• 世界史という名の欺瞞


    新刊書『ねずさんと語る古事記 壱』3月15日新発売。大好評予約受付中!
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         20170226 古事記壱

    【お知らせ】
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    3月18日(土)18:30 倭塾 
    3月23日(木)18:00 百人一首塾
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    20170303 世界地図
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています)


    宮脇淳子先生は、個人的に戦後日本が生んだ最大の天才ではないかと思っています。
    Amazonで売られている先生の著作は、おそらく全部読んでいると思いますが、昨年発売された『日本人のための世界史』もとても良い本でした。
    今日の記事は、この本を読んでの私なりに感じたことです。

    戦後の学校教育にある不思議な科目に「世界史」があります。
    これは戦前にはなかった授業科目です。
    戦前は、いまでいう小中学校では「国史」を学び、高等学校でが「東洋史、西洋史」を習いました。
    「世界史」はありません。

    あるはずがありません。
    世界を俯瞰して合理的な因果関係を明らかにする歴史など書きようがないからです。
    なるほど戦後の世界史の教科書は、はじめに人類が誕生して石器時代を経由して四大文明が起こり、ギリシャ・ローマ時代があって、その後東西ヨーロッパを経由して大航海時代、ルネッサンス、イギリス革命、フランス革命、ナポレオン、ドイツ統一、米国の発展等々と授業が続き、その途中にChinaの歴代王朝のことを履修します。

    しかしよくよくみると、ギリシャの都市国家とローマ帝国の成立がどのように関連付けられるのか、そのことが市民革命とどのような因果関係で結びつくのか、ナポレオンとドイツの統一や米国の発展がどのように結びつくのか、おそらく教科書を読んでも誰もわからないし、書いている側もわかっていない。
    しかも故意か悪意か、アフリカや南米、中東、中央アジア、インド、オーストラリア、南極などに関しては、まるで無視され記述がありません。
    つまり、西洋史と東洋史の国ごとの切片を時代順にただ並べているだけで、それぞれの国の在り方や地域ごとの文明が、どのように生まれ、発展し、他の文明とどのように関わっているのかといった事柄は、理解不能でわからないままになっています。

    歴史は、過去にあった事実の因果関係を解き明かす学問です。
    ただ、何年何月にバスチーユ監獄の襲撃事件があったとだけ習ってみたところで、それがどのような相互関係、因果関係によって発生し、その結果、どのように世の中が変化したのかがわからなければ、そもそも歴史になりません。
    ただ、何年に何があったかという記述だけなら、それは年表であって、歴史とは呼びません。

    そもそも理解できないことを、教科書にしているわけですから、生徒たちも何を学んでいるのかさっぱりわからないまま、ただテストに出るからと、試験範囲の年号や事件名を丸暗記しているだけです。
    しかも生徒たちは、歴史とは、ただの丸暗記科目にすぎないという誤った歴史認識を持つことになります。
    これでは教育の体をなしていません。

    20161026 倭塾バナー


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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
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最新刊
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『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

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