• 日本の獅子はなぜ金歯か


    人気ブログランキング ←いつも応援クリックをありがとうございます。

    お正月といえば、獅子舞(ししまい)です。
    獅子舞の獅子(しし)は、百獣の王のライオンです。
    そのライオンを、何故か我が国では総金歯にしています。
    そのような国は、おそらく世界広しといえども日本だけです。
    なぜ獅子舞の獅子は金歯なのでしょう。
    実は理由があるのです。


    20160102 獅子舞


    人類が誕生してから、現在に至るまでに世界で算出した金(Gold)の量は、オリンピックプールに換算すると約三杯分だと言われています。
    このうちまるまる一杯分が日本で産出した金です。
    まさに日本は、「黄金の国ジパング」そのものだったのです。

    おかげで江戸時代の日本では、庶民の財布には紙でできた一万円札ではなく、黄金でできた小判が入れていました。
    江戸時代の農家の人は、土地に縛り付けられていて、貧困のどん底ぐらしだったというセンセイがおいでになりますが、そんな庶民が、富士山信仰とか、三重県まで行くお伊勢参り、四国の香川県まで旅をする金毘羅参り、京の都での勤労奉仕など、さかんに旅行し、往来していました。

    ちなみに、ときどきテレビなどでも、神社の中に高さ7〜8メートルの溶岩でできた小山がしつらえてある様子が放送されます。
    これは富士塚といって、ウチの近所の神社にもありますが、江戸時代に毎年その辺りの農家の人々が富士登山に行って、都度、富士山の溶岩を少しづつ持ち帰って、山のように積み上げ、その山裾に浅間神社、頂上に奥宮をあつらえてミニ富士山にみたてていたもので、当時盛んであった富士山信仰によるものといわれています。

    要するに一昔前の農協主催の団体観光旅行さながらに、日本全国、農家のみなさんは、あちこち旅行を楽しんでいたわけで、こうした旅行を斡旋する、ツアー会社のようなものもありました。
    さらにこうした旅行に際しては、旅をする人は、肌着の衿(えり)に、小判一両を縫いこんでおくのが慣習でした。
    これは、旅の途中で万一倒れたときに、同行した仲間や、近隣の人に面倒をみてもらうための代金で、小判1両が、いまの貨幣価値だとおよそ6万円くらいでしたから、いってみれば、6万円を襟に縫い付けていたわけです。
    しかも旅ともなれば、いまと違って飛行機も電車も自動車もなかった時代ですから、みんな歩きです。
    途中で何泊もの宿泊もすれば、食事もするし、風呂にも浸かる。
    温泉の湯治も、江戸の昔には盛んに行われていたことです。
    その姿は、どこぞの教科書などに書かれている哀れな貧民百姓といった姿とは程遠いものです。

    続きを読む
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    \  SNSでみんなに教えよう! /
    \  ねずさんのひとりごとの最新記事が届くよ! /

    あわせて読みたい

検索フォーム

ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』

『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦

『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
近日発売
『日本書紀』(タイトル未定)

スポンサードリンク

カレンダー

12 | 2018/01 | 02
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

最新記事

*引用・転載・コメントについて

ブログ、SNS、ツイッター、動画や印刷物作成など、多数に公開するに際しては、必ず、当ブログからの転載であること、および記事のURLを付してくださいますようお願いします。
またいただきましたコメントはすべて読ませていただいていますが、個別のご回答は一切しておりません。あしからずご了承ください。

スポンサードリンク

月別アーカイブ

スポンサードリンク

ねずさんメルマガ

ご購読は↓コチラ↓から
ねずブロメルマガ

ご寄付について

ねずブロはみなさまのご支援で成り立っています。よろしかったらカンパにご協力ください。
【ゆうちょ銀行】
記号番号 00220-4-83820
【他金融機関から】
銀行名 ゆうちょ銀行
支店名 〇二九(店番029)
種目  当座預金
口座番号 0083820
口座名義 小名木善行
【問い合わせ先】
お問い合わせはメールでお願いします。
nezu3344@gmail.com

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
テーマは、ご自由に設定いただいて結構です。
講演時間は90分が基準ですが、会場のご都合に合わせます。
E-mail nezu3344@gmail.com

講演テーマ
<ご参考>
古事記に学ぶ経営学
古事記に学ぶ日本の心
百人一首に学ぶ日本の心
女流歌人の素晴らしさ
日本人の誇り
その他ご相談に応じます。

スポンサードリンク

お薦め書籍1


日中戦争-戦争を望んだ中国 望まなかった日本


江戸の自治制


幻の黄金時代


ドキュメント自衛隊と東日本大震災

コメントをくださる皆様へ

基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメントは、削除しますのであしからず。

スポンサードリンク