• 鎌倉幕府の崩壊と児嶋高徳


    20191123 万葉集表紙1200
    ◆ニュース◆
    『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』絶賛発売中。
    令和2年度倭塾動画配信サービス受講生募集中です。応募は→コチラ
    ○ ねずブロの音声版《ねずラジ》第二集が始まりました。
    ○ 百人一首の本がオンデマンド版で発売になりました。


    人気ブログランキング
    応援クリックこちらから。いつもありがとうございます。

    「ねずラジ」シーズン2が始まりました。
    ねずブロの音声版です。単にブログを読むのではなく、ブログに書ききれなかったことや、その記事についての思いをお話させていただいています。ご登録はコチラから。


    日本は、建国以来の危機にあると言われています。
    その日本を守り救うのは、我が国の歴史伝統文化の中に根付いてきた本来の日本の形を常識化することにあります。
    ただ外国批判や、国内の一部政治勢力批判だけでは、決して国は変わらない。
    古いものと新しいものを融合し、よりよい日本を築いていくこと。
    そのために必要なことは、正しい知見であろうと思います。


    20200114 児嶋高徳
    画像出所=https://ameblo.jp/horikinu/entry-12361375681.html
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


    戦前までは学校の教科書で紹介され、大楠公と並び称される忠臣として誰もが知る日本の常識でありながら、戦後はまったく存在自体をかき消されてしまった人に、児島高徳(こじまこうとく)がいます。
    児島高徳は、鎌倉時代後期にあたる、正和元(1312)年、備前の国(いまの岡山県東南部)の児島郡の人です。

    元弘二(1332)年、鎌倉幕府は、すでに財政が破綻状態に至っていました。

    幕府というのは、いまでいうなら行政府の中心のようなものですが、行政が財政破綻に陥(おちい)ると、公共事業が全面的にストップします。

    いまなら、上下水道のメンテナンスが行われなくなり、上水道の貯水タンクは掃除されなくなって、水が汚れ、汚れた水の検査も行われず、下水も排水処理が行われませんから、下水道がヘドロでふさがり、道路は補修されませんからデコボコ道となり、道路の白線もすり切れて消えたまま放置されます。公営の病院も廃館となり、入院患者は放置されます。論功行賞も行われず、もちろん公務員の給料も払われません。公的サービスが停止しますから、年金や恩給も支払われず、公共工事も全面ストップ。警察も行政のうちですから、警察機能も停止します。
    また、災害発生時の消防活動も停止、被災地への食料支援や、災害の復興工事も全面的に停止します。
    いま日本のすぐお隣に、まさに財政破綻寸前の国がありますが、自業自得とはいえ、それはおそろしい事態です。

    鎌倉幕府は、相続制度が源氏の制度そのもので、財産は子たちに均等配分するという仕組みでした。
    当時の財産は「田んぼ」でしたから、田んぼを等しく分けるという意味で、これを「田分け」といいます。
    「このたわけ者めがっ!」の「たわけ」です。

    相続の均等配分制度は、いまの日本の民法の相続制度とほぼ同じものですが、この制度のもとでは、いかなる大金持ちであったとしても、7代経過すると、誰もが貧乏になります。
    鎌倉時代でいえば、広大な田んぼを分割相続を繰り返せば、最後には相続した田んぼでは、飯を食べていくことができない耕地面積になってしまう。

    財政破綻にひんした鎌倉幕府は、そこで何度か徳政令(とくせいれい)を強行し、御家人達の借金をゼロにします。
    しかしこれは今風に言うなら、御家人たちを強制的に全員自己破産させるようなものですから、御家人は社会的信用を失い、いっときは借金から免れても、次にはもっと生活が苦しくなります。



    20191006 ねずラジ
    《新作続々》ご登録は↑のバナーをクリック↑


    『ねずさんのひとりごとメールマガジン』
    登録会員募集中 ¥864(税込)/月  初月無料!


    続きを読む
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    \  SNSでみんなに教えよう! /
    \  ねずさんのひとりごとの最新記事が届くよ! /

    あわせて読みたい

    こちらもオススメ

検索フォーム

ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

スポンサードリンク

カレンダー

12 | 2020/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

最新記事

*引用・転載・コメントについて

ブログ、SNS、ツイッター、動画や印刷物作成など、多数に公開するに際しては、必ず、当ブログからの転載であること、および記事のURLを付してくださいますようお願いします。
またいただきましたコメントはすべて読ませていただいていますが、個別のご回答は一切しておりません。あしからずご了承ください。

スポンサードリンク

月別アーカイブ

スポンサードリンク

ねずさんメルマガ

ご購読は↓コチラ↓から
ねずブロメルマガ

ご寄付について

ねずブロはみなさまのご支援で成り立っています。よろしかったらカンパにご協力ください。
【ゆうちょ銀行】
記号番号 00220-4-83820
【他金融機関から】
銀行名 ゆうちょ銀行
支店名 〇二九(店番029)
種目  当座預金
口座番号 0083820
口座名義 小名木善行
【問い合わせ先】
お問い合わせはメールでお願いします。
nezu3344@gmail.com

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
テーマは、ご自由に設定いただいて結構です。
講演時間は90分が基準ですが、会場のご都合に合わせます。
E-mail nezu3344@gmail.com

講演テーマ
<ご参考>
古事記に学ぶ経営学
古事記に学ぶ日本の心
百人一首に学ぶ日本の心
女流歌人の素晴らしさ
日本人の誇り
その他ご相談に応じます。

スポンサードリンク

お薦め書籍1


日中戦争-戦争を望んだ中国 望まなかった日本


江戸の自治制


幻の黄金時代


ドキュメント自衛隊と東日本大震災

コメントをくださる皆様へ

基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメントは、削除しますのであしからず。

スポンサードリンク