• 北海道を守った占守島(しゅむしゅとう)の戦い


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    『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人第三巻』は、戦争をテーマにしています。
    その三巻から、「北海道を守った占守島の戦い」をご紹介します。
    毎年この時期に掲載しているものです。
    こうした旧軍人さんの果敢な戦いがあって、いま北海道は日本の領土です。
    さもなくば北海道は戦後「北方領土」と呼ばれてロシアの占有下に置かれていたことでしょう。
    歴史を知ることは、私達が守らなければならないものは何かを学ぶことです。


    20190819 占守島
    画像出所=https://twitter.com/hashtag/%E5%8D%A0%E5%AE%88%E5%B3%B6%E9%98%B2%E8%A1%9B%E6%88%A6
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


    ──────────
    士魂部隊、池田聯隊長
    ──────────

     作家の司馬遼太郎は、昭和の軍人に対しては批判的な小説家として知られています。
    特に自身が戦車隊員だったときの衝撃的な体験により、戦車隊のことは必ずしもよくは書いていません。
    その司馬遼太郎が、戦車学校校長だった池田末男少将に対してだけは、たいへんに尊敬する人物として著書の中で紹介しています。

     池田少将は愛知県豊橋市出身の方です。日本の戦車戦の理論(機動戦理論)を構築し「戦車隊の神様」と呼ばれていました。
    戦車学校教官当時には「戦車隊教練規定」という教程を編纂し、同校校長に就任しています。

    昭和20(1945)年1月、戦車学校校長から戦車第十一聯隊長に転任しました。
    漢字で縦に「十一」と書くと「士」の字に見えることから、いつしかその戦車隊は「士魂部隊」と呼ばれるようになっていました。
    士魂部隊は精鋭の集まりでした。

    そして終戦のとき、士魂部隊は北海道の沖合に浮かぶ千島列島の最北端「占守島」にいました。
    池田隊長は豪放磊落かつ温和な性格です。
    部下の誰もが池田隊長のことを心から信頼していました。

    こんなエピソードがあります。
    占守島は、夏場でも気温が十五度を上回ることがありません。
    日中は濃霧に覆われ、冬場は気温が零下30度に下がります。雪は電信柱が埋まるほど積もり、風速30メートルもの猛吹雪が吹き荒れることもあります。

    その身を切るような寒さの占守島で、池田隊長は絶対に自分の下着を部下に洗わせなかったそうです。
    全部自分で冷たい水に手を入れて洗濯していました。
    本来なら洗濯は、当番兵の仕事です。
    申し訳なさそうにしている当番兵に、池田隊長はこう言ったそうです。
    「お前はオレに仕えているのか?
     国に仕えているんだろう?」



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    20190317 MARTH



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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

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