• 歴史戦を変えるものとは


    《第9期 日本史検定講座》受講生募集中!!
    詳細はコチラ→http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3868.html
    《大人のための修身入門》第一回『修身教育とは何か?』」(動画)
    https://www.youtube.com/watch?v=89DM7BIPH_4

    人気ブログランキング ←いつも応援クリックをありがとうございます。


    20180907 歴史戦
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


    歴史というのは過去の事実の筋書きです。
    「ライオンがシマウマを倒した」というのが事実であっても、それを何日も獲物にありつけずにいた哀れなライオンの勇敢な戦いと勝利という筋書きにするのか、いきなり襲われたシマウマの抵抗と悲劇という筋書きに仕立てるのか、それは幾通りもの筋書き仕立ての可能性があるわけです。
    歴史は国家や民族のアイデンティティのもとになるものであり、民族や国家ごとに歴史に求める筋書きが異なるわけですから、その筋書きのどちらが正しいかを議論しても結論は出ません。
    なぜならそれは、ライオンが好きか、シマウマが好きかの議論にしかならないからです。
    そうではなく、事実そのものを検証し再現していくこと。
    それが本来の議論のあり方であろうと思いますし、我々日本人のもっとも得意とするところになると思います。



    【お知らせ】
    <東京・倭塾、百人一首塾他>
    9月15日(土)18:30 百人一首塾 第29回
    9月23日(日)13:30 第54回 倭塾・東京 第54回
    東京の倭塾・百人一首塾は10月から会場がタワーホール船堀に変更になります。
    10月8日(月)13:30 第55回 倭塾 研修室 1330-160
    10月27日(土)18:00 第30回 百人一首塾 407会議室
    11月13日(火)18:00 第31回 百人一首塾 307会議室
    11月25日(日)18:00 第56回 倭塾 研修室
    12月6日(木)18:00 第32回 百人一首塾 301会議室
    12月24日(月)13:30 第57回 倭塾 研修室
    <関西・倭塾>
    8月10日(金)19:00 倭塾・関西 第一回 (IK歴史勉強会 十七条憲法と創生の神々)
    9月9日(日)14:00 倭塾・関西 第二回 (IK歴史勉強会 イザナギ・イザナミと古代の朝鮮半島情勢)
    10月19日(金)19:00 倭塾・関西 第三回 (IK歴史勉強会 大航海時代と大国主)
    11月9日(金)19:00 倭塾・関西 第四回 (IK歴史勉強会 唐の皇帝と日本の天皇)
    12月8日(土)14:00 倭塾・関西 第五回 (IK歴史勉強会 稲作の歴史と古墳のお話)
    <国内研修>
    12月16日(日)~17日(月) 一泊二日 神話を体感する会
    11月の倭塾関西の日程が11月11日(日)から、11月9日(金)19時に変更になっていますのでご注意ください。


    いまの学校には世界史の授業がありますが、戦前にはありませんでした。
    代わって東洋史と西洋史がありました。
    実は両者はまったく異なるもので、世界史とひとくくりにはできないものです。
    どういうことかというと、歴史は過去にあった事実をストーリー仕立てにして記したものを言います。
    ところが東洋史と西洋史とでは、ストーリーに対する考え方がまったく異なるのです。

    東洋史は、王朝の交替史で、新しい王朝が立つと、前の滅んだ王朝の歴史を記した史書が書かれました。
    記述の仕方はパターン化されていて、前の王朝の初代皇帝はとても優れていた人で天命を受けて王朝を開いたけれど、歴代世襲が行われる中でだんだんと皇帝の質が落ち、国が荒れたので天命がいまの王朝に移りました、めでたしめでたしという筋書きです。
    要するに「だからいまの王朝は天命を得た正統な王朝なのだ」と言いたいわけです。

    これに対し西洋史は王朝の正統性を問題にしません。
    ヨソから強大な帝国が攻めてきて、王様以下みんなで奮戦したけれど武運つたなく全員死んでしまった。
    そして帝国の圧政によって民衆が苦しめられたとき、ひとりの英雄(ヒーロー)が立ち上がって帝国に敢然と挑み、ついには帝王を殺し、美女を手に入れて、素晴らしい王国が築かれましたとさ、めでたしめでたし、という筋書きです。
    だから「我々の国が存在しているのだ」といいたいわけですし、英雄である王の言うことを聞け、というわけです。

    このように歴史を記述するうえでの筋書きがまるで異なるわけですから、両者を一緒にしたら混乱します。
    だから戦前戦中までは、世界史という分野はなくて、東洋史と西洋史に分かれて学んでいたわけです。

    ところが戦後に日本に入ってきたGHQは、国史(日本史)の授業を禁止する一方で、強引に東洋史と西洋史を一緒にしてしまいました。
    これは当然のことで、米国で歴史といえば、西洋史しかない。
    彼らには、日本人が東洋史と西洋史に分けて学習していること自体が意味がわからなかったのです。


    ねずさんの新刊



    続きを読む
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    \  SNSでみんなに教えよう! /
    \  ねずさんのひとりごとの最新記事が届くよ! /

    あわせて読みたい

    こちらもオススメ

検索フォーム

ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

スポンサードリンク

カレンダー

08 | 2018/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

最新記事

*引用・転載・コメントについて

ブログ、SNS、ツイッター、動画や印刷物作成など、多数に公開するに際しては、必ず、当ブログからの転載であること、および記事のURLを付してくださいますようお願いします。
またいただきましたコメントはすべて読ませていただいていますが、個別のご回答は一切しておりません。あしからずご了承ください。

スポンサードリンク

月別アーカイブ

スポンサードリンク

ねずさんメルマガ

ご購読は↓コチラ↓から
ねずブロメルマガ

ご寄付について

ねずブロはみなさまのご支援で成り立っています。よろしかったらカンパにご協力ください。
【ゆうちょ銀行】
記号番号 00220-4-83820
【他金融機関から】
銀行名 ゆうちょ銀行
支店名 〇二九(店番029)
種目  当座預金
口座番号 0083820
口座名義 小名木善行
【問い合わせ先】
お問い合わせはメールでお願いします。
nezu3344@gmail.com

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
テーマは、ご自由に設定いただいて結構です。
講演時間は90分が基準ですが、会場のご都合に合わせます。
E-mail nezu3344@gmail.com

講演テーマ
<ご参考>
古事記に学ぶ経営学
古事記に学ぶ日本の心
百人一首に学ぶ日本の心
女流歌人の素晴らしさ
日本人の誇り
その他ご相談に応じます。

スポンサードリンク

お薦め書籍1


日中戦争-戦争を望んだ中国 望まなかった日本


江戸の自治制


幻の黄金時代


ドキュメント自衛隊と東日本大震災

コメントをくださる皆様へ

基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメントは、削除しますのであしからず。

スポンサードリンク