• 第8回 ねずさんと学ぶ百人一首 開催のご案内


    20161009 秋

    人気ブログランキング ←いつも応援クリックをありがとうございます。

    「ねずさんと学ぶ百人一首」が、今月20日(木)夕方6時半から、東京・江東区文化センターで開催されます。今日は、そのご案内です。

    実は先日、Amazonの拙著『ねずさんの日本の心で読み解く「百人一首」』に、うれしいコメントをいただきました。ちょっとご紹介します。

    ****
    百人一首は好きでしたが、中には「なぜこんな歌が?」と思うものもありました。
    その中でもとりわけ嫌いだった一つが、藤原基俊の
    「契りおきしさせもが露の命にてあはれ今年の秋もいぬめり」
    です。
    どの解説を見ても「子供の出世を頼んだ親バカの歌」と言うものばかり。

    ところが、ねずさんの解説を読んで目から鱗、
    百人一首の中で最も好きな歌のひとつになってしまいました。
    この歌は、当時の時代背景を知った上での皮肉として読まねば、
    歌の真意はまーったく伝わらないものでした。
    それを、現代の無学な解説者どもが、表面的なくだらない解釈で基俊の心をねじ曲げて伝えていることに、今は怒りすら覚えます。
    どうか、皆さんご一読をお勧めします。
    こういう本が教材なら、日本も変わるのにと思います。
    ****

    他にもたくさん、ありがたいコメントをたくさんいただいています。
    この場になりますが、心からコメントを下さった皆様に感謝を申し上げます。
    ありがとうございます。

    上にご紹介させていただいたコメントは、藤原基俊の歌の解説を読んで、この歌が「最も好きな歌のひとつになった」と書いて下さったことです。
    この歌は、ほんとうに貶められていた歌で、それだけに、「わかっていただけた」ととてもうれしく思いました。
    それでも、本にかけるのは、ある意味歌のごくわずかの部分です。
    ひとつひとつの歌には、さらに深い意味があります。

    この「ねずさんと学ぶ百人一首」は、「倭塾」の別バージョンとして行っているもので、「倭塾」が古事記を中心に日本を学ぶ取り組みであるのに対し、こちらは文字通り百人一首を通じて日本を学ぼうという取り組みです。

    少数ゼミ方式を採っており、いちばん盛り上がるのが質疑の時間です。
    最近は、ご参加くださる方々も予習などしていらして、質疑が非常に盛り上がります。

    これまでご一緒に学んできた歌は、
     第一回、和泉式部
     第二回、右近と敦忠の恋
     第三回、清少納言
     第四回、皇嘉門院別当
     第五回、相模
     第六回、式子内親王
     第七回、小野小町
    でした。そして今回は、
     第八回、殷富門院大輔
    です。
     
    殷富門院大輔の歌は、一般には「恋の相手のつれなさによるつらさを詠んだ歌」と解説されています。
    けれど殷富門院は、式子内親王の実姉、大輔(だいふ)は、そのお付きの女官です。
    そのお名前が持つ意味と、時代背景を考えると、この歌もまた、ぜんぜん別な解釈になります。

    もちろん解釈はひとつではありません。
    さまざなま歌の味わい方があって、それで良いと思います。
    ただそこに、傲慢があってはならないと思います。
    この歌も、千年にわたって人々に愛され続けてきたのです。
    自分が書いたものが、千年後に読まれているかを考えたら、それがどんなにすごいことかわかろうというものです。

    そして、愛されることには理由があります。
    そういうことは、共産主義的な「進歩論」、つまり「過去より現代は進んでいるし、未来はもっと進んでいる」というお人好しで単純な見方では、決して味わうことはできません。
    それは裏返しに言えば、「過去のすべては現代よりも遅れたもの、ないしは未進化・未発達のものであるという傲慢な決めつけ」だからです。

    かような共産主義的色メガネを取り払い、かつての日本人が普通に行っていであろう親や先輩や過去の先人たちへの敬意と尊敬のもとに歌を読むと、そこにおのずと、まるで異なる姿が浮かんでくるし、これを知ることは、まるでトレジャーハンターのような知的な冒険の楽しさがあります。

    ここに和歌を学ぶことのよろこびがあります。
    そしてその喜びは、そのまま今を生きる知恵になる喜びです。
    それを楽しく皆様と行っていこうというのが、この百人一首の塾の目的です。

    ご来場者は、2:3でやや女性の方が多いです。
    ご夫婦や、お子様連れの方もおいでになりますし、未成年の方も歓迎です。
    みなさまのお越しをお待ち申し上げます。

    20160810 目からウロコの日本の歴史


    【倭塾】(江東区文化センター)
    第34回 2016/11/12(土)18:30〜20:30 第4/5研修室
    第35回 2016/12/24(土)13:30〜16:30 第4/5研修室
    第36回 2017/1/14(土)13:30〜16:30 第4/5研修室


    【ねずさんと学ぶ百人一首】(江東区文化センター)
    第8回 2016/10/20(木)18:30〜20:30 第三研修室
    第9回 2016/11/24(木)18:30〜20:30 第三研修室
    第10回 2016/12/8(木)18:30〜20:30 第三研修室
    第11回 2017/1/19(木)18:30〜20:30 第三研修室



    続きを読む
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    \  SNSでみんなに教えよう! /
    \  ねずさんのひとりごとの最新記事が届くよ! /

    あわせて読みたい

    こちらもオススメ

検索フォーム

ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

スポンサードリンク

カレンダー

09 | 2016/10 | 11
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

最新記事

*引用・転載・コメントについて

ブログ、SNS、ツイッター、動画や印刷物作成など、多数に公開するに際しては、必ず、当ブログからの転載であること、および記事のURLを付してくださいますようお願いします。
またいただきましたコメントはすべて読ませていただいていますが、個別のご回答は一切しておりません。あしからずご了承ください。

スポンサードリンク

月別アーカイブ

ねずさん(小名木善行)著書

ねずさんメルマガ

ご購読は↓コチラ↓から
ねずブロメルマガ

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
テーマは、ご自由に設定いただいて結構です。
講演時間は90分が基準ですが、会場のご都合に合わせます。
E-mail nezu3344@gmail.com

電話  080-4358-3739

スポンサードリンク

コメントをくださる皆様へ

基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメント、および名無しコメントは、削除しますのであしからず。

スポンサードリンク