• インパールの戦い


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    戦後左翼評論家の「ああだ、こうだ」のご託宣よりも、現実にあった歴史の後に、どういうことが起きたかをキチンと見ることの方が余程真実に迫るのではないかと私は思います。

    20171008 インパール作戦
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     9月21日(木)13:00 埼玉縣護國神社奉納揮毫
    10月 1日(日)11:00 日心会『ねずさんと古事記』出版を祝う会(古事記)
    10月15日(日)13:30 古事記に学ぶ25の経営学
    10月26日(木)18:30 第19回 百人一首塾 公開講座(百人一首)
    11月 3日(金・文化の日)第2回 名古屋倭塾 公開講座(古事記)
    11月 5日(日)第45回 倭塾 公開講座
    11月25日(土)第20回 百人一首塾
     *****

    大東亜戦争の末期、昭和19年3月から6月にかけて、日本陸軍はビルマ(現在名ミャンマー)からインド北東部の要衝、インパールを攻略しようとして作戦を発起し勇戦しました。
    けれど補給の不備で果たせず、空と地から英国軍の反攻を受けつつ退却しています。
    負傷し、飢えて衰弱した体でマラリアや赤痢に罹患し、退却途中で大半が力つきて、退路には延々と日本兵の腐乱死体や白骨が折り重なっていたことから、白骨街道と呼ばれました。

    生還した兵の記録に次のようなものがあります。

    小田敦巳著『白骨街道生死の境』
     道ばたに腰掛けて休んでいる姿で
     小銃を肩にもたせかけている屍もある。
     手榴弾を抱いたまま爆死し、
     腸わたが飛び散り鮮血が
     流れ出したばかりのものもある。
     たいてい傍らに飯盒と水筒が置いてある。
     ガスが充満し牛の腹のように
     膨れている屍も見た。
     地獄とは、まさにこんなところか。

     その屍にも雨が降り注ぎ、
     私の心は冷たく震える。
     そのような姿で屍は道標となり、
     後続の我々を案内してくれる。
     屍を辿った方向が分かるのだ。
     皆これを白骨街道と呼んだ。
     屍の道標を頼りに歩いた。」

    英国軍はこの退路にもしばしば現れ、容赦なく銃弾を浴びせています。
    日本兵の死体のみならず、負傷し罹患して動けない兵をも生死を問わずガソリンを掛けて焼きました。
    こうした酸鼻な敗戦だから、作戦を指導した牟田口中将は、戦後あらゆる罵声を浴びせられました。

    負ければ賊軍は世の習いです。
    しかし、幾らそんな評価をしても失われた生命が帰ってくることはありません。
    むしろ戦争を知らない世代を生きる我々は、歴史を評価するのでなく「何を学ぶか」が大切なことだと思います。

    そのインパール作戦には、戦争を知らない我々には不思議なことが幾つかあります。

    ◇ ◇





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小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』

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