい」とか「〜しなさい」という希望や期待、あるいは命令を意味するものではありません。
天照大御神は最高神であり、最高神は時空間を超越した御存在ですから、そこで述べられたお言葉は、未来から見た結果や結論であって、期待とは異なるものです。

未来は未確定のものですが、それを確定されるのが最高神のお言葉です。
ですから、すこしわかりにくいかもしれませんが、たとえば天照大御神が「葦原の中つ国は、我が御子(みこ)の知(し)らす国ぞ」とおおせになれば、それはその時点における未来に様々な選択肢があるけれど、結果はそのようになる、ということでもあるのです。
時空を超越した神様のお言葉というのはそういうものです。これを詔(みことのり)といいます。

そして歴代の天皇は、その天照大御神の直系の御子孫として、天上の神々と直接つながるお役目です。
つまり天皇の詔というのは、実はそのまま未来を見通したお言葉ということになります。

『ねずさんのひとりごとメールマガジン』
登録会員募集中 ¥864(税込)/月  初月無料!


20190317 MARTH





その意味からすると、元号は、歴代天皇が決められて下々に示される暦の名であり詔ですから、つまりこれからはじまるその元号年間を一語で結論づけたものということになります。
ですから逆に言うと、その元号の年間が終わったあとにその時代を振り返ってみると、なるほどその時代に起きたことは、まさに元号が示したとおりであったことがわかります。

たとえば「明治」というのは、「明るく治(し)らす」と書きます。
「治らす」という言葉は、天皇、つまり神々のもとにすべての民が「大御宝(おほみたから)」とされることを意味します。
そこで明治を振り返ってみると、世界の有色人種たちが、五百年続いた欧米列強の植民地支配を受けていた中にあって、明治日本は開国し、日清日露を戦って世界に向けて有色人種であっても白人国と対等にたたかうことができるのだ、つまり有色人種も人間なのだということを、まさに世界に示した年間となりました。

そして次の元号の「大正」は「おおいなる正義」を意味する元号ですが、振り返ってみると、まさにその大正年間に、第一次世界大戦を戦い、その後に行われたパリ講和会議において、日本は世界に向けて堂々とかつ高らかに「人種の平等」を宣言した時代となりました。
これが「おおいなる正義」でなくて、他にどのような正義があるのでしょうか。

続く「昭和」は、「和を昭(あきら)かにする」です。「和」というのは、対等を意味する漢字ですが、まさにこの時代の日本は、大東亜を戦い、国土を焼土にしてまで激しい戦いを繰り広げることで、なんと五百年続いた欧米による世界の植民地支配を終わらせています。
有色人種たちは、白人たちから支配し収奪され続けるだけの生活から、ひとりひとりが自分や家族の幸せを求めて生きることができるように変化していきました。
まさに世界の諸国は肌の色の違いにかかわらず対等に生きることができることがあきらかになった時代となったのです。

「平成」は「平らかに成る」と書きます。
その平成年間を振り返りますと、世界の先進諸国が経済成長を遂げる中にあって、経済大国であるはずの日本だけがなぜか横ばいの経済となりました。
世界が右肩上がりに成長している中にあって、日本だけが横ばいということは、日本が世界に遅れをとったということであって、実質的な経済の衰退を意味するのだから、この平成年間は、失われた三十年なのだ、という人もいます。

ところがよくよく考えてみますと、経済成長というのは、目に見える財貨の成長と、もうひとつ、目に見えない成長があります。
居心地の良さとか、美味しさとか、環境の良さなどといったものは、表向きの財貨の経済数字としては出てきませんが、実は人々の生活の向上には欠かすことができないものです。

その目に見えない経済成長という面から、平成年間を振り返って見ますと、たしかに三十年前に七百五十円だった定食は、いまも同じ七百五十円ですけれど、中身の味の良さや店内の環境などは、三十年前とは段違いに進歩しています。
また自動車も、それぞれの車種ごとに三十年前の装備や性能といまのそれを比較すると、やはり今のほうが格段に良くなっている。

同じ三十年間に著しい成長を続けた国よりも、日本の方がはるかに住心地も居心地も良い。
平成日本はなんと、表向きの財の成長だけが人々の生活や生きることにとっての豊かさではない、むしろ平静の中にこそ人々の幸せや豊かさがあることを、世界に向けて証明して見せたと言えます。

同時にこの平成年間には、豊かさを享受しているはずの大国が、実はその内訳を見ると、国内の上位一%の人たちが、国内の富の五〇%を得ていることをも世界の中で明らかにしてしまいました。
この上位層と貧困層の割合は、なんとギリシャ・ローマ時代にあった国民の九五%が奴隷であり、上位の五%の人々の半分が女性であり、支配者である一%の人たちがその国の富を独占していた構造と、実はまったく同じものです。
現代は国民が主役の国民国家の時代と言われていますが、このような構造が本当に国民国家といえるものなのか。そんな問題提起がされるようになった時代でもありました。

さて、いよいよ今日から「令和」年間です。
令和は、「和(なご)み令(せ)しむ」年間です。
対等を意味する「和」であることが、神様からの命令なのです。
二〇世紀までの世界は、対立と闘争の世界でした。
けれど神々は「対立よりも和、闘争よりも結(ゆ)い」をお望みであることが示されました。

令和年間が、とても楽しみに思えるのですが、みなさんはいかがでしょうか。

お読みいただき、ありがとうございました。

人気ブログランキング
↑ ↑
応援クリックありがとうございます。

講演や動画、記事などで有償で活用される場合は、
メールでお申し出ください。

nezu3344@gmail.com

【お知らせ】
<倭塾、倭塾ゼミ・他>
会場は都営新宿線船堀駅前にある「タワーホール船堀」です。
4月27日(土)13:30 第60回 倭塾(研修室)
5月11日(土)18:30 第37回 日本文化を学ぶ倭塾ゼミ(401会議室)
5月19日(日)13:30 第61回 倭塾(401会議室)
6月1〜2日 日心会10周年記念神話を体感する伊勢修養団研修 ※開催場所:伊勢市)
6月8日(土)18:30 第38回百人一首塾(402会議室)
6月23日(日)第62回 倭塾公開講座(307会議室)
7月6日(土)第63回 倭塾公開講座(307会議室)
7月20日(土)第39回 百人一首塾(407会議室)



動画【CGS ねずさん 古事記のセカイ】
はじめに
01-01 私達はなぜ神話を学ぶのか
01-02 古事記と日本書紀の違いとは
第一章
02-01 隠身と別天神
02-02 創生の神々と十七条憲法のただならぬ関係とは
03-01 諸命以と修理固成という重要語
03-02 見立てると成り成りて
03-03 ヒルコをめぐる三つの意味とは
03-04 神議(かむはか)り
03-05 国生みと神生み
03-06 イザナミの神避りと古代の葬祭


動画《大人のための修身入門》
01 修身教育とは
02 誠実
03 孝行
04 礼儀
05 博愛
06 公益
07 よい日本人
08 自立自営
09 我が郷土
10 人の名誉を重んじる
11 勇気
12 進取の気象
13 信義
14 国旗
15 慈善 






関連記事

コメント
平成が平らかに成った
平成が突出して異常気象と災害の連発であったことは、データで明瞭に検証されています。
新天皇は、上皇上皇后の思想そのままを受け継いて「平和憲法護持」論者でいらっしゃいます。
ねずさんはGHQ憲法の肯定者ですか?
新天皇が人工膀胱で潔斎叶わず、従って祭祀ができません。霞が関か政府のトップに
パイプがお有りなら、確かめてくださいませ。
歴代の天皇の中には、道を踏み外した方もおいでなのはご承知でしょうに、なぜ
無条件尊崇出来るのか、不思議です。
2019/05/03(金) 16:00 | URL | みずほ #-[ 編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2019/05/02(木) 16:43 | | #[ 編集]
いつもながら見解に共感いたします。
黎明へのあいさつっていう言葉がありましたよね。先生。確かカーネギーの本のなかに。音読みのれいという発音はいい響きですね。
2019/05/01(水) 21:45 | URL | 谷山靖浩 #1n9Tsjm2[ 編集]
令和の御代を壽ぎます
先ずは令和の御代を壽ぎます。
「変なひと」が増えている?
人様と関わらず攻撃ばかり?
何にでもイライラしている?
そんな気がする近頃ですが、安穏な令和の御代を心から願っています。

科学や技術はどんどん発達し、更に「便利」になることでしょうけど…内面的にもっと成長して穏やかに暮らしながら日本の国柄を護りたい…私はそう思っています。
2019/05/01(水) 13:11 | URL | takechiyo1949 #-[ 編集]
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
*引用・転載について
ブログ、SNS、ツイッター、動画や印刷物作成など、多数に公開するに際しては、必ず、当ブログからの転載であること、および記事のURLを付してくださいますようお願いします。
ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』

『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦

『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
最新刊
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』

スポンサードリンク
カレンダー
05 | 2019/06 | 07
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最新記事
最新コメント
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク
このブログをリンクに追加する
リンク2
スポンサードリンク
<
カテゴリ
月別アーカイブ
スポンサードリンク
解析
スポンサードリンク
ねずさん(小名木善行)著書
↓最新刊↓


↓好評発売中↓








ねずさんメルマガ
ご購読は↓コチラ↓から
ねずブロメルマガ
ご寄付について
ねずブロはみなさまのご支援で成り立っています。よろしかったらカンパにご協力ください。
【ゆうちょ銀行】
記号番号 00220-4-83820
【他金融機関から】
銀行名 ゆうちょ銀行
支店名 〇二九(店番029)
種目  当座預金
口座番号 0083820
口座名義 小名木善行
【問い合わせ先】
お問い合わせはメールでお願いします。
nezu3344@gmail.com

講演のご依頼について
最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
テーマは、ご自由に設定いただいて結構です。
講演時間は90分が基準ですが、会場のご都合に合わせます。
E-mail nezu3344@gmail.com

講演テーマ
<ご参考>
古事記に学ぶ経営学
古事記に学ぶ日本の心
百人一首に学ぶ日本の心
女流歌人の素晴らしさ
日本人の誇り
その他ご相談に応じます。
検索フォーム
スポンサードリンク
関連サイト
祝日には国旗掲揚を!
御国旗セット
¥2,190

大型御国旗セット
[ステンレス製3mポール付き]
¥4,800

御国旗伸縮ポールセット【大サイズ】
¥3,000

御国旗セット L
[ マンション設置用 Lタイプ テトロン 国旗 ]

台灣民政府
台湾民政府
サンフランシスコ講和条約で、日本は台湾に関して処分権は連合国に提供しましたが、領土の割譲は行っていません。条約以降、連合国も日本も台湾の処分先を決めていません。つまり台湾はいまも日本であり、台湾にいる1500万人の戦前からいる台湾人は、日本国籍を有する日本人です。私は台湾民政府を支持します。
お薦め書籍1

日中戦争-戦争を望んだ中国 望まなかった日本


江戸の自治制


幻の黄金時代


ドキュメント自衛隊と東日本大震災

スポンサードリンク
コメントをくださる皆様へ
基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメントは、削除しますのであしからず。
最新トラックバック
AdSense
コメントをくださる皆様へのお願い
いつもたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。
ほんとうに皆様のコメントが、とっても嬉しく、かつありがたく拝読させていただいています。

議論というものは、すくなくともこのブログのコメント欄が、国政や地方自治、あるいは組織内の意思決定の場でなく、自由な意見交換の場であるという趣旨からすると、互いに互譲の精神を持ち、相手を尊敬する姿勢、ならびに互いに学びあうという姿勢が肝要であると存じます。

私は、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。

ましてや、自分で質問を発したものについて、それぞれお忙しい皆様が、時間を割いて丁寧にご回答くださった者に対し、見下したような論調で応対するならば、それは他のコメントされる皆様、あるいは、それをお読みになる皆様にとって、非常に不愉快極まりないものとなります。

従いまして、謙譲・互譲・感謝、そして学ぶという姿勢のない連続投稿、粘着投稿に類する投稿をされた方については、以後のコメント書き込みを、管理人である私の判断で投稿の禁止措置をとらせていただきますので、あしからずご了承ください。
エディタ・コミュニティ
edita.jp【エディタ】
amazon
通州事件の真実
通州事件を実際に体験された女性の手記です。
クリックするとテキストファイルが開きます。
https://docs.google.com/file/d/0B9Dh1-gISO9CZERHN2oxempSeEk/edit
ねずブロの拡散・転載について
当ブログの日本の心を伝えるための適法かつ前向きな拡散はおおいに歓迎です。 ただし適法な引用でないと、著作権侵害で処罰されることがありますのでご注意ください。
RSSリンクの表示
FC2ブックマーク

PING送信プラス by SEO対策

QRコード
QRコード
スポンサードリンク