• 今日は関東大震災があった日


    


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     このところあちらこちらで申し上げていることですが、わが国は「農業国家」であったとよく言われるけれど、実はそれは言葉足らずで、稲作の振興も、和を大切にする社会性も、世界で最も自然災害の多い国土だからこそ育まれたものであって、その意味でわが国は、古来「災害対策国家」であり続けたということができます。
     その形が崩れたのは、戦後になってから。
     国家緊急時に備えることは、災害の多い日本では、実はもっとも中心となるべき最大の政治課題であるということを、私たち日本人はあらためて確認し、認識すべきではないかと思います。


    20190901 関東大震災
    画像出所=http://vergil.hateblo.jp/entry/2017/12/17/173219
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


    関東大震災は、大正12(1923)年9月1日午前11時58分に関東地方で発生したマグニチュード7.9の巨大地震です。
    地震の震源地は相模湾北西沖80km。
    千葉県・茨城県から静岡県東部までの広い範囲で、日本災害史上最大の被害を発生させました。

    被害の概況は次の通りです。
     死者・行方不明者 14万2800人
     負傷者      10万3733人
     避難人数     190万人以上
     住家全壊     12万8266戸
     住家半壊     12万6233戸
     住家焼失     44万7128戸(全半壊後の焼失を含む)
     その他      868戸

    大津波を伴った東日本大震災でさえ、死者・行方不明者数は18,456人です。
    では地震が関東で起きたから、被害が14万名余にも広がったのでしょうか。

    実は関東では過去にも大きな地震が起きています。
     元禄地震  死者     約1万名
     天明地震  死者       少数
     安政地震  死者    7,444名
     
    関東大震災は、当時の家屋が木造であったために火災が広がったと言われますが、元禄、天明、安政の頃だって、江戸の家屋は木造です。
    人口が違うという人もいるかもしれません。
    江戸時代の江戸の人口は(諸説ありますが)おおむね200万人から250万人であったといわれています。
    手元に大正9年の東京市の人口の資料があるのですが、それよると、震災当時の東京市の人口は、217万3,201人です。
    なんと、江戸も東京も、人口は大差ないのです。

    そして実は、関東大震災においても、震災そのもの、あるいは震災時の建物倒壊や火災よって亡くなったり行方不明になった人は、やはり、1万名程度とされているのです。
    つまり14万人の死者・行方不明者のうち、なんと13万人が、震災そのものではなく、別の理由でお亡くなりになっているのです。
    では、その理由とは何でしょう。



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    20190317 MARTH



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小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
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