• 戦わざれば亡国、戦うもまた亡国 永野修身元帥


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    戦わないなら国が滅び、戦ったとしても国は滅びる。
    けれど戦わずに国が滅びるというのは、日本民族が身も心も永遠に国を失うことになります。
    もし戦い、護国の精神に徹するなら、たとえ戦いに勝てなかったとしても、祖国を護るという日本精神が残ります。
    そうすれば私たちの子孫が、必ず再起しあるいは三起する。


    20181122 永野修身
    画像出所=https://the-liberty.com/article.php?item_id=14764
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


    この記事も、2011年以来、毎年この時期に掲載しているものです。
    この記事がもとになって、実は以前、ある女性とお会いしました。
    その女性は、戦後、高名な父のために、学校では教師から、職場でも上司からさんざんなイジメにあわれたそうです。
    だから「父を恨みました」とおっしゃっていました。
    けれど職場を定年退職後に、海自の皆様からたくさんの励ましをいただき、そしてある日、ねずブロのこの記事にであわれたのだそうです。
    そして、父がどのような思いで開戦の決断に至ったかを知ったとき、滂沱の涙が止まらなかったそうです。

    特に近現代史においては、このブログからそれぞれの直接のご子孫の方から、お手紙やメールをいただいたり、あるいは直接お会いすることになったりすることがあります。
    ブロガー冥利に尽きる瞬間です。
     
     *

    戦時中の元帥(げんすい)で海軍大将、第二十四代聯合艦隊(れんごうかんたい)長官、第三十八代海軍大臣、第十六代海軍軍令部(ぐんれいぶ)総長という「海軍の三長官全てを経験」した唯一の軍人が永野修身元帥です。

    よく「軍人は戦争好き」などという人がいますが、バカが言うことです。
    あたりまえのことですが、そのような好戦的な人物には、たとえ軍人とはいえ、人が誰もついていきませんし、そのような人物はそもそも出世できません。

    軍人は、戦いが始まれば、真っ先に死ぬ可能性が高い人たちなのです。
    その軍人たちには、妻もあれば子もいるのです。
    そして目の前で戦友に死なれた悲しみを背負うのです。
    諸外国のことは知りませんが、日本では古来、武人や軍人ほど戦いの厳しさを知って戦いの回避を願わない人はいなかったのです。

    我が国の歴史の中で、昭和16年(1941年)にはじまる大東亜戦争は、たいへん大きな重みを持った事件です。
    その大東亜戦争がいよいよ開戦という方向に向かったとき、終始一貫して戦争に反対したのが、当時海軍の軍令部長だった永野修身元帥です。
    彼は太平洋まで出て米国と直接対決するという案に、「あまりにも博打すぎる」と、猛反対をし続けています。

    最終的には、山本五十六らが「太平洋に出て行くという作戦が通らなければ連合艦隊司令部一同が総辞職する」と永野に詰め寄り、結果とし永野も折れました。
    けれど永野元帥は、むしろ南方資源地帯の確保と、本土防衛を主軸とした漸減邀撃作戦でいくべきとの考えでした。



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    20190317 MARTH

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小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』

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