• 筆順が日本人をアホにする


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    かつての日本人がとてつもなく優秀だった理由のひとつが、漢字教育にあります。
    なぜなら漢字の持つ象形性は、子供の抽象化、概念化する能力、推理力、主体性、読書力を拓くものだからです。
    実際、昔ながらの漢字教育で、幼児の知能指数が漢字学習で100から130にも伸びたという報告もあります。
    ところが戦後教育は、当用漢字や常用漢字によって漢字の持つ象形性を奪い、さらにこれに輪をかけたようにでたらめな筆順を子供達に強制することで、より一層、子供達の目のみならず、日本人全体から漢字から得られるべき抽象化、概念化する能力、推理力、主体性、読書力を奪ってしまっています。


    20180107 筆順教育
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。尚、本日の画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


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    https://www.facebook.com/events/2239063132986930/
     *****

    筆順というのは、上から書くとか、左側から書くといったルールに基づいていると教わったご記憶があろうかと思います。
    ところがそのように「教育」されることで、実は戦後生まれの私たちは、漢字の持つ象形性を無理やり見えなくさせられています。

    たとえば「必」という字があります。
    現代では、筆順を下の図の順番に書くようにとしています。
    必の書き順
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。尚、本日の画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)

    ところがこれでは、この字が、いったい何を意味している漢字なのか、さっぱりわかりません。
    もともとこの字は音読みが「ヒツ」で、訓読みが「かなら(ず)」ですが、訓読みの「かならず」は、絶対にとか間違いなくといった意味の言葉です。
    だから「必勝」などといった熟語に用いられます。

    その「絶対に」とか「かならず」ということは心に刻(きざ)むものです。
    だから「心」に、斜めの線である「ノ」を書くのです。
    従って「心」を書いてから「ノ」を書けば、自然と「心に刻む」という意味が明確になります。
    「必」という字を書く都度、「心に刻むのだ」という意志が生まれます。

    要するに筆順というものは、漢字のもつ象形性をより明確にするためのものでもあるのです。
    これをバラバラにしてしまったら、漢字の持つ意味がわからなくなります。

    終戦後、GHQが入ってくると、作家の山本有三や土岐善麿らが
    「日本では漢字が濫用され、これが軍国主義を形成した。
     従って漢字教育は軍国主義の復活につながる」
    などと主張しました。
    どこをどう取ったら、そのような見解になるのか、まったく意味不明としか言いようのない主張ですが、英語圏で暮らすGHQの職員らには、なるほど日本語はむつかしかったのでしょう。
    そのことと、山本有三らの主張が相まって、昭和21年には当用漢字が指定されました。

    さらにこのとき、「學」を「学」などの略字にすることが定められています。
    ところがそれだけでは不安だったのでしょう。
    今度は、筆順まで文句をつけ始めたのです。





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小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

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