• 弟橘比売命


    4月17日(土)13時半から第82回 倭塾を開催します。
    詳細は↓から。
    https://nezu3344.com/blog-entry-4847.html


    感謝の心と祭祀を失わないという日本人の魂の歴史は、なんとヤマトタケルノミコトの時代から綿々と続いてきた、わたしたち日本人の根底にある心です。
    日本人の心を取り戻すとは、日本人が、日本人としての「魂」を取り戻すことです。
    そして魂を取り戻すためには、日本神話の上辺の筋書きだけではなく、その奥にある真意(神意)を学ぶことです。

    弟橘比売命
    弟橘比売命



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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

     さねさし相武の小野に燃ゆる火の
     火中に立ちて問ひし君はも


    この歌は、弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)が東京湾に入水自殺する直前に詠んだ歌です。
    先に少し情況を申し上げますと、ヤマトタケルノミコトは、大和朝廷の全国統一のために、東奔西走したのですが、その東国征伐のときに、駿河の国(佐賀牟能国、相武の国)の焼津で、地元の国造(くにのみやつこ)に欺かれて、野原で火攻め(焼き討ち)にあうのです。
    このとき、三種の神器のひとつである草薙の剣(くさなぎのつるぎ)で難を逃れるのですけれど、そのことが由来となって、静岡県に焼津の地名が残っています。

    そしてさらに東へと向かったヤマトタケルノミコトの一行は、いまの神奈川県の横須賀あたりから、東京湾を横断して房総半島に向かおうとします。ここは海流の激しいところであることから走水の海(はしりみずのうみ)と呼ばれた難所です。

    ところが海路を行く途中で嵐に遭ってしまう。
    そこでヤマトタケルノミコトの妻(出雲風土記には皇后と書かれています)の弟橘比売命が、海神を鎮めるために入水自殺しました。
    海は夫を想う妻の気持ちが海神に通じて、時化(しけ)がやみました。
    そしてヤマトタケルノミコトの一行は無事に海を渡ることができました。

    弟橘比売命は、身を挺して夫を扶(たす)けたのです。
    このとき、弟橘比売命が入水する直前に詠んだ歌が、冒頭の歌です。



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  • 「知らす」について考える


    ◆◆ニュース◆◆
    新刊『日本建国史』発売中。
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    Amazonベストセラー1位(古代日本史)


    あらためて「知らす」について学んでみたいと思います。
    本稿ではウシハクは扱いません。知らすのみを先ず考えてみます。

    20210402 高天原
    画像出所=https://www.town-takachiho.jp/top/kanko_bunka/kanko_joho/814.html
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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    古事記では「シラス」は「知」という漢字一文字で表されています。
    つまり「知」と書いて「しらす」と読むのですが、古事記は、大和言葉の意味と漢字の持つ意味が共通するものは漢字で、そうでないものは「以音(こえをもちいる)」と、漢字の音だけを借用したときには、個別に注釈を加えています。
    「知」には、「以音」という注釈がありませんから、この場合は、漢字の「知」と、大和言葉の「シラス」が、意味が共通しているということを意味します。

    そこで「知」という漢字を見ると、この字は「矢」と「口」で成り立っています。
    「矢」は弓矢の矢です。
    「口」の部分は、実は人間の口ではなくて、お酒を注(そそ)ぐ盃(さかずき)の象形だといわれています。
    そして古代において、矢と盃は、神棚に供えるものです。

    いまでは神様は神社においでになられるとされていますが、神社という構造物(建築物)がまだなかった縄文の昔においては、人々が神様と会うときには、神棚を造って、そこに神様の方から降りてきていただくという習慣になっていました。
    そのとき、神棚にお供えするのが矢と盃です。
    この習慣は、いまでも紙垂(しで・下の写真)として神社に残っています。
    紙垂というのは、矢の羽の部分、つまり矢羽の象形です。

    紙垂(しで)
    20210402 紙垂


    我々現代人の多くは、知恵や知識は本を読んだり、先生に教わったりして得るものとされていますが、大昔の日本では、知識や知恵というものは「目に見えない力」であり、それは「神々から授けていただいた力」とされていました。
    ですから「知る」ということは、我々が自分の頭で考えるとか、学んで覚えるといったものではなくて、もともとは「神様の知恵をいただく(お借りする)」と考えられていたわけです。

    ですから「知」という言葉は、そのまま「神々と繋がり、神々の知恵」を意味することになります。
    つまり「しらす・知」という言葉は、神々の知恵そのものであるわけです。



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  • 日の丸の意味を知ろう


    胎児のことを我々は「あかご(赤子)」と言います。
    四角く区切った空間と、その中に出現した天之御中主神を意味する丸、そして胎児(赤子)を意味する赤。
    日の丸は、これを図案化しています。
    我々は、神々の胎児の細胞のひとつひとつです。

    20200501 宇宙
    画像出所=https://www.gizmodo.jp/2020/03/quasar-huge-energy-wave.html
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    《ご連絡》
    ○ 新刊『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』が昨日4月10日に発売になりました。
    新型コロナウイルスの関係で大都市部の大手書店さんは軒並み休業です。郊外の書店さん、あるいはAmazonや紀伊国屋さんの通販などを利用してお求めいただければと思います。せっかく神様からいただいた時間です。少しでも有効活用するために、まさに日本人の覚醒の書である日本書紀、是非、お友達にお薦めいただければと思います。
    ○ 5月2日に予定していた倭塾は、武漢肺炎問題のため延期します。
    ○ 「ねずラジ・シーズン3」が始まりました。ねずラジはねずブロ4千話の中から、選りすぐりの記事を音声でお届けするものです。


    古事記の上つ巻の冒頭の文です。
    七五読(しちごよ)みしていますので、ぜひ声に出して読んでみてください。

    ********

    天地初発之時   あめつちの はじめのときに
    於高天原成神名 たかまのはらに なりませる かみのなは
    天之御中主神   あめのみなかの ぬしのかみ
    (訓高下天、云阿麻。下効此)
    次高御産巣日神 つぎにたかみの むすひかみ
    次神産巣日神  つぎにはかみの むすひかみ
    此三柱神者    このみはしらの かみがみは
    並独神成坐而  ならびてひとり かみなりまして
    隠身       みにおかくされ ましきなり

    次国稚      つぎにくにの わかくして
    如浮脂而     うくあぶらの ごとくして
    久羅下那州多陀用幣流之時 くらげなすの ただよへるとき
    (流字以上十字以音)
    如葦牙因萌騰之物而 あしかびのごと もへあぐものに
    成神名     なりませる かみのなは
    宇摩志阿斯訶備比古遅神 うましあしかひ ひこちかみ
    (此神名以音)
    次天之常立神 つぎにあめの とこたちのかみ
    (訓常云登許、訓立云多知)
    此二柱神亦   このふたはしら かみもまた
    並独神成坐而  ひとりかみ なりまして
    隠身      みにかくし ましきなり

    上件五柱神者  かみのくだりの いつはしらかみ
    別天神      ことあめの かみなりき

    次成神名    つぎになります かみのなは
    国之常立神   くにのとこにて たつのかみ
    (訓常立亦如上)
    次豊雲(上)野神  つぎにはとよの くものかみ

    此二柱神亦   このふたはしら かみもまた
    独神成坐而   ひとりかみ なりまして
    隠身      みにかくし ましきなり

    *******

    ここに登場している神様は、順に

    1 天之御中主神(あめのみなかの ぬしのかみ)
    2 高御産巣日神(たかむすひかみ)
    3 神産巣日神(かみむすひかみ)
    4 宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかび ひこぢかみ)
    5 天之常立神(あめのとこ たちのかみ)
    6 国之常立神(くにのとこ たちのかみ)
    7 豊雲野神(とよくものかみ)

    の7柱です。
    1〜5までの5柱の神様のことを、別天神(ことあまつかみ)。
    6の国之常立神から、続く男女一組10柱の神々をあわせて「神代七代」と言います。


    20200401 日本書紀
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    『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』絶賛発売中。
    令和2年度倭塾動画配信サービス受講生募集中です。応募は→コチラ
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    ○ 『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』がオンデマンド版で発売になりました。
○「ねずラジ・シーズン3」が始まりました。ねずラジはねずブロ4千話の中から、選りすぐりの記事を音声でお届けするものです。


    20191006 ねずラジ
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  • 神々の教え


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    戦いではなく、どこまでも和と結びによって国を大きくし、国力を増していくことが大事だということを、古事記は神代からの日本の知恵であると、上つ巻の文字数の3分の1を割いて、これを神々の知恵であると描写しています。それはとてもありがたい、大切な教えです。


    20190918 因幡の白兎
    画像出所=https://webun.jp/item/7518913
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    古事記の文字数は、上つ巻、中つ巻、下つ巻の三巻合わせて、約5万5,000字です。
    このうち上つ巻(うわつまき)が神話の時代で、文字数は約1万9,000字です

    上つ巻の構成は次のようになっています。

    (一)序文
    (二)創生の神々(そうせいのかみがみ)
    (三)伊耶那岐命と伊耶那美命(いざなきといざなみ)
    (四)天照大御神と須佐之男命(あまてらすおほみかみとすさのをのみこと)
    (五)大国主命(おほくにぬしのみこと)
    (六)葦原中国の平定(あしはのなかつくにのへいてい)
    (七)迩々芸命(ににぎのみこと)
    (八)海幸彦と山幸彦(うみさちとやまさち)

    なかでも、特筆すべきが(五)の大国主神話です。
    約7000字が割かれ、上巻の文字数のおよそ三分の一を占めています。

    考えてみると、これは不思議な話です。
    大国主は、出雲一国の神様だからです。



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    20190317 MARTH



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  • 古事記における天迦久神(あめのかぐのかみ)とお地蔵さんについて


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    世界を見渡せば、人類社会は力さえあれば、強ければ、何をやっても赦されるということがほんの十九世紀まで常識でしたし、そういう国はいまでもあります。
    しかし我が国では、1300年前に書かれた古事記において、武は、どこまでも慈愛を根幹としなければならないと説いているのです。
    これはものすごいことです。


    20190824 お地蔵さん
    画像出所=http://hukumusume.com/douwa/pc/jap/12/31.htm
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    書いたものというのは、研究の結果ではありますけれど、同時に、書いた時点が「新たな出発点」になります。そこを土台にして新たな研究を進めていくからです。
    『ねずさんと語る古事記』を書き上げたときは、それがその時点における自分なりの最高峰だったわけだけれど、その後にたとえば「隠身」というものすごく重要な用語にあらためて気付かされたりするわけです。

    「知(し)る」ということは、神様から大切なお知恵をいただくということだというのが、我が国の古くからの考えです。
    何かを知った、何かの研究成果があがった(これは文学や歴史に限らず科学などの理工系も同じです)というのは、もちろん個人の努力もさりながら、それ以上に、周囲の助けを借りながら神様からお知恵をお下げいただいたということだと考えられてきたのです。

    素晴らしい発見や発明であっても、我が国では、その発明や発見をした個人に、何かの賞を与えるということはしてきませんでした。
    あくまでもその人を通じて、その開発や発明発見に関わった人たちみんな、つまりその一族やその家にお褒めがあったものでした。

    周囲への感謝を忘れ、「俺の考えだ!」と天狗になれば、その人がどんなに優秀な人であったとしても、神様はその人にそれ以上の知恵をお授けになることはありません。
    要するに、それで打ち止めになります。



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    20190317 MARTH



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  • 女性が右から回り、男性が左から回ることの持つ意味とは



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    何事も、「ひ」が上、「み」が下です。
    ですから「ひ」から声をかけるのは当然です。


    20190707 天御柱
    画像出所=https://amzn.to/2LCczBb
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    イザナキとイザナミが、子を生もうとするとき「女性が右から回り、男性が左から回る」と、これは古事記、日本書紀の両方に書かれていることです。
    古来、この故事が何を意味しているのかが、様々に議論されてきましたが、実に簡単明瞭な答えがあります。
    それは、
    女性が身(み)を使って出産をするなら、
     男性が御魂(ひ)を神々と結ばなければ
     『ひ』と『み』が整わない

    というものです。

    これは古事記では次のように書いています。

    いざなきみこと のらさくは
     尓伊耶那岐命詔
    しかるなら われとなれとで あめのみはしら ゆきめぐり 
     「然者、吾与汝行廻逢是天之御柱而、
    みとのまぐはひ なすべしと
      為美斗能麻具波比此七字以音。」
    かくちぎりて すなはちのらす
     如此之期、乃詔
    いましみぎより まはりあひ
     「汝者自右廻逢
    われひだりより まはりあふ
      我者自左廻逢」

    古来、左が「ひ=霊」を意味し(日という説もあります。いずれも大切な中心であることに違いありません)、「み=身」を意味するとされてきました。
    女性は、その身(肉体)を用いて、子を生みます。
    けれどその子は、生きて生まれてくる以上、必ずその子の身にも霊(ひ・魂)がやどります。
    つまり、「ひ」がなくては、出産しても「み(身)」だけであり、身は魂が入らなければ、生きることができません。
    なぜなら、肉体は魂の乗り物だからです。

    そうであれば、女性が「身」を生むに際して、男性が「ひ(魂)」を授けなければ、子に御魂が備わりません。

    出産は女性にしかできませんが、それは身を産む行為です。
    生まれてくる子は、母と父と両方の御霊が備わって、はじめてその身に生命(魂)が備わるのです。
    つまり御霊は男性の父から子へと伝わるわけです。

    天皇家が男系男子というのも、これが理由です。
    天皇は、天照大御神から直系のお血筋であることが最大の権威の裏付けです。
    その天照大御神の「ひ(霊・魂)」は、男性から男性へと伝わります。
    ですから身を産むのは、どの女性でも構わない。
    それは身が身を産む行為だからです。
    ひ(霊・魂)をつなげるのは、男性の役割です。
    だから男系男子にこだわります。
    それが伝統です。

    このような日本の形や古くからの思想を知ること。
    日本を取り戻すのは、そこが始まりかなと思っています。


    お読みいただき、ありがとうございました。


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  • 七五読み古事記(6)国生み


    20190225 伊勢修養団研修バナー
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    記紀が書かれた時代には、富士山もまた、噴煙をあげる活火山でした。
    アカホヤの記憶が残る日本では、富士山のことを話題にして、今度は富士山が爆発したらたいへんなことになる。
    そう考えられて、記紀には富士山のことに触れられていない。
    同様に、アカホヤのことも触れられていない。
    その代り、アカホヤの噴火を生き残った人たちが、どのようにして日本全国に広がって行ったのかが、記されたのではないでしょうか。


    20190423 国生み
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


    七五調で読む古事記
    1 天之御中主神
    2 諸命以
    3 成り成りて
    4 蛭子誕生
    5 太占(ふとまに)
    6 国生み
    99 しほみつるたま



    かくのごと いひおえて
    如此言竟而
    みあひして うみませるこは
    御合生子
    あはぢのほの さわけしま
    淡道之穗之狹別嶋(訓別、云和気。下效此)
    つぎにはいよの ふたなしまうむ
    次生伊豫之二名嶋
    このしまは
    此嶋者
    みひとつに おもてよつあり
    身一而有面四
    おもてのごとに ながありて
    毎面有名
    かれいよのくに えひめといひ
    故、伊豫国謂愛上比賣(此三字以音、下效此也)
    さぬきのくには いいよりひこ
    讚岐國謂飯依比古
    あはくには おほげつひめ
    粟國謂大宜都比賣(此四字以音)
    とさくには たけよりわけと いひませる
    土左國謂建依別
    つぎにはおきの みつこしま
    次生隠伎之三子島
    またのなあめの おしころのわけ
    亦名天之忍許呂別(許呂二字以音)
    つぎうまれるは つくししま
    次生筑紫島
    このしまもまた みひとつに おもてよつあり
    此島亦、身一而有面四
    おもてのごとに ながありて
    毎面有名
    つくしのくには しらひわけ 
    故、筑紫国謂白日別
    とよくには とよひわけ
    豊国謂豊日別
    ひのくには たけのひむかの ひのとよくじの ひねのわけ
    肥国謂 建日向日豊久士比泥別(自久至泥以音)
    くまそのくに たけひわけ 
    熊曽国謂 建日別(曽字以音)
    つぎうむは いきのしま
    次生伊伎島
    またのなあめの ひとつのはしら
    亦名謂天比登都柱(自比至都以音、訓天如天)
    つぎにつしまを うみましき
    次生津島
    またのなあめの さてのよりひめ
    亦名謂天之狭手依比売
    つぎにうむは さどがしま
    次生佐度島
    つぎにうむは ひろきやまとの ゆたかなる あきつしま
    次生大倭豊秋津島
    またのなを あめしろしめす うろのそらなる ゆたかなる あきつねのわけ といふ
    亦名謂天御虚空豊秋津根別
    ゆゑにこの やしまをさきに うむにより
    故、因此八島先所生
    おほやしまのくにといふ
    謂大八島国

    はじめに水蛭子(ひるこ)が生まれてしまったイサナキとイサナミは、あらためて創生の神々から御神託を得て、再度、天御柱(あめのみはしら)をまわり、今度は男性の方から声をかけることで、国生みが行われます。
    まぐわいを行うにあたって男性から声をかけるというのは、物事の合理性を云います。
    男性は種を撒(ま)くだけですから生涯の出産回数に制限はありません。


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    20190317 MARTH




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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年生まれ。浜松市出身。上場信販会社を経て執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。またインターネット・ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。「歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに」という理念を掲げ活動する。古事記・日本書紀・万葉集などの原文を丁寧に読み解き、誰にでも納得できる日本論を発信。

《著書》日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、その他執筆多数。

《動画》「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
むすび大学事務局
E-mail info@musubi-ac.com
電話 072-807-7567
○受付時間 
9:00~12:00
15:00~19:00
定休日  木曜日

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