• 神社が担った共同体


    新刊書『ねずさんと語る古事記 壱』3月15日新発売。大好評予約受付中!
     おかげさまでAmazon1位です(2/26現在)。ご予約はお早目に。

         20170226 古事記壱

    人気ブログランキング ←いつも応援クリックをありがとうございます。

    20170301 赤坂氷川神社
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています)


    古代の日本というのは、実によくできていて、まず中央に天皇がおわします。
    その天皇は国家最高の権威であって、政治を司る役目は、太政官が行うとされていました。
    太政官が置かれる前は、左右の大臣がいて、権力の一元化が防がれていたりもしています。

    ところがこの左右大臣の上に太政官ができてからも、権力の一元化は実は防がれていました。
    というのは、太政官が行うのは、政治上の意思決定です。
    ということは、意思決定されたことは、何らかの形で全国に示達されなければなりません。
    そして示達された政治的意思決定は、それが実行されなければなりません。

    実はこの示達の役割を果たしていたのが、大昔は全国の神社でした。
    まだ仏教が伝来する前のお話です。

    その神社には宮司と呼ばれる神官がいますが、神官は神官としての教育を受けなければなりません。
    その教育は、いま全国の一宮とされている神社や、大社とされている神社が受け持っていました。

    そして村々にある各神社では、田植えの際の苗の配布と、米の備蓄が行われていました。
    米の備蓄は、いまでも「奉納米」という形でその伝統が残っていますが、日本は災害が多い国ですので、万一の時に備えて、村人たち全員が数ヶ月以上(つまり被災地が災害復興され、次の稲作の収穫が安全に行われるまでの期間、通常これは二年とされた)、食いはぐれないように、神社が米の備蓄を行いました。

    ですから、古い由緒ある神社は、どこも災害に遭いにくい立地にあります。
    それは平地であっても、小高くした塚森に築かれ、水害に逢いにくい場所であり、また、周囲は必ず立木が植えられて、それが破風林の役割を担っていました。
    つまり台風のような大風が吹いても大丈夫なようにしてあったわけです。
    また、地震でも倒壊しないように、石組みの上に社(やしろ)が建てられ、その社は通風性が確保された建築仕様になっていて、しかもネズミなどの被害を防ぐための高床式になっています。


    20161026 倭塾バナー


    【倭塾】(江東区文化センター)
    〒135-0016 東京都江東区東陽4丁目11−3
    第38回 2017/3/18(土)18:30〜20:30第4/5研修室
    第39回 2017/4/9(日)13:30〜16:30第4/5研修室
    第40回 2017/5/13(土)18:30〜20:30第1/2研修室

    【百人一首塾】(江東区文化センター)
    〒135-0016 東京都江東区東陽4丁目11−3
    第13回 2017/3/23(木)18:30〜20:30 第三研修室
    第14回 2017/4/20(木)18:30〜20:30 第三研修室
    第15回 2017/5/18(木)18:30〜20:30第三研修室


    続きを読む
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    \  SNSでみんなに教えよう! /
    \  ねずさんのひとりごとの最新記事が届くよ! /

    あわせて読みたい

    こちらもオススメ

検索フォーム

ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

スポンサードリンク

カレンダー

02 | 2017/03 | 04
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

最新記事

*引用・転載・コメントについて

ブログ、SNS、ツイッター、動画や印刷物作成など、多数に公開するに際しては、必ず、当ブログからの転載であること、および記事のURLを付してくださいますようお願いします。
またいただきましたコメントはすべて読ませていただいていますが、個別のご回答は一切しておりません。あしからずご了承ください。

スポンサードリンク

月別アーカイブ

スポンサードリンク

ねずさんメルマガ

ご購読は↓コチラ↓から
ねずブロメルマガ

ご寄付について

ねずブロはみなさまのご支援で成り立っています。よろしかったらカンパにご協力ください。
【ゆうちょ銀行】
記号番号 00220-4-83820
【他金融機関から】
銀行名 ゆうちょ銀行
支店名 〇二九(店番029)
種目  当座預金
口座番号 0083820
口座名義 小名木善行
【問い合わせ先】
お問い合わせはメールでお願いします。
nezu3344@gmail.com

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
テーマは、ご自由に設定いただいて結構です。
講演時間は90分が基準ですが、会場のご都合に合わせます。
E-mail nezu3344@gmail.com

講演テーマ
<ご参考>
古事記に学ぶ経営学
古事記に学ぶ日本の心
百人一首に学ぶ日本の心
女流歌人の素晴らしさ
日本人の誇り
その他ご相談に応じます。

スポンサードリンク

お薦め書籍1


日中戦争-戦争を望んだ中国 望まなかった日本


江戸の自治制


幻の黄金時代


ドキュメント自衛隊と東日本大震災

コメントをくださる皆様へ

基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメントは、削除しますのであしからず。

スポンサードリンク