• 漢字の筆順と日本人の文化性


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    またまたテレビで「漢字の書き順が昔と今と違っている」という特集が組まれるのだそうです。
    なるほど学校教育の現場での、筆順は、昔と今とでは違っています。
    だから「このように変わりましたよ」ということをいいたい番組のようなのですが、問題はむしろ、
    「どうしてそのように変わったのか」
    にあるのではないでしょうか。


    山本五十六の手紙
    実に見事な書で書かれています。
    20180326 山本五十六の手紙
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


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    6月30日(土)13:30〜 第52回 倭塾 公開講座


    以前にも書きましたが、漢字の旧字が、今使われている新字に改められたのは、日本が占領下におかれていた昭和21年11月16日のことです。
    このときに、GHQの指導によって、当用漢字が定められました。

    公文書や出版物などは、その漢字のみを用いるようにとされ、これに呼応して学校教育の現場でも、新字のみが教えられるようになり、さらにこれに追い打ちをかけるように、漢字の筆順までが変えられるという状況となったのです。

    これによって、たとえば礼儀作法の「礼」ならば、もともとは「禮」と旧字で書かれることで、「相手にはっきりとわかるように豊かに示すことが礼なのだ」と、誰もが漢字を通じて「文化の共有」ができていたものが、まったくできなくなりました。
    「礼」という新字を見て、これで漢字の意味をとれる人など、およそ皆無だと思います。

    ですから昔の教育現場では、系統学習と言って、まず「示偏(しめすへん)」は、示(しめ)すことだと教え、「豊」という漢字は「ゆたか」であることが教えられます。
    その上で、「禮」という字を先生が黒板に書いて、
    「この字が意味するものは何か、みんなわかるかな?」
    と生徒たちに質問したわけです。
    そして、
    「そう。相手にわかるように
     豊かにしっかりと示すのが禮なんだ。
     だから君たち、
     ちゃんと相手にわかるように
     相手の目を見て、
     深々とお辞儀をして、
     おはようございますとか、
     こんにちはとか、
     言うんだよ。
     それが禮なんだ」
    と、教えたわけです。


    20180326 イシキカイカク大学



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小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
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