黄河文明、長江文明



世界中、どこの国に行っても、その国の人々は、だいたい同じような顔立ちをしています。ドイツに行けば、やはりドイツ系の人たちが大勢いるし、スペインに住むスペイン人とも、スエーデンなどの北欧人とも、人種的特徴が、我々日本人の目から見ても明らかに違います。
ところが日本人は、日本食を食べ、日本語を話すからなんとなく顔の筋肉のつき方は共通しているものはあるけれど、よくみれば、生粋の日本人であっても、どう見ても白人の血が混じっているような顔立ちの人もいれば、菅総理のように中東系の顔立ちの人もいる。あるいはどうみてもカンボジア系の顔立ちの人もいますし、インド系の人もいます。要するに「混じっている」のです。
けれど、同時に、ほぼ全ての日本人は、古代縄文人のDNAを持っています。つまり血は混じっているけれど、生粋の日本人のDNAがちゃんと保存されている。
それさえも失われてしまったチャイナとは、違うのです。

20191202 長江文明



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小名木善行です。

チャイナといえば、世界四大文明の中の「黄河文明」発祥の地とよく言われますが、実はその「黄河文明よりも、さらに2000年歴史の古い「長江文明」というものが存在した、ということが考古学的に明確にわかっています。
そしてそれらの遺跡の出土から、もともとチャイナには揚子江の流域に稲作農業を営むモンゴロイドの長江文明が、先にあったということもわかっているのです。

この長江文明の遺跡は、古いものになればなるほど、いわゆる「対人用の武器」の出土がありません。
要するに長江文明は、日本の縄文文明と同様、働くこと、助け合うことを旨とする文明であったということが立証されています。

ところがあるとき、チャイナの二大河川のひとつである黄河の流域に、黄河文明が起こります。
その黄河文明の遺跡から出土する人骨のDNAを分析してみると、なんと遺骨はモンゴロイドではなく、コーカソイドであったというのです。
コーカソイドというのは、白人種のことです。

どういうことかというと、もともと農業で生計をたてていたモンゴロイドの長江人たちが、チャイナで文明を築いていたわけです。
農業は人と争っていたら田畑が荒らされ農作物ができません。
みんなで協力し合うことで農業生産高を上げ、家族を養います。

そこにある日、ヨーロッパ系の狩猟採取民族であるコーカソイドが現れる。
大型動物を狩って食を賄うコーカソイドは、大型動物を追って、どこまでも移動していきます。
そして大型動物を狩るには、大型の武器が必要です。
その大型の武器は、当然のことながら対人用武器にもなります。
そんなコーカソイドたちにとって、武器を持たないモンゴロイドの長江人たちは、格好の略奪相手となるわけです。

生まれてこの方、武器を持ったことも見たことも使ったこともない定住型の長江人たちは、武器を持って戦うことに慣れたコーカソイドたちからみれば格好の獲物です。
なにせ武器を持っていないのです。
食い物も女も奪い放題です。
おそらくは皆殺しなどもあったことでしょう。
なにせ人種も違えば、言語も違うのです。
相手は「ヒト」ですらないし、それを取り締まる法もなければ警察もない時代です。

黄河人たちから略奪暴行を受け続けた長江人たちは、当然のことながら、そのまま黙ってみてはいません。
集団で、なんとかして自分たちの生活を守ろうと、ついには戦うことを選択します。
彼らは黄河人たちを見つけ次第、殺したりもしたかもしれません。

仲間を殺されたら、黄河人だって黙っていません。こちらも徒党を組んで集団で長江人と戦うようになる。
長江人たちにしてみれば、略奪暴行殺害された恨み、黄河人にしてみれば仲間を殺された恨み、互いの深い怨恨による戦いです。
当然、その戦いは酸鼻を極めたものになる。

要するに、黄河人出現以来のチャイナ5000年の歴史というのは、こうして互いに殺し合い、奪い合い、略奪や強姦をしあい、権謀術数をもって相手を殲滅し、約束を破り、支配し支配される関係を構築し、一方で農業を営む者は、身を守るために徹底的に排他的にならざるを得なかったという歴史です。
そうやって「進化」してきたのが、いまのチャイニーズである、ということです。
このため、チャイニーズの外見上の特徴は、モンゴロイドになりましたが、これは奪いにきたコーカソイドよりも、農業をして自活するモンゴロイドの方が人口が圧倒的に多かったからです。

長い年月の間に、血が混じり、いまではチャイニーズの外見上の遺伝的特性は、モンゴロイドのそれとなっています。けれど、政治的文化的には、殺し殺されるという関係から、農業立国した同じモンゴロイドの日本人とは、まるで異なる進化を遂げました。

我々日本人は、同じ日本列島の中で長い歴史を紡いできましたから、同じ場所にいる人たちは、大昔から同じ場所にいたのだと思いがちです。
けれども大陸は陸続きです。
そして人間は、動く生き物です。だから動物と言います。
気象変動によっても人は動くし、戦乱によっても人が移動します。

チャイナの中心となる北京や南京、上海や重慶などがあるエリアを中原(ちゅうげん)と言いますが、その中原に秦、漢、魏蜀呉の三国、隋、唐などの王朝が誕生しました。
近いところでは、元、明、清などの王朝が誕生しましたが、元から明、明から清へと王朝が交代したときには、疫病や飛蝗(バッタの大群)などの被害により、人口の8割が失われたことが記録上も明らかになっています。
その誰もいなくなったところに、白蓮教徒やってき築いた王朝が元だし、元が疫病で北方に逃げたところに女真族がやってきて築いた王朝が清です。

白蓮教の朱元璋は、明王朝を打ち立てたとき、ただでさ人口の減った中原で毛沢東顔負けの大虐殺を行ったことは歴史の記録に明確だし、清王朝も同様です。
つまりチャイナでは、王朝がかわるたびに、住んでいる人々そのものが、ほとんど入れ替わってしまっているわけで、その意味で、古代におけるチャイナ王朝を形成した人々と、いま中原にいる人々とは、全く別な民族であり、全く別な人々による国家であるに他なりません。

いまも中共は、ウイグル、内モンゴル、チベットなどに対する人為的な弾圧を行なっていますが、結局のところ、もともとをたどれば黄河流域に住み着いたコーカソイドと、長江のあたりに住んでいたモンゴロイドとの骨肉の争いが、およそ4千年経ったいまでも、続けられているということになります。

日本にも、たくさんの外国人がやってきました。
そこには東洋人だけでなく、青い目や金髪の白人種もいたし、黒人さんたちも大勢、日本にやってきています。
それは飛鳥時代にもあったし、奈良時代にもあったし、平安時代の初め頃には、なんと人口の3分の1が外国からの帰化人であったことが、これまた記録に書かれています。

ところが日本の場合、海外諸国と海で隔てられていることが幸いして、人種の混合が、時間をかけてゆっくりと、もっというなら「なんとなく」進んでいきました。
加えて日本列島は天然の災害の宝庫だし、国是としてきたことは、お米による被災者への援助です。
ですから人々は、等しく同じ日本列島の住民として、天皇の「おほみたから」となって、暮らしてくることができました。

世界中、どこの国に行っても、その国の人々は、だいたい同じような顔立ちをしています。
ドイツに行けば、やはりドイツ系の人たちが大勢いるし、スペインに住むスペイン人とも、スエーデンなどの北欧人とも、人種的特徴が、我々日本人の目から見ても明らかに違います。
ところが日本人は、日本食を食べ、日本語を話すからなんとなく顔の筋肉のつき方は共通しているものはあるけれど、よくみれば、生粋の日本人であっても、どう見ても白人の血が混じっているような顔立ちの人もいれば、菅総理のように中東系の顔立ちの人もいる。あるいはどうみてもカンボジア系の顔立ちの人もいますし、インド系の人もいます。
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※この記事は2010年10月の記事のリニューアルです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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小名木善行でした。


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コメント

アッキー

古朝鮮文明とかいう発明論
黄河だの長江文明だのという前に、お隣の某半島国では、古朝鮮文明という超古い文明があって、中国の東側、朝鮮半島そして日本列島もその版図だったという論文が発明されて、真面目に教えられているそうです。ただし、それを検証すべき考古学的発見は、まだないとか。あるわけないですよね。そんなもの。実際にありもしないものを、あったようにいってるだけでしょう。そこへいくと、黄河文明そして長江文明の存在は、遺跡発掘などの考古学的発見で、発見され検証されてきたこと。古代における悲惨な文明間の争いであったわけですね。聞けば、日本人のDNA の中に、長江文明からの影響が見られるとかですが、稲作の技術その他を持って、日本列島にたどり着いた先祖がいたのでしょうね。

whyp

結局のところ、日本人は単一志向混血民族なのかも知れない。

松さん

四大文明をどう考えるか
「国」というか、地球上の各「地方」には、ご当地なりの古い出来事は沢山あっただろうと想像します。
考古学や歴史の専門家ではありませんから「そうなんだ~!」と聞くしかありませんけど、事実を確かめるのは、その道のプロでも容易では無いと思います。
『私見だ!証拠を出せ!』
そんな反論も私見のひとつです。
素人は双方を傍観するだけです。
しかし、そこから何かを学ぶ。
それも人各々でしょうから、文句を言われる筋合いはありません。
ねずブロの世界観を否定する必要は無いと、私は思っています。
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Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
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執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
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