• ひな祭りの飾りの持つ意味と日本の伝統文化


    ちょっとした慣習にも、それぞれ意味があるものです。
    そしてその意味というのは、我が国においては、誰もが豊かに安心して安全に暮らすことができ、人生において愛とよろこびと幸せを実現できるように、臣民が一丸となっていこうとしてきた長い歴史と伝統から生まれているものです。
    そしてこれこそが、我が国の、古くから続く、ゆるぎない品格です。


    関東雛(京雛は男雛と女雛の位置が逆になる)
    20200303 雛飾り
    画像出所=https://www.yoshitoku.co.jp/hina/column/manner/dolls-decoration
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    3月3日は「ひなまつり」の日です。
    そこでみなさんに質問です。
    写真は、男雛(おびな)と女雛(めびな)ですが、この置き方は、写真のように向かって左が男雛、向かって左が女雛という置き方が正しいのでしょうか。
    それとも、その反対(むかって右に男雛、左に女雛)が正しいのでしょうか。

    答えは「どちらも正しい」です。
    ただ「地域による違い」があります。
    写真のように向かって左に男雛を置くのが関東雛、その反対が京雛です。

    もともと江戸時代までは、京雛の置き方(写真と反対の置き方)が正しい置き方で、それ以外の置き方は存在しないものでした。
    時代劇などで、もしお雛様が写真のような置き方でしたら、それは時代考証の間違いということになります。

    ところが大正天皇が御即位の礼のときに、「洋装で」即位の礼を執り行われた大正天皇が、西洋式に(写真のような)向かって左に立たれたことから、古風なお雛様の置き方まで、全国的に写真のようになりました。
    いまでは京都だけが、古風に従って男雛を向かって右に置いています。

    要するに、もともとの日本の習慣は京雛に代表されるように、女性の左側に男性が立つというのが習慣です。
    男性は女性を護る者です。
    その男性は左の腰に刀を差しますが、仮に前から悪漢が襲ってきたとき、男性が刀を抜いて女性の前に立ちふさがろうとすると、どうしても男性は女性の左側(男性の右側に女性)に立たないと、抜いた刀で先に大事な女性を傷つけてしまいます。



    20191123 万葉集表紙1200
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
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