• いくつかの遺書


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    いくつかの遺書を紹介します。
    日本人なら、何かを感じるはずです。
    ご一読されてみてください。
    できれば、最後までお読みいただければと思います。


    出水「特攻神社」
    20200202 特攻神社
    画像出所=http://blog.livedoor.jp/hiromispecial2/archives/52246585.html
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


    二人で力を合わせて努めて来たが終に実を結ばずに終わった。
    希望を持ちながらも心の一隅であんなにも畏れていた“時期を失する”ということが実現してしまったのである。
    去る10日、楽しみの日を胸に描きながら池袋の駅で別れたが、帰隊直後、我が隊を直接取り巻く状況は急転した。発信は当分禁止された。点々と処を変えつつ多忙の毎日を送った。
    そしていま、晴れの出撃の日を迎えたのである。

    便りを書きたい、書くことはうんとある。
    然しそのどれもが今までのあなたの厚情に御礼を言う言葉以外の何ものでもないことを知る。
    あなたのご両親様、兄様、姉様、妹様、弟様、みんないい人でした。
    至らぬ自分にかけて下さったご親切、全く月並みの御礼の言葉では済みきれぬけれど、「ありがとうございました」と最後の純一なる心底から言っておきます。

    今は、徒に過去における長い交際のあとをたどりたくない。問題は今後にあるのだから。
    常に正しい判断をあなたの頭脳は与えて進ませてくれることと信ずる。
    しかしそれとは別個に、婚約をしてあった男性として、散ってゆく男子として、女性であるあなたに少し言って征きたい。

    あなたの幸せを希う以外に何物もない。
    徒に過去の小義に拘ること勿れ。あなたは過去に生きるのではない。
    勇気をもって過去を忘れ、将来に新活面を見出すこと。
    あなたは今後の一時一時の現実の中に生きるのだ。

    穴沢は現実の世界にはもう存在しない。
    極めて抽象的に流れたかも知れぬが、将来生起する具体的な場面場面に活かしてくれるよう、自軍勝手な一方的な言葉ではないつもりである。
    純客観的な立場に立って言うのである。

    当地は既に桜も散り果てた。
    大好きな○葉の候が此処へは直きに訪れることだろう。
    いまさら何を言うかと自分でも考えるが、ちょっぴり欲を言ってみたい。

    1 読みたい本
      万葉、句集、道程、一点鐘、故郷
    2 観たい画
      ラアフェル「聖母子像」、芳崖「悲母観音」
    3 智恵子、会ひたい、話したい、無性に。

    今後は明るく朗らかに。
    自分も負けずに朗らかに笑って征く。

    昭和20年4月12日
    智恵子様

    穴沢利夫少尉 福島県出身 中央大学卒
    陸軍特別操縦見習士官1期
    陸軍特別攻撃隊 第20振武隊
    昭和20年4月12日沖縄周辺洋上にて戦死 23歳



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  • たおやかにやまとなでしこ咲きにけり りんと気高くたじろぎもせず


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    たったひとりの日本人女性の毅然とした態度と行動が、勝者である英国人将校の心を変え、多くの日本人女性を救った。
    この事実は、私たち戦後の日本を生きる者が忘れていけないエピソードではないかと思います。


    20200202 やまとなでしこ
    画像出所=https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%87%E3%82%B7%E3%82%B3
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    長谷川 伸(はせがわ しん)といえば「沓掛時次郎」、「 一本刀土俵入」など 股旅もので、一世を風靡した作家です。
    その長谷川伸の書いた本の中に『日本捕虜志』があります。
    第4回菊池寛賞を受賞した本で、その中で二木可南子さんという実在の女性が紹介されています。
    現代文に訳してご紹介します。
    あとに私の所感を書いてみたいと思います。
    きっと何かを感じていただけると思います。

    ーーーーーーーーーーー
    彼女は、日本が降伏した昭和20年当時、数え年20歳でした。
    東京で陸軍に徴用され、同じ年頃の娘3人とともに、シンガポールの医薬部隊に配属されていました。

    可南子さんの父、二木忠亮氏は、はイギリスのロンドンで個人商店を営んでいました。
    そのため可南子さんはロンドン生まれのロンドン育ちです。
    もちろん英語はペラペラです。

    ある日、可南子さんの母がロンドンで亡くなり、父は娘を連れて日本に帰国しました。
    やがて戦争が始まり、父は徴用され、大尉相当官として英語通訳を命ぜられ、マレー半島の攻略軍に配属されました。
    娘の可南子さんも徴用されました。
    可南子さんは「父のいるシンガポールへ行きたい」と条件をつけたのが聞き入れられ、医薬部隊に配属されました。



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  • 蔡焜燦先生の「元日本人の歩んだ道」


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    「日本」はあなた方現代日本人だけのものではない。
    我々「元日本人」のものでもある。


    蔡焜燦先生
    20200202 蔡焜燦先生
    画像出所=https://www.taipeinavi.com/special/5048354
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    トップの言葉は、司馬遼太郎が「街道を行く」の「台湾紀行」を書いたときに、台湾でガイドをしてくれた蔡焜燦(さいこんさん)氏の言葉です。
    蔡焜燦氏は、台湾人の実業家で、半導体デザイン会社を経営するかたわら、司馬遼太郎の著書に案内役の「老台北(ラオタイペイ)」の愛称で登場しています。

    以下、伊勢雅臣さんの国債は日本人養成講座の4年ほど前のメルマガにあった本文をまるごとご紹介してみます。

    ~~~~~~~~~~~
    ■■蔡焜燦~元日本人の歩んだ道■■

    「日本」はあなた方現代日本人だけのものではない。
    我々「元日本人」のものでもある。

    ──────────
    1.歴史を共有した同じ国民
    ──────────

    司馬遼太郎は「小生は七十になって、自分は『街道をゆく』の『台湾紀行』を書くために生まれてきたのかな、と思ったりしています」と言っていた。
    台湾の日本統治時代に育った人々の間で、「台湾紀行」はかつての祖国・日本が再び台湾に関心を寄せてくれたと大変な熱狂を呼び起こした。
    李登輝前総統の曽文恵夫人は、司馬遼太郎が亡くなった時に、次の追悼の和歌を詠まれた。
    もちろん日本語で。

     今もなお
     心にうかぶ台湾紀行
     夢と希望の国なれかしと

    この「台湾紀行」に、ガイド役として登場するのが、蔡焜燦(さい・こんさん)氏である。
    平成5年1月2日、取材のために台北を訪れた司馬を、蔡さんは日本陸軍の「歩兵操典」そのままの挙手の礼で出迎えた。
    終戦時、蔡さんは奈良で陸軍航空整備学校に学んでいた。
    その時の教官が司馬と同期に当たるため、「上官」として敬礼で迎えたのである。

    司馬はすこしためらい勝ちに答礼したが、なかなか挙手の手を下ろさない。
    蔡さんは直立不動のまま「司馬先生、そちらが上官だから先に下ろしてください」と言わねばならなかった。
    以後、この敬礼は二人だけの挨拶として続けられた。
    司馬と蔡さんは、かつて歴史を共有した同じ国民であったのだ。



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  • 霊(ひ)と身、そして願兼於業


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    心を空(から)にして、今この瞬間を生かされているよろこびを素直に感じ取ってみる。
    そしていつも自分とともにいてくれる自分の霊(ひ)に感謝する。
    そうすることで、霊(ひ)はたいせつなことを身に思い出させてくれるのだそうです。


    20200125 赤龍
    画像出所=https://ameblo.jp/syugosyakara/entry-12407448334.html
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    「願兼於業(がんけんおごう)」というのは、もともと天台宗にある思想です。
    唐代の天台宗の僧侶、湛然(たんねん:妙楽大師ともいう)の言葉で、読み下しは
    「願って業(ごう)を兼(か)ぬ」です。

    どういう意味かというと「人はこの世に生まれてくるときに、先に人生の設計図を描いて生まれてくる」
    豊かな家に生まれながら、何もかも失う人生があったり、貧しい家に生まれながら、一代で財を築いたり、特別な体力に恵まれて運動分野で素晴らしい成績を残したり等々、人には様々な人生がありますが、その人生は、あらかじめ自分で描いて生まれてきたものである、というのが「願兼於業」です。

    要するに、人は肉体があるだけの存在ではなくて、先に霊(ひ)《あるいは御魂(みたま)ともいいます》があり、その霊(ひ)が、より高度な霊(ひ)になるために、この世に身(み)《肉体のこと》という重みを持って生まれてくる。

    肉体が重みだというのは、たんに体重が重いということではなくて、できることに制限制約があることです。
    何をするにしても、すべて階段を一段一段登らないと二階に行けないように、順番にものごとを行っていかなければならないのが身の特徴です。
    しかも、途中で足を踏み外したり、転んで怪我をしたり、人とぶつかったり、ただ階段を登りたいだけなのに、なんだかわけのわからない重たい荷物をいっぱい背負っていて、一段上がるのもたいへんだったりする。

    霊(ひ)だけなら、ドラえもんの「どこでもドア」を持っているようなもので、どこにでも瞬時に行けるし、タケコプターに乗って空を飛ぶこともできるし、机の引き出しのタイムマシンで過去の世界や未来世界に行くことも可能です。
    それが「身(み)」の世界では、いずれもまったくできなくて、何をやるにも、一歩ずつの前進。
    しかも、失敗して転がり落ちるときは、いっきに何千メートルも落ちたりする。
    パラシュートでも持っていれば良いけれど、持っていても、それが開かなかったりと、とにかく身の世界は、難題ばかりが続くわけです。



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  • 片平観平を偲ぶ


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    天が大任を与えようとするときには、強烈な試練を与えます。
    試練に負けず、めげず、怖(お)じず、そして逃げずに、たゆまず雄々しく前に進もうとするとき、はじめて天はその人に任を与える。逆に言えば、いまとってもつらいことであっても、途中でめげたら次はない、ということです。
    どこまでも、いつまでも正しい心で前に向かって歩み続ける。
    すくなくとも、いい歳をして月に1500万円ものお小遣いをもらいながら、公のために何ら尽くすことをしない鳩ぽっぽのような者や、何十億もの財産を貯め込んだというどこぞの親玉さんよりも、一文無しになったかもしれないけれど、この片平観平の生き様の方が、私には、はるかに日本的であり、魂のレベルで尊敬できる生き様という気がします。


    20200130 白石用水路
    画像出所=http://volvolife.jp/author/sakusha/mymother/index.htm
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    天保年間というのは、その前の時代が文化文政時代で、これは世にいう「化政時代」、元禄が上方(関西)文化が花開いた時代なら、化政時代はまさに江戸庶民文化が花が咲いた時代です。

    天才歌舞伎役者の7代目市川団十郎が、市川家の名を不動のものにした時代であり、絵画では、フルカラーの印刷技術が確立し、版画を用いて作られた当時の新聞(かわら版)がフルカラーとなり、東海道五十三次の安藤広重や、歌麿、北斎が活躍したのもこの時代、本居宣長が古事記全巻の通釈本を出し、杉田玄白らが解体新書を出版し、十返舎一九が東海道中膝栗毛を書いたというのも、この時代です。

    だいたい江戸中期を描いた映画作品などが舞台にしているのも、まさにこの時代といった方がイメージをつかみやすいかもしれません。

    それだけ江戸庶民文化が華やいだ背景には、第11代将軍徳川家斉がわりと派手好きで、江戸の貨幣経済をおおいに発展させた、という背景があります。
    ところがこのことが、同時に大きな問題を起こしたのも、化政時代であったわけです。

    どういうことかというと、もともと徳川幕府というのは、税を米で収めさせたり、武士の給料(俸禄)を米で支払ったりと、物を買うことよりも、人が食うことを国の中心・柱とした政治体制です。
    だから贅沢よりも質素を好み、道徳規範を大切にして、みんなが食えるための共同体としての統治を国政の中心に据える社会を築きました。

    ところが徳川家斉という、貨幣経済大好き、贅沢大好きという将軍が登場したのです。
    しかもまる50年の統治者となりました。
    家斉という人は、たいへんな好色家で、なんと側室40人、できた子供が男28人、女子27人と、都合55人もの子を儲け、あまりに夜な夜な励むので、松平定信から「あまりに回数がすぎるとお体にさわりますぞ」と注意をされるほどだったといいますから、すごいものです。



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  • 尋常小学校6年生の修身の教科書から


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    いまの日本は、解体的出直しが必要といわれます。
    左の方も右の方もそのようにおっしゃいます。
    スクラップアンドビルドです。
    けれどその「ビルド」の方向を間違えたら何の意味もありません。
    その建て方が、左翼的な思考であったり、古来からある日本の姿を否定するものであるのなら、それは決して国民にとって良い方向にはならない。
    ということは、出直し云々の前に、まず日本の形を正しく掴(つか)み、それを常識化していくことが重要です。


    20200128 筑後川
    画像出所=http://fmbo.blog84.fc2.com/blog-entry-57.html
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    九州は久留米の東側に筑後川(ちくごがわ)があります。
    かつてこの流域の地方は、水は近くにあるのですが、川が低くて、流れが急なために田になかなか水が引けず、そのために作物が十分に採れず、住民たちがたいそう貧しい生活をしていました。

    江戸時代の初めごろ、この地方に栗林次兵衛、本松平右衛門、山下助左衛門、重富平左衛門、猪山作之丞という五人の荘屋さんがいました。
    五人は、村の困難をどうにかして救おうと相談しました。
    そしてついに、筑後川に大きな堰を設けて、掘割を造って水を引こうと決めました。

    測量も行い、成功の見込は立ちました。
    けれど、これまで誰も計画したことのない大工事です。
    人夫もたくさんいるし、費用もかかる。

    けれど藩政は苦しい台所事情です。
    藩の許可を得るのは、現実の問題として、なかなか容易なことではありません。
    そこで五人は、
    「ワシらがいったん思い立った以上は、たとえどんなことがあってもきっとこれを成就しよう。それまでは、五人の者は一心同体であるぞ」と、堅く誓いあいました。

    五人はそれぞれに村人たちを集め、みんなに計画を話しました。
    みんなも協同して働くと誓いあってくれました。



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  • 市丸利之助(いちまるりのすけ)海軍中将のルーズベルトニ与フル書


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    わたしたちはいま、豊富な物量をたのみとした貴下の空軍の爆撃や、艦砲射撃のもと、外形的には圧倒されていますが、精神的には充実し、心地はますます明朗で歓喜に溢れています。なぜならそれは、天業を助ける信念に燃える日本国民の共通の心理だからです。
    けれどその心理は、あなたやチャーチル殿には理解できないかもしれません。 わたしたちは、そんなあなた方の心の弱さを悲しく思い、一言したいのです。


    20200123 ルーズベルトに与ふる書
    画像出所=https://youtu.be/kn7jx4qgsnQ
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています)


    硫黄島で散華された市丸利之助(いちまるりのすけ)海軍中将が、米国大統領のルーズベルトに与えた書を現代語訳してご紹介します。
    この現代語訳した書を、当ブログでご紹介させていただいたのは、8年前の2012年1月のことです。
    その後、この現代語訳を読んだHiramekiTVさんが、この現代語訳を動画にしてyoutubeで発表してくださいました。
    おかげさまでこの動画は、現時点で7万6千回の再生をいただきました。

    市丸利之介中将「ルーズベルトに与うる書」


    はじめにねず式で訳した現代語訳、次いで解説、その後に原文の(日本語文と英文)を掲載します。
    ご一読いただいてわかることですが、市丸中将の書簡は、まさに魂の叫びであり、堂々と正論を披瀝したものです。

    しかし、いくら正論であっても、欲に目がくらむと理解不能になります。
    私たちが日本を取り戻すということは、まずは日本人が正しい正義のまなこをしっかりとひらくことではないかと思います。

    トップに掲示した「豊富な物量をたのみとした云々」という言葉は、そのまま現代日本のことを指しているようにも思えます。
    そして市丸海軍中将の
    「あなたには理解できないかもしれない。
     私達は、そんなあなた方の心の弱さを悲しく思う」
    という言葉は、これまたそのまま現代日本人の心の弱さのことを述べてるようにも思えるのです。



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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』

『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦

『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
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記号番号 00220-4-83820
【他金融機関から】
銀行名 ゆうちょ銀行
支店名 〇二九(店番029)
種目  当座預金
口座番号 0083820
口座名義 小名木善行
【問い合わせ先】
お問い合わせはメールでお願いします。
nezu3344@gmail.com

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E-mail nezu3344@gmail.com

講演テーマ
<ご参考>
古事記に学ぶ経営学
古事記に学ぶ日本の心
百人一首に学ぶ日本の心
女流歌人の素晴らしさ
日本人の誇り
その他ご相談に応じます。

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