• 軍神・広瀬中佐のお話


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    「軍神」という言葉を軍国主義と決めつける、そういう対立的闘争的価値観では、そこに何の「学び」もありません。
    そもそも日本には、もともと「対立」という概念すらありません。
    「対立」は、もともと英語の「confrontation」を幕末に翻訳した翻訳語です。
    漢字の「対立」という熟語は、江戸時代の昔からありましたが、読みはこれで「ならびたつ」です。意味が違うのです。

    戦前、広瀬中佐が日本人の誇りであり「軍神」とされて、広瀬中佐の歌が文部省唱歌に採用なったのも、部下の命をこそ第一に考える日本の武人の姿こそ、武人の模範と考えられたからです。


    広瀬武夫中佐
    広瀬武夫中佐


    先日参加させていただいた伊勢の修養団での研修で知り合った仲間に、なんとなくイメージが広瀬中佐にそっくりの方がいました。
    その方は東郷神社で東郷平八郎元帥海軍大将にお声がけされたという数奇なご記憶を持たれた方で、なんとなくイメージとして、おそらく広瀬中佐の生まれ変わりのような印象の方でした。
    そこで今回は、その広瀬中佐について、学んでみたいと思います。

    東京駅からJR中央線に乗ると、停車駅は、東京→神田→お茶ノ水→四谷→新宿です。
    ところが昭和の初めごろまで、神田駅とお茶ノ水駅との間に「国鉄・万世橋駅」という駅がありました。
    いま、その駅のホームは、あらためて開放されて、商業施設になっています。

    もともと江戸時代には、神田界隈は武家屋敷街でしたが、明治にはいって、あたりに洋服生地を扱う問屋街が形成されました。
    昔は服地は、各地の小売店さんの店子さんたちや、行商の小売りの商人さんたちが、問屋街に買付にきました。
    買い付けて仕入れた着物は、昔は宅配のトラックなんてありませんから、店子さんたちが背負子(しょいこ)でおぶったのです。
    木でできた箱などに、肩に当たる部分を広く編んで作った縄や布でショルダーベルトと肩パットにして、背中におぶって運んだわけです。
    その背負子(しょいこ)のことを、別名で連雀(れんじゃく)といい、連雀はそのままで行商人のことを指す言葉でもありました。

    背負子
    (手前の人の背負っているのが背負子(しょいこ)です)


    いまでも、古い城下町などには、連雀町とか連尺町とかいう町名が残っていたりしますが、そこにはかつて、問屋街があり、そこには背負子(しょいこ)を背負った行商人さんたちなどが、軒を連ねる問屋さんに、まるでスズメ(雀)が連なるように次々と飛び込んで、商品を仕入れ、それを背負子に入れて背負い、また次のお店へと移っていったりしていたわけです。

    その様子が、まるでスズメが、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら、地上に落ちている餌をついばむ姿に似ているということで、そのあたり一帯は、連雀町と呼ばれました。
    連雀(れんじゃく)は、連尺(れんじゃく)とも書きますが、そういう往時の姿が、まるで目に浮かぶような楽しい町名が、昨今では次々に「何々市中央一丁目」のように、無機質な名前に変えられています。
    町名変更には、それぞれ事情があるものとは思いますが、どの地名にも、その地名にまつわる歴史があるものです。とても残念に思います。

    さて、明治の維新後、天皇が江戸に行幸されて、江戸は東京と名前が変わりました。
    これを「東京奠都(てんと)」と言います。
    「遷都(せんと)」ではなく、「奠都(てんと)」です。
    遷都は都が移されることを言います。
    奠都は、京都と東京都が、どちらも首都であることを意味します。
    この東京奠都は、いまに至るも法的に変更されていませんから、実はいまでも我が国は、京都と東京都が、どちらも都であり首都です。

    さて、江戸時代に武家屋敷街であった万世橋界隈は、明治にはいってから、武家がなくなり、廃藩置県が行われて藩がなくなり、江戸にあった諸藩の藩邸も、参勤交代がなくなって不要になり、武家屋敷は取り壊されて、そこに新たに問屋さんたちが進出しました。
    そして、万世橋界隈は、衣類問屋街に生まれ変わり、連雀町と呼ばれる町に生まれ変わりました。

    人が集まるところには、自然とサービス業も進出してきます。
    ですから神田界隈には、飲食店もたくさんできました。
    そして落語や講談や浪曲などが行われる寄席もできました。
    その寄席は、後年には映像を映し出して、弁士が音声の代わりをつとめる無声映画館に変化しました。
    そのあたりは今「神田食味街」となっています。

    明治中頃に、立川~新宿間に「甲武鉄道」という私鉄が開業しました。
    いまのJR中央線です。
    その「甲武鉄道」が利便性を求めて新宿から次第に伸びて、明治45(1912)年に始発駅が神田まで伸びました。
    そしてこのときに開業したのが、万世橋駅です。

    ところがこの万世橋駅、大正12(1923)年の関東大震災で、駅舎が消失してしまいました。
    その後簡素な駅舎が再建されたのですが、神田駅や秋葉原駅が近くに出来たことで、乗降客が減少し、昭和18(1943)年には、中央線が神田駅に延長、次いで東京駅に線路が延長されたことで、万世橋駅はその役割を終えて廃止となりました。

    取り壊した万是橋駅の資材は、戦時中の物資不足もあって、京浜東北線の新子安駅に流用されたのですが、駅舎がレンガ作りの立派な建物であったため、そのまま取り壊されずに生き残り、関東大震災や東京大空襲にも耐えて、
    ついに2013年9月、JR東日本の商業施設「マーチエキュート神田万世橋」として、旧駅舎の階段などをそのままに、地上2階の商業施設としてオープンしました。

    私はまだ行ったことはないのですが、かつての駅のホームが展望カフェデッキになったとやらで、窓越しに行きかう中央線の上り・下りの電車が間近に見られるのだとか。
    そのうち機会があったら、是非、そこでお茶でもしてみたいと思います。

    前置きが長くなりましたが、実はこの万世橋駅、往年の駅前広場には、戦前には軍神・広瀬武夫中佐と、杉野孫七曹長の立派な銅像(明治43(1910)年建立)がおかれていました。



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小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
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電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
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