• 中川昭一元財務大臣を偲ぶ


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    中川昭一


    中川昭一前財務大臣のご冥福をお祈りいたします。

    中川氏には愛国心、信念、胆力、気力、能力があり「日本は核武装をも辞さず」と、日本の国益を護る正しい発言ができる稀有の代議士です。

    本当に惜しい方を亡くした。

    ねずきちは、残念でならないのです。

    日本の心をつたえる会のMLで、ひなげしさんが雑誌「正論」に掲載されたバチカン神父の証言を紹介してくださいました。

    以下に引用します。

    ---------------------------------------

    【バチカン神父が見た“あの日”の大臣】
     バチカン放送局 神父 和田誠                  
     
    私は今、日本から送られてくる報道に、大きな戸惑いと、深い悲しみを抱いています。

    私自身も関わった中川前大臣の博物館見学が、何故あのように、事実と異なる形で報じられるのでしょうか。

    私は見学の間中、通訳として中川前大臣の最もお側近くにおりましたが、報道のような非常識な行為を、見た記憶はありません。

    また、中川前大臣はあの時、酔っているご様子には見えませんでした。
    私はアルコールを一滴も受けつけませんので、その臭いには敏感です。
    しかし中川前大臣からは、お酒の臭いはしませんでした。

    以下、日本の報道のどこが事実と異なっているか、ご説明したいと思います。

    今回の問題を最初に報道した朝日新聞に、こう書かれています。

    《(バチカン博物館に)到着時から中川氏の足取りはフラフラとおぼつかなく、言葉もはっきりしなかったという。
    案内役の説明を聞かずに歩き回ったほか、入ってはいけないエリアに足を踏み入れたり、
    触ってはいけない展示品を素手で数回触ったりした。そのために警備室の警報が少なくとも一回なったという》

    足取りがふらふらしていたかは、見る人の主観によるものでしょう。
    しかし言葉がはっきりしなかったとは、いったい誰が言っているのでしょうか。
    見学の間中、中川前大臣とお話したのは通訳であった私です。中川前大臣の言葉は、非常にはっきりしておりました。

    「案内役の説明を聞かずに歩き回った・・・」というのも、おかしな話です。
    案内役とはイタリア人ガイドの事でしょうが、彼女のイタリア語の説明を中川前大臣が聞けるはずがありません。

    中川前大臣は、私の通訳を聞いていたのです。
    私が通訳をしている間は、もちろん歩き回りなどしませんでしたし、非常に熱心に耳を傾けておられました。

    「入ってはいけないエリアに足を踏み入れたり、触ってはいけない展示品を素手で数回触ったりした」というのも、私には大いに疑問です。
    少なくとも私は、明らかに非常識とされる場面は目撃しませんでした。

    一つだけ心当たりがあるとすれば、朝日新聞の記事に出てくる次のような指摘です。

    《バチカン博物館でも特に有名な、「八角形の中庭」の「ラオコーン」像を見学した際には、観光客が近づき過ぎないようにするための高さ三十センチのさくを乗り越えて石像の台座に座るなど、非常識な行動をとったという》

    この時の様子は、私も覚えています。
    さくというのは誤りで、実際はロープでしたが、中川前大臣がラオコーン像に見入るあまり、ロープを越えて近づいたのは確かです。
    このため、そばにいた警備員がイタリア人ガイドに一言二言注意しましたが、
    中川前大臣はすぐ戻ったため、特に問題にはなりませんでした。
    「石像の台座に触る」こともしていません。

    記事が指摘するような「非常識な行動をとった」とは、私を含め周囲の誰も思わなかったことだけは、述べておきたいと思います。

    バチカン博物館は規模が大きく、普通に見学すれば五~六時間はかかります。
    そこを一時間半ほどで見て回り、しかも世界最大級の教会堂建築として知られるサン・ピエトロ大聖堂まで見学したのですから、相当な急ぎ足で、とても「フラフラ」できる余裕はありませんでした。

    しかし、十分な時間はとれなかったとはいえ、このときの見学は、とても有意義であったと私は思っています。

    中川前大臣は私に、美術と歴史に関する事を、とても気さくに話しかけて来られました。
    お話の内容から、とくに古代ローマへのご関心が高いようでしたので、私はイタリア人ガイドに指示して、ローマ美術とそれ以前のエルトリア美術を展示してあるコーナーを集中的にご案内しました。私は通訳の役目を、十分に果たしたものと満足にしていました。

    ところが一週間後、あのような報道がなされたのです。

    この間、バチカンで中川前大臣の「非常識な行動」が話題になった事は全くなく(そもそも非常識な行動などなかったのですから話題にならなくて当たり前ですが)それこそ寝耳に水の思いでした。

    朝日新聞の報道ののち、私は日本の新聞社、通信社、テレビ局から取材を受け、事実かどうかと聞かれました。

    そこで、中川前大臣の行動に非常識な点はなかったと繰り返しご説明したのですが私の発言は一行も報じられませんでした。

    日本のマスコミはすでに、中川前大臣は酔っていたはずだ、非常識な行動をしたに違いない、という先入観にとらわれており私の意見をまともに聞こうとはしなかったのでしょう。
    どの報道も朝日新聞と似たり寄ったりだったことは残念でたまりません。

    中川前大臣には、ご同情申し上げます。また、御家族をはじめ身近な人たちのご心痛を思うと、やり切れない思いです。

    私はたまたま通訳として、今回始めて中川前大臣とお会いしましたが、その場にいたものとして、事実と異なる報道で苦しんでおられるのを見過ごすわけにはいきません。

    このため取材にも積極的に応じてきましたが、記者たちの先入観を改めることはできませんでした。

    今はただ、バチカン観光における誤解が一日も早く解け、皆さまに心に平穏が訪れるよう、祈るだけです。

    正論2009年5月号 P100~101
    -----------------------------------

    酩酊会見と呼ばれた記者会見にしても、記者会見が始まる前の時点で、仮に中川大臣が酒に酔って酩酊状態にあったのなら、一緒についている秘書らが、会見を中止もしくは、時間を後ろにずらす等の処置を当然したであろう。

    しかし実際には、中川大臣は会見の席に臨んだ。

    席に着く時点での中川氏の態度は、平常そのものだった。

    ところが記者会見がはじまるや否や、大臣の様子がはた目に見てもおかしくなる。

    記者会見の会場は、ある意味閉ざされた狭い空間です。

    もし、中川氏が、酩酊するほど酒に酔っていたならば、当然、会場内はアルコールのニオイが充満した。中川氏が一言発するたびに、酒のニオイが、プンプンと臭った筈です。

    日本から行った記者団から、「大臣、酔っているのですか?」との声がかかってもおかしくない。

    というより、あれだけ様子がおかしければ、普通なら、誰もが、「大臣!お体の具合は大丈夫ですか?」のひとことくらいかかるはずです。

    それが、誰もそのようなことを口にしていなかった。

    目の前で、あきらかに様子のおかしい人がいたら、会見がどうのという前に、相手の体調を気遣うのが、普通の人です。

    にもかかわらず、誰も声をかけていない。

    つまり、酒のニオイもせず、大臣の様子も“いきなり”おかしなものになった・・・というのがあの場の会見です。

    そしてそこまでグデングデンに酔っていた者が、その直後に、上の神父の証言によれば、なんの酒のニオイもさせないで、広いバチカンの見学をしている。

    これはいったいどういうことだ?

    政府の当初の発表は、体調を崩し“薬”を飲み過ぎたことによる、というものだった。

    もしかすると、中川大臣は、一服盛られたのではないか。

    時間がくると、突然“薬”が効いてきて意識が混濁する。意識不明でろれつも回らなくなる。

    しかし、会見のVTRを見ると、ここが肝心なのだけれど、中川大臣は意識が混濁状態になりながらも、原稿や想定問答集を一切見ず、正々堂々ときちんと筋の通った発言をしています。

    その時の問答をみると、大臣はきわめてまっとうな答えを展開している。

    以下、当時の問答の一言一句を書き下ろしたものがあります。
    これは、財務省の公式HPに掲載されているものです。

    会見当時は、18分間の会見の模様がYouTubeなどで、全編公開されていました。

    下記一言一句は、そのときの会見のままのものです。

    財務省「中川財務大臣、白川日本銀行総裁共同記者会見の概要」
    http://www.mof.go.jp/kaiken/my20090214.htm

    考えてみれば、あれだけの意識混濁下で、これだけまっとうな答弁ができる中川氏という存在は、もし対立する組織、中川氏が邪魔と考える組織があるとすれば、彼らにとって、これほどの恐怖の存在は、他にいない。

    このあたりのことは、酩酊会見のあった3日後に「あきらかに“嵌められた”中川大臣」という記事でこのブログに書かせていただきました。

    国際政治の舞台において、嫌う嫌わないは、要するにいいなりになるかならないかという事柄です。人柄の問題ではない。

    中川元財務大臣が、殺されるほど誰かに嫌われていたするならば、中川氏は、それだけ日本の国益を護る貴重な大臣であり、貴重な代議士であり、有能な政治家であったという、なによりの証拠でもあると、思います。

    ちなみに、Youtubeにアップされていた「中川大臣 酒酔G7会見 ノーカット18分」という動画は、なぜかいま“利用規約に違反しているため削除されました”となっています。

    現在、YouTubeで観れる記者会見の模様は、大臣がちょうど酩酊状態になっているその瞬間のものだけになっている。

    会見の全編は、ニコニコ動画でも観れない!

    ・・・・これはいったいなぜ!

    ちなみに、中川さんの所属会派等は、以下の通り。

    ・日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会(代表)
    ・北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟
    ・外国人参政権反対派
    ・日本会議国会議員懇談会
    ・移民1000万人受け入れ反対派
    ・真・保守政策研究会(会長)
    ・価値観外交を推進する議員の会
    ・中国の抗日記念館から不当な写真の撤去を求める国会議員の会(顧問)
    ・NASAの会
    ・教育基本法改正促進委員会(顧問)
    ・靖国神社「みたま祭り」へ献灯した議員
    ・自民党拉致問題対策特命委員会

    中川昭一元財務大臣の主張は、まさに真正保守のそのものであったといえます。

    ともあれ、いまは中川元財務大臣のご冥福をお祈り申し上げるばかりです。

    そして今回の中川昭一代議士のご逝去は、いまの日本は、もしかすると巨悪に呑みこまれつつあるのかもしれないと、ねずきちのような凡人ですら感じてしまう事柄であることを付言させていただきます。

    中川昭一 日本の財布が目の前で盗られている

    この動画を観て思い出しました。やはりシナに対して著作権問題で対抗しようとしたくれよんシンちゃんの作者が、先日、亡くなりましたね。

    中川昭一の段々熱くなってくる麻生太郎閣下への応援演説!

    在りし日の中川氏の熱い演説です。
    日本には、日本国民と日本民族がいるという説があります。外国人でも日本に永住したら日本国民です。しかし彼らが日本の文化と伝統を守り、日本を愛し、日本の歴史を尊重し、日本に誇りを持っているとは限りません。
    これと異なり、日本民族というのは、日本の文化と伝統を誇りにする帰来の日本人です。
    いま、日本は、日本民族の国家ではなく、いつの間にか、日本民族に扮したエセ日本国民に牛耳られつつあるのかもしれません。

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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
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出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
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