• 新刊著『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』が予約開始になりました



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    20191123 万葉集表紙1


    いよいよ
    『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
    が予約開始になりました。
    上の画像がその本の表紙で、白いところが帯になります。
    帯を外すと、タイトルと著者名だけになります。

      20191123 カバー

    しっかりとした雄々しい日本を取り戻すためには、私達自身が日本をもっと学ばなければならないと思っています。
    日本が好きというだけでは、日本が嫌いということの裏返しにしかならないからです。
    日本がどういう国の形をしているのか。
    そのことを、私達自身がしっかりと知っていく必要があると思うのです。

    「江戸っ子」といえば、活気があって喧嘩っぱやくて、けど後味スッキリ!といったイメージがあると思います。
    江戸文化といいますが、その文化は徳川家康公が江戸城を築き、その町並みを造ったときに、まさにそういう文化の薫る町を意図的に目指したことがきっかけであり、理由だということは有名な話です。

    実は万葉集も同じです。
    万葉集が書かれた時代は、白村江事件の後であり、我が国が何が何でも国防のため、また未来のため、災害対策のために、ひとつにまとまらなければならない時代でした。
    世界で、そういうときに行われたことは、常に反対派の征圧と粛清です。
    ところが日本では、地方豪族たちも古い時代には皆、遠い昔の親族であり、日本はそうした歴史を失わない国でもありました。
    ですから親族同士で征圧というわけにはいきません。

    そこで考案されたのが、中央に高い教養と文化を育て、これを全国で共有していくという施策でした。
    そのために編纂されたのが万葉集です。
    ちゃんと目的があって、日本最古の歌集が編纂されたのです。
    ということは、万葉集をしっかりと読み解けば、そこには明らかに我々が取り戻すべき日本文化の原型が書かれているはずです。

    20191123 万葉集画2


    ところがこれまで万葉集といえば、その歌の素晴らしさ、言霊から来る優雅な歌の響きを誰しもが感じ取ることができるのに、その解釈といえば愛憎恩怨ばかりのように解説されてきました。
    たとえばあの偉大な仁徳天皇の皇后であられた磐姫皇后といえば、仁徳天皇を支えた素晴らしい皇后陛下であられたのに、まるで嫉妬の塊であるかのように解説されてきたし、有名な額田王は、天武天皇の妻であり一女までもうけた女性でありながら、天智天皇に抱かれたあたかもふしだらな女性であったかのような、まるで三流週刊誌のゴシップ記事のような解説がなされてきました。
    そしてそれらの解釈のすべてが「万葉集に所蔵された歌の解釈」から生まれています。

    そこでこのたび、全編書き下ろしで、それらの歌の数々をすべて漢字ばかりで書かれた原文に立ち返り、あらためて解釈をしなおしたのがこの本です。
    すると、舒明天皇の「うまし国ぞ大和の国は」の「うまし」は、風光明媚なことのみを言うのではなく、なんと心根の良い民衆のことを詠んだ歌だとわかり、また磐姫皇后は、本当によく仁徳天皇を支えられた素晴らしい皇后とわかり、さらに額田王も、三角関係などとんでもない話で、こよなく夫を愛し支え、夫とともに兄の天智天皇を支えた素晴らしい女性であることが明確に(これは本当に明確に証拠をもって)わかりました。

    この本では、その舒明天皇(じょめいてんのう)の御製や、、大化の改新を成し遂げられた中大兄皇子の歌、万葉集といえばこの人と言われる柿本人麻呂、さきほどの磐姫皇后(いはひめのおほきさき)、薄幸の皇族として名高い有間皇子(ありまのみこ)、額田王(ぬかたのおほきみ)、後に天武天皇となられる大海人皇子(おほあまのみこ)、女性天皇であり日本の元号をはじめて公に用いた持統天皇の御製、筑紫の国司であった山上憶良の愛情あふれる歌、太宰府の長官だった大伴旅人を通じて知る男らしさとやさしさ、一般人女性からは安部女郎(あべのいらつめ)、そして万葉集のトップを飾る雄略天皇の目指された日本の形など、歌とその時代の背景にまで踏み込んで、それらをやさしく、誰にでもわかりやすく解説させていただきました。

    こうした次第から、これまでの拙本は、ねずブロで少しずつ書きだめしたものを、最後に総編集して本にするというものでしたが、今回は、全編完全書き下ろしとなりました。
    とにかく、自分で言うのも何ですが、これまでの著作の中で、最高の本ができあがったと自負しています。

    20191123 万葉集画1


    万葉集が全文漢字で書かれていることは、多くの人の知るところです。
    けれどもその漢字の使い方をよく見ると「世の中は」を「余能奈可波」と書くように漢字をいわゆる万葉仮名として記述した歌もあれば、「神代より」を「神代従」とするように、漢字の持つ意味を大切にしながら歌を記述しているものもあります。
    漢字には、それぞれちゃんと意味があるわけですから、「神代従」と書かれていれば、単に「神代から」と言っているだけではなくて、「神代からある神々の御心に従って」というニュアンスがあることがわかります。
    歌は、短い言葉の中に、万感を込めるものなのですから、そうした漢字の意味も踏まえて、きちんと歌を読み解くことで、はじめて詠み手の心に迫ることができます。
    本書は、そうした試みで万葉集を読み解いた、近代以降では、初めての本となります。

    すると万葉集の歌から浮かび上がってきたものは、なんと日本という国の国柄(くにがら)であり、日本人という民族が築き上げてきた文化の原点そのものであったわけです。
    その内容の濃さ、凄み、深み・・・。
    これは是非、皆様に、人生一度はお読みいただきたい!
    そんな内容の本になりました。

    自分の所感としては、
    この本を書くために
    これまでの人生の
    すべての経験が
    あったのかもしれない

    と、大げさではなく、本当にそんな気がしています。

    いつものように、とても読みやすい、平易な文章で書かれた本です。
    小学5年生くらいから、お読みいただけるように、ふりかなもたくさん付けました。
    また、ねずさんの本としては、はじめての試みになりますが、文中に挿絵も豊富に採り入れています。
    是非、周囲の人にお勧めいただいても、決して恥をかくことがない、素晴らしい本になったと自負しています。

    発売日は12月6日で、その日から出荷が開始になります。
    予約は、昨日より受付開始となりました。
    そしてみなさまのおかげをもちまして、昨日のうちに、Amazonの万葉集部門で1位になりました。

    20191122 1917 告知開始


    是非、この機会にご予約いただければと思います。
    https://www.amazon.co.jp/dp/419864991X/

    20191123 万葉集画3


    さらに、いまご予約いただいた方にのみ、出版社から刊行記念の
    全員プレゼント
    の特典があります。
    Amazonで予約注文した際に、Amazonから送られてくる商品の注文番号を、出版社で用意いただいた特設ページに入力することで、「なぜ万葉集ができたのか。そして縄文時代に何が会ったのか、日本という国の真の原点とはなにか」のお話の音声ファイルがもれなく全員にプレゼントになります。
    →特設ページ
    http://tokuma-sp.moo.jp/nezu_san_manyoshu/top/
    ↑こちら↑は、現在はまだ予告ページなので、注文番号を入れる欄とかはまだありません。
    12月5日になりますと、このページにAmazonの注文番号を入れる欄ができ、申し込むとすぐにプレゼントの音声ファイルが送られるようになります。
    ですので、本をご注文されたら、Amazonから送られてくる注文確認メールの注文番号を、それまで絶対に取っておいてくださいね。

    これはいまだけ特典です。
    特設ページができましたら、またお知らせします。

    是非、この機会にご予約いただければと思います。
    https://www.amazon.co.jp/dp/419864991X/

    ご予約は↓から。


    お読みいただき、ありがとうございました。


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  • 「討ちてし止まん」は責任を持つという意味


    ◆ニュース◆
    第10期日本史検定講座が新規受講者募集中です。
    ○ねずブロの音声版《ねずラジ》が始まりました。
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    神武天皇は我が国の初代の天皇であり、その初代天皇が、各人がそれぞれの持場において、しっかりと責任を持って最後までその責任を果たしきっていくことを、こうして明らかにされたのです。


    20191118 John Edgar Hoover
    画像出所=https://www.thedailybeast.com/j-edgar-hoover-unmasked-by-eastwood-movie-and-last-of-his-g-men
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


    「討ちてし止まん」という言葉は、戦時用語として戦後ずいぶんと戦前までの日本を馬鹿にする言葉として用いられた言葉です。
    けれど馬鹿にした側が、馬鹿者です。
    なぜなら知恵がないからです。

    「討ちてし止まん」は、久米歌(くめうた)と言って、古事記の神武天皇記に出てくる歌にある言葉です。
    神武天皇の軍団が八十健(やそたける)らを倒した後、登美那賀須泥毘古(とみのなかすねひこ)を討とうとしたときに、神武天皇が歌われた歌として紹介されています。
    現代語訳すると、次のようになります。

    1 いかめしくて強い久米の子らよ
      粟の畑にニラが一本生えてきた
      そんなものは根も芽も繋いで
      討ちてしやまん

    2 いかめしくて強い久米の子らが
      垣根の下に飢えた山椒で
      お前たちの口がヒリヒリ疼いていたことを、
      私は決して忘れないから
      討ちてしやまん

    3 神風が吹く伊勢の海
      大きな石に這いまわり
      巻き貝のように這い回わって
      討ちてしやまん


    このように「討ちてしやまん」という語は、三回繰り返して歌われています。
    三度繰り返されているということは、これはたいへんな重要語だということです。



    20191006 ねずラジ
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  • 第66回「倭塾」開催のお知らせ(再掲)



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    上村松篁 【春丘】
    20191108 上村松篁 春丘
    画像出所=https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r336409666
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


    第66回倭塾は、新刊の予約開始を記念して「万葉集と日本の国柄」をテーマにお話をしたいと思います。
    開催場所は、江東区文化センターになります。

    倭塾(公開講座)は、大人から子供までどなたでもご参加いただける、ねずさんの私塾です。
    女性のご参加が多いのも、倭塾の特徴です。
    塾生としての登録が必要なわけでもなく、当日お越しいただければ、どなたでもご参加いただくことができます。

     *

    1 題 名 第66回 倭塾
    2 テーマ 万葉集と日本の国柄

    3 日 時  令和元年11月24日(日)18:30〜20:30
      開 場 18:00
      開 始 18:30
      終 了 20:30

    4 場 所  江東区文化センター 3F 第三研修室
      〒135-0016 東京都江東区東陽4丁目11−3

    5 講 師 小名木善行
    6 定 員 40名

    7 参加費
     (1) ご新規        2500円
     (2) 倭塾参加経験者    2000円
     (3) ご夫婦で参加 お二人で2000円
     ※事前振込は必要ありません。当日会場でお支払いください。
     (4) 未成年者          無料
      (5) ご家族お友達招待特典
       これまでに一度でも倭塾にご参加されたことの
       ある方が、倭塾初参加となるご家族・ご友人などを
       お連れになった場合、
       そのお連れの方を人数に関わりなく
       初回参加のみ無料とします。

    8 参加方法
      直接会場にご来場ください。

    9 懇親会はありません。

    10 Facebook参加ページ
      お手数ですがこのページの
      「参加」ボタンをクリックしてください。
      https://www.facebook.com/events/1200935093439011/

    お読みいただき、ありがとうございました。


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  • 我が国の建国の原点とは


    ◆ニュース◆
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    稲作を普及させたのが迩々芸命(ににぎのみこと)。
    いざというとき(災害発生時)に、稲作によってまかなわれた備蓄米を、地域を越えて融通し合うことができるようにすることによって、日本中が、独立した村や国の集合体として、相互に助け合う村落や国同士が互いに共生する国家にしたのが神武天皇。
    ここに我が国の建国の原点があります。


    20191118 斎庭の稲穂の神勅
    画像出所=https://ameblo.jp/goodluckadviser-misato/entry-12420980143.html
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


    世界を構成した中心的思想や行動は、強者が弱者を支配することでした。
    弱者は強者の支配下に入ることによって庇護され、庇護のもとに入らない者は敵として征圧・粛清されることが世界の歴史というより、人類史そのものと言ってよいものであったかと思います。

    勝てば官軍どころか、上に立てば下の者に対して何をしても許される。
    違法などという言葉は、弱者のためにある言葉であって、勝者や強者は、下の者や敵対する者に対して、いかなる違法行為を働いても罪にならないとされてきたのが歴史です。

    ところが日本では、歴史を通じて、強者は常に身を律して、民が豊かに安全に安心して暮らすことができるようにしていくことが大切とされてきたし、それができない、ないしはそういうことを理解しないで、ただの馬鹿な強者として傲慢や慢心、我侭があれば、それがたとえお殿様であったとしても、座敷牢に閉じ込めて改心するまで説教が続けられたという歴史を持ちます。

    そのようなことがなぜ行われたかといえば、それは日本が「天皇の知らす国」だからです。



    20191006 ねずラジ
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  • 災害対策国家とは


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    地震、台風、水害に土砂災害に外寇・・・。
    あらゆる災害に際して、人命を守る、そのためにいま何が必要なのか。
    私達は日本の原点に帰って、行政司法立法を根幹から見直すべきです。
    戦後的、場当たり的な対応では、もう限界になっています。


    20191116 地震
    画像出所=https://weathernews.jp/s/topics/201904/090175/
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


    日本は災害対策国家として成立したという稀有な歴史を持つ国です。
    もともと日本の創業は、神武天皇にさかのぼりますが、その神武天皇の時代に、日本は災害によって人口が縄文期の26万人から、いきなり8万人に減少するという事態が起きています。
    そしてこの人口減少期に、神武天皇が稲作を普及させ、稲によって日頃から食料備蓄を行う習慣を定着させたことで、日本は人口を短期間のうちに67万人にまで増加させています。

    つまり人口のボトルネック期において、人々が稲作を通じて常温保管できるお米をみんなで蓄えて、いざというときに備え、かつそのお米を、地域を越えて互いに融通しあうことによって、日本全国に暮らす人々が、まさにひとつ屋根の下に暮らす大家族となって生活していこうとしたことが、我が国の建国の基礎になっています。

    このことは、世界の多くの国や民族が、それぞれ王と征服者との闘争によって形成されてきたことと、明らかに大きく一線を画す出来事であったということができます。



    20191006 ねずラジ
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  • 災害を被害にすり替えてはいけない


    ◆ニュース◆
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    何か都合の悪いことが起きると、すぐに「論点をずらし」て「被害者」を声高に主張する国がありますが、天然の災害という自然界の脅威を前に、「被害」という言葉ばかりを連発しても、何の解決にもなりません。
    たいせつなことは、それを国をあげて克服していくことにあるのです。


    20191116 水害
    画像出所=https://www.jiji.com/jc/d4?p=sui051&d=d4_vv
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


    先の大戦では日本各地の大都市では空襲は受けるし艦砲射撃は受けるしで、まさに焼け野原になりました。
    しかも終戦直後の日本は、経済的にはまさに世界の最貧国です。
    食べ物もないし、住むところもない。働くところも焼けてしまっている。
    空襲や艦砲射撃で被災した都市部でも復興のための国家財源など何もありません。
    しかも国中がその状態です。

    ところが戦争からわずか2年足らずで、日本はまたたく間に復興を遂げてしまいました。
    昭和22年には街の姿は大方、もとの通りに戻っています。
    たった2年です。
    有名な歌謡曲の「星の流れに」や、「東京ブギウギ」などが流行ったりしたのも昭和22年です。

    たとえは悪いですが、東日本大震災が2011年です。
    あれから8年が経過していますが、被災地は原状復帰には至っていません。
    いまの日本は豊かであり、被災地も広域とはいえ日本全国というわけでもなく、しかも建設重機も十分にある。
    にも関わらず、何もなかった終戦直後には、すぐに被災復興ができたのに、いまではそれができないのはなぜでしょうか。

    実はその理由が、もともとの日本の建築物は、「壊れることを前提に築かれていた」というものです。
    ですから城郭建築に見られるような高層建築の技術があったにも関わらず、我が国では木造の平屋が基準でした。
    その木造建築も、鉄の釘が使われるようになったのは、近代以降のことで、それまでは建築に基本、釘は使われませんでした。
    いわゆる木造軸組み工法によって建物が立てられていたのです。



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  • ベルギーと日本との親愛の歴史を考える


    ◆ニュース◆
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    力による支配ではない、互いに公正であることによって国際関係を構築していく。
    そんな夢のような出来事が、実は、世界が極端な虐殺に走っていった、その同じ時代に、出現したのです。
    この変化はいまも続いています。


    20191115 ベルギー
    画像出所=https://www.belgium-ex.com/blog/item/10482.html
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


    ベルギーは、英国海峡に面しフランスとドイツオランダ、ルクセンブルグと国境を接する人口約一千万人の王国です。
    童話の「青い鳥」の原作者のメーテルリンクは、ベルギーの出身だし、フランダースの犬でおなじみのフランダース地方も、まさにベルギーのアントワープ地方とその近郊のことをいいます。
    街は、まるで童話の世界のようです。
    自転車好きな方ならおなじみのロードレースも、ベルギーが発祥の地です。オートバイのモトクロス競技も同じくベルギーが発祥です。
    おかげで近年、海外旅行といえばベルギーが人気ですし、そのベルギーもまた、たいへんな親日国です。

    ではベルギーは、どうして親日国なのでしょうか。

    実は日本がベルギーと国交を持ったのは、慶応2(1866)年の日本国白耳義(ベルギー)国修好通商及び航海条約の調印が始まりです。
    日本にベルギーの公使がやってきたのは、なんとそれから30年も経った明治26(1893)年のことで、アルベール・ダネタン男爵が特命全権公使として来日したのが最初です。

    ちなみに日本とベルギーの間に大使の交換が行われるようになったのは大正10年(1921)からです。
    それ以前は、公使の派遣で、ダネタン男爵は在日ベルギー公使館の館長であったわけです。

    氏はその後16年間にわたって日本に駐在し、世界における日本の地位向上のために努めてくださいました。
    例えば日清戦争で日本が旅順港を占領したとき、米国のワールド紙などは、
    「日本が現地で無辜の住民を6万人も虐殺している」と報じたのですが、このときアルベール・ダネタン男爵が、事の真偽を確かめようと調査に乗り出し、結局この報道は米国記者による捏造記事であることを突き止め、これを報告書にまとめて、その日のうちにべルギー本国政府に送りました。



    20191006 ねずラジ
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』

『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦

『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
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『日本書紀』(タイトル未定)

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講演テーマ
<ご参考>
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古事記に学ぶ日本の心
百人一首に学ぶ日本の心
女流歌人の素晴らしさ
日本人の誇り
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