• 殷富門院大輔 見せばやな


    ミセバヤ
    20161021 ミセバヤ
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    百人一首の90番歌に、殷富門院大輔(いんぷもんいんのたいふ)の歌があります。

    見せばやな
    雄島の海人の袖だにも
    濡れにぞ濡れし色は変はらず

    この歌は、古来解釈がむつかしいとされてきた歌です。
    「見せばやな」は、「ばや」は願望、「な」は詠嘆の終助詞で「見せたいものだ」
    「雄島の海人の」の「雄島」は、宮城県松島にある島のこと、「海人」は漁師、
    「袖だにも」は、袖でさえも
    「濡れにぞ濡れし」は、同じ語を繰り返して強調する語法、
    「色は変はらず」は、漁師の袖の色は変わらないという意味で、「~だにも」の文脈で「私の袖の色が血の涙で変わった」ことを表わします。

    このまま通しで現代語訳しますと、
     見せてあげたいものですわ
     雄島の漁師の
     袖でさえ
     海水で濡れに濡れていますが
     色は変わりません
    となります。

    ここから一般的に流布している現代版の解釈は、「袖が濡れる」ということは、涙を拭いて袖が濡れるということなのですけれど、「海水に濡れた袖の布地の色さえ色が変わらない」というのだから、それは「きっと血涙に相違なく」、殷富門院大輔は、恋に破れて目の下から袖まで、血で真っ赤に染めているのだとしています。
    様子を想像してみると、なにやらホラーみたいです。

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  • 浦安講演のお知らせ


    20161020 小名木先生講演会チラシ
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    「浦安の歴史教育を考える会」主催の講演を、千葉県浦安市で行います。
    お時間の都合の合う方は、是非お越し下さい。

    1 日時  平成28年11月19日(土)
          15:00 開場
          15:30 講演
          17:30 閉会
    2 場所  日の出公民館 第一会議室
          〒279-0013 千葉県浦安市日の出4丁目1−1
          電話: 047-355-8831
         (アクセス)
          京葉線「新浦安駅」徒歩20分
          バス3系統・16系統・18系統・23系統で「海風の街」下車徒歩2分
          バス11系統・28系統で「日の出公民館」下車徒歩1分
    3 主催  浦安の歴史教育を考える会
          代表 折本龍則氏
    4 講師  小名木善行
    5 参加費 1,000円
    6 予約  047-352-1007(折本)

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  • 加藤康男著 慟哭の通州


    ★産経デジタルの「iRONNA」に拙記事が紹介されました。
     NHKに日本人はいるのか? 歴史を直視しない公共放送なんていらない。

     http://ironna.jp/article/4237?p=1</u>">http://ironna.jp/article/4237?p=1

    20161019 慟哭の通州
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    通州事件については、先般藤岡信勝先生が『通州事件ー目撃者の証言』を出版されていますが、この度、加藤康男著『慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件』が飛鳥新社から出版されました。
    https://www.amazon.co.jp/dp/4864105146?tag=nezu34-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4864105146&adid=1ZWBVA9FGKWXFD6QAQX6&

    著者は通州事件が何故起きたのか、その背景から、現地調査、そして遺族への取材を行い、多数の新資料を含めて、この書を出されています。
    写真・図版も100点以上が収録されています。

    この本を読むと、通州を襲撃してきたChineseたちの中に、暗灰色の学生服風の服を着た一団が保安隊とは別個の隊列を組んで襲撃していた事実が明らかになっています。
    この学生服風の者たちは、佐々木テイさんの「Sさんの体験談」の中では「Chineseの学生」として出てくるのですが、この本を読むと、これは学生ではなく、蒋介石が裏で指揮していた訓練された特殊暴力組織のメンバーであったことが明らかにされています。

    他にも様々な傍証がありますが、通州事件は決して暴発などではなく、あらかじめ準備され、計画的に起こされた日本人および朝鮮人への大虐殺事件なのです。

    またこの本の中で、Chinaの古代から伝わる伝統的な処刑方法が紹介されています。
    一例を申しますと、
    施腸(シチャン)=腹を割いて腸を出す
    裁大蒜(サイターワン)=丸太に縛り付けて逆さに立てる
    梳肉(スーロー)=腕や足の筋肉を削る
    食大七八(シーターチバー)=陰部に棒を差し込む

    これらの手口は通州で実際に使われたものですが、このような残虐な手口を表現する単語がChina語にはあるわけです。
    単語があるということは、それは彼らにとっては日常的文化であるということです。
    日本語には、これらに相当する単語はありません。
    なぜなら日本にはそのような文化がないからです。
    そして、これらの残虐な手口は、Chineseによっていまもウイグルやチベットの弾圧に使われています。


    20160810 目からウロコの日本の歴史


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  • 軍神杉本五郎中佐の手紙


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    20161018 杉本五郎
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    軍隊の階級は、自衛隊関係の方や軍事ファンの方でなければ、なかなかイメージしにくいようです。
    簡単に言うと、軍は
     将官(元帥、大将、中将、少将)
     佐官(大佐、中佐、少佐)
     尉官(大尉、中尉、少尉)
     曹長
     軍曹
    といった階級で構成されていました。
    これをいまの企業にあてはめると、次のようになってわかりやすいかもしれません。

     大元帥 会長
     元帥  社長
     将官 (専務、常務、取締役)
     佐官 (部長、副部長、局長)
     尉官 (次長、課長、課長代理)
     曹長  係長
     軍曹  主任

    さて、第二次上海事変のときに、戦いのさなかに、立ったまま絶命した中佐がいます。
    それが「軍神・杉本五郎中佐」です。

    杉本中佐は、広島の三篠(みささ)町で生まれ、天満小学校に通いました。
    広島修道中学を経て、陸軍士官学校(33期)、陸軍戸山学校を卒業し、昭和12(1937)年8月、第二次上海事変の勃発のときに、長野部隊第二中隊長として広島の宇品港から上海に向かいました。

    中佐の部隊は、長城山岳戦料子台の戦闘を始めとし、北支の各地で敵中深く肉弾突入を果たしてたいへんな軍功をあげました。
    ついたアダ名が「死之中隊」です。
    いかにすさまじい奮迅の戦いをしていたかがわかります。

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  • 家康と天野康景


    本日、第8回「ねずさんと学ぶ百人一首」開催日です。
    http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3169.html

    20161018 天野康景
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    天野康景は、徳川家康の家臣で、駿河の高国寺に1万石の知行地を与えられていたお殿様です。
    その天野康景の領内で、ある日城普請に使うために保存しておいた「竹」を、大勢の農民たちが盗みに来るという事件が起こりました。

    番をしていたのは、ひとりの足軽です。
    足軽は農民たちを下がらせようとしました。
    けれど多勢が相手です。
    こちらを守れば反対側から盗まれる。反対側を守ればこちらを盗まれる。
    やむなくその足軽は、農民のひとりを斬りました。
    びっくりした農民たちは慌てて逃げて行きました。

    翌日、農民たちの一部が、代官所に訴えを起こしました。
    代官は驚いて、天野康景に取調べのため犯人を引き渡すようにと使いを出しました。
    天野康景は答えました。

    「城の用材を守ろうとした者に罪はない。
     もし罪があるとしたら、
     その罪は命じた私にある。
     番人の足軽に罪はござらぬ」


    20160810 目からウロコの日本の歴史


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  • ススキとセイタカアワダチソウのお話


    20161018 ススキとセイタカアワダチソウ
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    この「ススキとセイタカアワダチソウのお話」は、ねずブロをはじめた頃から、毎年掲載しているお話です。
    ススキは日本古来のイネ科の在来種。
    セイタカアワダチソウは、戦後に米国から渡ってきた外来種です。
    そのセイタカアワダチソウが、日本の野山を席巻するようになり、20年ほど前には日本の秋の景色をすっかり様変わりさせてしまっていました。

    実は今月15日は、旧暦の9月15日でした。
    つまり「十五夜お月さま」の日でした。
    江戸時代の俳人、加賀の千代女に有名な句があります。

     何着ても 美しうなる 月見かな

    江戸時代、庶民の暮らしはお月見だからといって着飾るというものではありませんでした。
    けれど、明るい満月のお月さまの光のもとで、普段着のままお月見を祝う女性の姿は、誰もがとても美しく輝いて見えたと、そんな歌です。

    そのお月見では、縁側にススキの穂とお団子をお供えして、月見を楽しむというのがならわしでした。
    なぜススキなのかというと、それが季節の植物で、十五夜のお月さまに似合うというだけでなく、ススキが根茎穂にいたるまで、そのすべてが人々の生活に役立つものであったからです。


    20160810 目からウロコの日本の歴史


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  • 第8回 ねずさんと学ぶ百人一首 開催のご案内(再)


    20161009 秋

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    「ねずさんと学ぶ百人一首」(略称:古典塾)が、いよいよあと2日と迫ってきました。
    みなさまのご参加をお待ちします。
    この「ねずさんと学ぶ百人一首」は、「倭塾」の別バージョンとして行っているもので、「倭塾」が古事記を中心に日本を学ぶ取り組みであるのに対し、こちらは文字通り百人一首を通じて日本を学ぼうという取り組みです。

    これまでご一緒に学んできた歌は、
     第一回、和泉式部
     第二回、右近と敦忠の恋
     第三回、清少納言
     第四回、皇嘉門院別当
     第五回、相模
     第六回、式子内親王
     第七回、小野小町
    でした。そして今回は、
     第八回、殷富門院大輔
    です。
     
    殷富門院大輔の歌は、一般には「恋の相手のつれなさによるつらさを詠んだ歌」と解説されています。
    けれど殷富門院は、式子内親王の実姉、大輔(だいふ)は、そのお付きの女官です。
    そのお名前が持つ意味と、時代背景を考えると、この歌もまた、ぜんぜん別な解釈になります。

    今回のテーマは、百人一首91番歌の殷富門院大輔ですが、
    今回は、この歌について、ねずさんの百人一首本とは、まったく別な読み取りを行います。
    お越しになられた方は、ものすごくオトクだと思います。
    乞うご期待です。

    ご来場者は、2:3でやや女性の方が多いです。
    ご夫婦や、お子様連れの方もおいでになりますし、未成年の方も歓迎です。
    みなさまのお越しをお待ち申し上げます。

    20160810 目からウロコの日本の歴史


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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』

『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦

『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
近日発売
『日本書紀』(タイトル未定)

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支店名 〇二九(店番029)
種目  当座預金
口座番号 0083820
口座名義 小名木善行
【問い合わせ先】
お問い合わせはメールでお願いします。
nezu3344@gmail.com

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テーマは、ご自由に設定いただいて結構です。
講演時間は90分が基準ですが、会場のご都合に合わせます。
E-mail nezu3344@gmail.com

講演テーマ
<ご参考>
古事記に学ぶ経営学
古事記に学ぶ日本の心
百人一首に学ぶ日本の心
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