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先人たちが目指した日本の姿。それは私達の国が常に「よろこびあふれる楽しい国(=豈国)」であり続けることです。


一格の国体を定めなければ、どんな優秀な官僚を用いても国は滅ぶ

20191123 万葉集表紙1200
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西郷隆盛は「一格の国体を定めなければ、どんな優秀な官僚を用いても国は滅ぶ」と繰り返し述べています。
「格」というのは、不動のもののことをいいます。
ですから「一格の国体」というのは、言い換えれば「万古不易の不動の国のかたち」です。


20190226 河原左大臣
画像出所=https://mkgalle.exblog.jp/2334508
(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


百人一首の14番に河原左大臣(かわらのさだいじん)の歌があります。
 みちのくの しのぶもぢずり たれゆえに
 乱れそめにし われならなくに

有名な歌なので、ご存知のかたも多いかと思います。

歌を詠んだ河原左大臣は、実は、私達の生活と、とても関係の深い方です。
みなさんのお財布には10円玉が入っているかと思いますが、その10円玉には京都の平等院鳳凰堂の絵柄が描かれています。
この平等院鳳凰堂が、河原左大臣の別荘です。
こんなに豪奢な建物を、なんとただの「別荘」として建てています。

平等院が別荘なら、本宅も河原院と呼ばれる、これまた豪勢な邸宅でした。
なんと庭の池に、わざわざ大阪湾から海水を運び込んで、庭そのものを陸奥の名所の塩釜に模していたそうです。
まさに暮らしぶりは豪奢を極めていました。
まるで江戸時代にお取り潰しになった淀屋辰五郎みたいですが、こちらはれっきとした左大臣、しかも嵯峨天皇の皇子です。

しかもこの人、源氏物語の光源氏のモデルです。
要するに、イケメンでお金持ち、というわけです。

河原左大臣の名前は、源融(みなもとのとおる)です。
左大臣になったのは51歳のときで、居宅が豪勢な河原院でしたから、河原左大臣と呼ばれるようになりました。

カネも地位も得た人は、さらに名誉を欲しがるのだそうです。
人の欲望には際限がありません。
この人、陽成天皇がご譲位されたとき、自らを皇位継承者として自薦しました。
これには藤原基経が大反対し、結果は55歳の光孝天皇が即位され、河原左大臣は留任になっています。



20191006 ねずラジ
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小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

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