• 混迷した戦国の世の価値観の回復に努めた藤原惺窩


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    20170207 藤原惺窩
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    藤原惺窩(ふじわらのせいか)は、戦国時代から江戸時代前期にかけての儒学者です。
    近世儒学の祖といわれ、門弟に林羅山、那波活所、松永尺五、堀杏庵などを輩出しました。
    もともと公家の冷泉為純の子なのですが、朱子学を学び、Chinaに傾倒して自らの姓を本姓の藤原から、日常は「籐惺窩(とうせいか)と称したりしていました。
    永禄4(1561)年の生まれ、没は元和5(1619)年、いわゆる織豊時代とともに生きた人です。

    藤原惺窩は、百人一首を編纂した藤原定家から数えて12代目の孫にあたります。
    父の所領である播磨国三木郡(現在の兵庫県三木市)で生まれ、育ちました。

    その頃、この三木郡は、戦国武将である別所長治(べっしょながはる)によって攻められています。
    別所長治は、もともと織田信長の旗下にありましたが、この頃に信長に反逆して、信長の命を受けた秀吉に攻められました。

    このとき別所長治は、三木城にこもって秀吉を手こずらせ、さらに荒木村重の謀反や毛利氏の援軍などの好条件も続いて、一度は秀吉の軍を撃退し、さらに周辺の秀吉方に属した武将を討ちました。
    藤原惺窩の父の冷泉為純(れいぜいためずみ)は、長男の為勝とともに別所勢と戦い、親子ともに討ち死にしています。

    まだ幼かった藤原惺窩は落ち延びて、秀吉のもとに走るのですが、「なんとしても父の仇を討ちたい」と言う幼い藤原惺窩に、秀吉は「時を待て」と告げ、いったん三木郡から撤退します。
    結局は、別所長治は、その3年後に秀吉の「三木の干し殺し戦法」にあって、城兵達の命を助ける事と引き替えに妻子兄弟と共に自害しているのですが、そんな未来は、この時点の藤原惺窩にはわかりません。


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小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

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