• 勇敢で高潔で、誰からも好かれた日本軍人


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    以下のお話は、いまから15年前の2005年に、2ちゃんねるの「既婚男性板」というところで、インド人の友人から聞いた話として紹介されたもので、ねずブロでも、何度がとりあげさせていただいています。
    話の内容が事実であるのかどうかは確認がとれていません。
    ただ、実際に戦地に赴かれた軍人さんたちの思いと行動を、たいへんよくあらわした一文だと思います。
    とても心に沁みるお話です。

    20200731 朝顔
    画像出所=https://www.tfm.co.jp/garage/detail.php?id=344
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    【勇敢で高潔で、誰からも好かれた日本軍人】
    2005/07/22(金) 20:10:37 既婚男性板より

    昔々、第二次世界大戦の頃、Mさんというインド人の若者がいました。
    Mさんは、インド国民軍に参加し、日本軍の新藤(仮)という軍人の下で訓練を受けたそうです。
    新藤氏は、日本人にしては色が黒く目鼻立ちが濃かったせいで、日本兵の間で「インド人に 似ているから、お前のあだ名はインドさんだ!」とおもしろがって呼ばれていたそうです。
    また、Mさんたちからも、そのあだ名と、名前の発音がインドの古称である「シンド」と 似ているため、「シンドさん、シンドさん」と親しみを込めて呼ばれるようになったそうです。

    新藤氏の訓練は厳しく、Mさんたちインドの兵士を怒鳴りつけたり鉄拳制裁を加えたりするのも 日常茶飯事だったそうです。
    しかし訓練が終わると、日本の歌やインドの歌を一緒に歌ったり、言葉を教えあったり、時には 特別配給されたお菓子を分けてくれたりと、日本人、インド人を問わず、兵士たちの誰からも 尊敬され、愛される上官だったそうです。

    そして、訓練も終わり、インパール作戦への開始。
    その時、Mさんたちは新藤氏の部下(?)として、作戦に参加することになったそうです。



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  • 明日への希望


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    私たちは、時代の大きな端境期にいます。
    未来は必ず良くなります。
    そして良い未来には、よい心がけが絶対に必要だと思います。

    20200720 幸田露伴
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    昔、江戸に「のっそり十兵衛」という大工さんがいました。
    口は下手だし、無愛想。けれど大工の腕は超がつくほど一流です。

    その十兵衛さんのもとに、ある日、谷中のお寺さんが五重塔を建立するという話が飛び込んできました。
    一生に一度、あるかないかの大仕事です。
    十兵衛は、是非ともその仕事を自分の手でやり遂げたいと願い、お寺の上人さんに会いに行きました。

    ところが、ここに困った問題が起こりました。
    五重塔の建立は、日頃から寺の普請を請け負っている川越の源太という大工に、すでに話を通してあるというのです。

    源太は、十兵衛の兄弟子です。
    風格もあり人望もある。
    しかも一流の大工です。
    十兵衛も、日頃からなにかとお世話になっています。

    源太を裏切ることはできないのです。
    さりとて五重塔の仕事は、なんとしても自分の手でやり遂げてみたい。
    葛藤の中で、十兵衛の妻のお浪も、真剣に悩み苦しみます。

    一方、お寺の上人さんも、十兵衛の持参した五重塔の模型をみて、その見事な腕前にぞっこん惚れ込んでしまう。
    技術も塔の建立への情熱も、源太、十兵衛とも、両方ともとびきりの一流です。

    上人さんは、ある日、寺に源太を呼びました。
    そして、どちらが仕事をするか、二人で話し合って決めるように話します。


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  • 新刊紹介


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    20200728 初等科国語
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    新刊が出ましたので、そのご紹介と、これにあわせて2冊のおもしろい本をご紹介します。

    1 [復刻版]初等科国語 [高学年版]



    この本は、解説を書かせていただきました。
    その一部です。
    「日本人自身が
     しっかりとした日本人としての自覚と誇り、
     道徳的価値観と日本的な愛の心を持つことで、
     外国人が三分の一あっても、日本が微動だにしない、
     むしろ素晴らしい文化香る国が築けたという歴史を、
     私たちは過去の実例として持っています。
     その自覚と誇りと、
     道徳的価値観に基づく愛の心を取り戻すために、
     いまこそ、私たちは戦前戦中に
     実際に用いられていた国語教科書を
     あらためて学びなおす意味があるのだと思います」

    クリックいただくと、Amazonの頁に、この本の内容紹介もありますのでご参照ください。


    2 [復刻版]初等科国語 [中学年版] 解説 葛城奈海



    葛城さんの解説の一部です。

    「日本人としてふまえておきたい大切なこと」の多くは、
     戦後教育では意図的に消し去られただけに、
     現代人は、本書を通じて明らかになるその内容に驚くであろう。
     内容を大まかにテーマ別に分けると、
     神話、偉人伝、神社、祝祭日、兵隊さん、
     尚武の精神、親孝行、自然、生き物との関わり、
     科学的思考といったところだろうか。
     通底しているのは、優しさだ。
     本書の根底には、一木一草にも神が宿るという
     日本的な自然観がある。
     それは、他者への思いやりに繋がり、
     その他者は自然ばかりか無機物にも及ぶ。
     概観して思うのは、
     このような教科書で学んだからこそ、
     戦中の日本人に日本精神が培われたのだということだ。

    クリックいただくと、Amazonの頁に、この本の内容紹介もありますのでご参照ください。


    3 国会議員に読ませたい台湾のコロナ戦



    本文の一部をご紹介します。

    *******
    感染症、いわゆる伝染病が流行るとき、最も恐れなければいけないのが、インフォデミックと言われるデマ、流言の氾濫だ。
    善意であれ、悪意であれ、不確かな情報が広がることで、市民の恐怖が増大し、パニックが起こってしまうからだ。
    何がリスクで、何が安全なのかという確かな情報が欠けていると、民衆は不安や妄想、憶測を口にしてしまう。
    ことは感染症に限らない。
    戦争でも、あるいは災害や事故でも同様だ。
    日本が東日本大震災に見舞われたとき、メディアやインターネット上でも現実の世界でも、不確かな情報や憶測が飛び交ったのを思い出してほしい。

    新型コロナウイルス感染症の蔓延のさなかでは、台湾でも日本でも不確かな情報によってマスクやトイレットペーパーの買い占めが起きた。
    いったん広がったデマは、社会に悪影響を及ぼすうえ、なかなか沈静化できない。
    病院への駆け込み、市民同士のトラブルや差別などにも発展しかねないデマは感染症対策を根本から揺るがす存在でもある。

    誤った情報によるパニックを抑える最大の方法は、市民がもっとも必要としている情報を政府が提供することだ。
    そのため、台湾はリスクコミュニケーションを重視し、政府側の会見に力を入れるとともに積極的に情報共有化を図った。
    頻繁に会見や演説を行うことで、国民や関係職員などを激励し、互いの関係性を深めて来た。
    いくら政府が情報を発信しても、信頼がなければ国民はその情報を信用しない。

    台湾政府の情報発信面での取り組みは、政府と国民との距離を縮めるだけでなく、メディアにも国民にも憶測の余地を与えず、デマの拡散を防ぐことにつながった。
    日本のメディアの暴走を思い出せば、その重要性がわかるだろう。
    もちろんそれによって、国民の不安が取り除かれたのは言うまでもない。

    2020年1月2日、衛生福利部(厚生省)はフェイスブックでこんな告知を行った。
    ・・・武漢から台北松山空港に到着した華信航空(マンダリン航空)AE218便の機内で撮影されたものとして、「重装備の防護服を着た検疫官が飛行機に乗ってきた」
    「機内に原因不明の肺炎患者が搭乗していたようだ」
    と外国メディアに掲載されている情報はまったくの嘘であるので、拡散しないでください・・・。

    台湾衛生福利部疾病管制署(台湾のCDC)が確認したところ、写真の防護服を着た検疫スタッフは台湾の検疫官ではなく、また飛行機もAE218便の画像ではないことが判明。
    台湾CDCは国民に対し、
    「このようなフェイク情報を信じないように、またこのような情報を拡散したり、リツイートしたりすると『伝染病防治法』及び『社会秩序維護法』で罰せられます」と警告している。

    このように、台湾はデマ情報に厳しい罰則を設けている。
    『伝染病防治法』63条では、デマを流し社会の安寧を乱したものは最高300万元(約1000万円)の罰金が科せられる。
    また、『社会秩序維護法』の第63条第5項では、デマを流したものは、3日間の拘留、あるいは3万元(約10万8千円)以下の罰金を科せられるのである。

    それでも台湾社会で、1月中旬ごろからデマ情報が広がり始めた。
    例えば1月11日に「台湾ですでに武漢肺炎、新型コロナウイルスに感染した病院が見つかった」
    「台湾でもすでに武漢肺炎で死んだ人がいるらしい」
    というデマがSNSで流れたのである。

    衛生福利部は、HP上の最新情報欄に、「真相説明」コーナーを設け、こうしたデマ情報をすぐに確認、真相を報告する体制を整えた。
    さらに1月25日には、感染症関連情報および政策の発表は中央感染症指揮センターに一元化することが確認され、民衆及びマスコミなどがソース不明な情報を発信することを禁じた。
    1月29日には中央感染症指揮センターが「疾管家(疾病から家を守りましょう)」というLINEグループを作り、感染症情報をわかりやすく発信し、デマや噂を防止するための具体的な発信を始めている。

    この情報一元化戦略は功を奏して、4月の初めの時点で「疾管家」の登録者は210万人を超え、国民の9割以上、全世帯の22%が登録していることになった。
    衛生福利部のLINEには、「疾管家」よりも多い300万人が登録している。
    これは国民の13%、全世帯の34%が登録していることになる。

    日本も4月に入ってLINEやフェイスブックを使って情報提供や注意喚起を行う取り組みをはじめたが、台湾では1月からこのような情報発信をはじめており、これらの情報発信ツールは、後々も大いに役立つことになった。

    それでも完全には防ぎきれない物質の買い占めや、それによる価格のつり上げに対し、台湾政府は即座に対応した。

    第一章でも登場した消費者保護官が各商店を巡回し、デマ拡散に関しても、台湾政府は「伝染病防治法」の修正案をすぐに公布施行している。
    罰金を300万元(約1000万円)まで引きあげ、その注意通達を発表。
    さらにその修正に応じない者を、「伝染病防治法」64条1で10万元以上100万元以下の罰金とする、とも警告している。

    これらは中央感染症指揮センターの毎日の記者会見だけでなく、LINE、フェイスブックなどでも国民に対して直接発表され、メディアでも広く告知、報道された。

    こうしたかなりの対策の網の目をくぐって起きたのが、2月上旬に突如発生した、トイレットペーパーの買い占め事件である。
    トイレットペーパーの買い占めの原因はLINEグループでのデマ情報の発信だった。

    「マスクの原材料不足のためにトイレットペーパーの生産が中国で止まっている」
    「台湾でもトイレットペーパー不足がはじまる」

    こうした情報がLINEで拡散されるとすぐに警察が動き、発信者である女性3名が容疑者として割り出された。
    そのひとりは高雄市在住の60代のhyouという女性で、500人が参加するLINEグループに次のデマを流したことが高雄市消費者保護会で確認され、連行された。
    「パートナーの皆さんにアドバイスです。
     会社では紙類などの製品が足りなくなっています。
     皆さん、今のうちから
     トイレットペーパー、ティッシュ、キッチンペーパーなども
     なくなる可能性があります。
     これらはマスクの原料に回されます」

    他の2名はその情報をフェイスブックに貼り付けて流言を拡散させた容疑で逮捕された。
    うち1名は、トイレットペーパーの営業販売員であった。
    彼らも高雄の40歳の陳、台南の33歳の陳と名字だけとはいえ、名前まで報道されている。

    警察は、この3名は「社会秩序維護法」第63条の「流言散布、公共の安寧者に十分な影響を与えた罪」が適用され、3日以下の拘留または3万元(約11万円)以下の罰金に処されると発表した。
    今回はトイレットペーパーという日用品が対象だったのでこれで済んだが、マスクなどの防疫物であった場合には、「伝染病防治法」と「社会秩序維護法」の両方が適用されることもあるという。

    ******

    【主な内容】
    序 章 台湾の対コロナ戦争
    第1章 「マスク国家隊」のサプライチェーン構築
    第2章 情報戦を制す「ガチンコ会見」
    第3章 台湾に「素人大臣」がいない理由
    第4章 中国もWHOも信用しない
    第5章 武漢からの国民救出作戦
    第6章 WHOとの戦い、中国との戦い
    第7章 SARSの悲劇が生んだ「戦略計画」
    第8章 なぜ日台の明暗は分かれたのか
    第9章 ピンチをチャンスに、脱中国に

    読んでいて、かつて日本だった台湾が、人口の3分の1をチャイナ人となり、かつそのチャイナ人たちに政財界を牛耳られながらも、なお、かつての日本統治時代の素晴らしい国政の形を残し、今回のコロナ問題にも迅速に立ち向かうことができた。
    素晴らしいと思うと同時に、いまの日本の体たらくのなさけなさが、身にしみる思いでした。

    そもそも国会にも行政にも、さらには司法にも、外国の工作員が大量に入り込み、まさに栲衾(たくぶすま)となって好き放題に、行政、立法、司法を蹂躙し、さらにこれが憲法上の三権だと歌いながら、実際にはいまの日本の政治権力はマスコミが牛耳っている。
    しかもそのマスコミは、これまた特亜のスパイにいいように牛耳られている・・・。

    それでも台湾の人たちは、日本以上に過酷な戦後を過ごしながらも、なお、日本的な意識や価値観を捨てずにいた、そのことが、今回のコロナ戦にもよく現れたのだといえます。

    台湾にできて日本にできないなんてことはないはずです。

    クリックいただくと、Amazonの頁に、この本の内容紹介もありますのでご参照ください。


    お読みいただき、ありがとうございました。


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  • 大塩平八郎に学ぶ


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    大塩平八郎が乱を起こしたという事実については、もちろん賛否両論あろうかと思います。しかしたいせつなことは、大塩平八郎が正しかったのか間違っていたのかという「評価」ではなく、平八郎から「何を学ぶか」であろうと思います。
    大誠実をもってしても、平八郎のように最後は咎人として首を晒されなければならないかもしれない。それでも、民衆のため、正義のために立ち上がる。私達の先人達は、そういう先人たちの手で守られてきたのです。

    大塩平八郎の檄文
    20200719 大塩平八郎の檄文
    画像出所=https://twitter.com/shishinosenzi/status/923116798496489472/photo/1
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    大塩平八郎といえば、学校で「大塩平八郎の乱」として習う人なので、ご存知の方も多いかと思います。
    天保8(1837)年、彼は大阪で飢饉にあえぐ民衆を救おうと蹶起(けっき)し、破れて自決しています。

    この蹶起の際に、彼は「檄文」をしたためています。
    この檄文は、彼の人柄を示す実に見事な書で、また内容もたいへん立派であることから、彼の死後も書写の手本となって全国に広がりました。
    そして、彼の思想と行動は、吉田松陰、高杉晋作、西郷隆盛、河井継之助、佐久間象山らへと受け継がれ、黒船来航という外圧が起こった際に、いっきに全国運動となって幕末動乱から、明治維新へとつながります。

    大塩平八郎の乱は、明治維新の30年前のできごとです。
    檄文、乱、といえば、三島由紀夫の自決が昭和45(1970)年でした。
    はやいもので、あれからもう半世紀が経過しています。
    しかしコロナショックは、いま日本を目覚めさせようとしています。

    大塩平八郎は寛政5(1793)年の生まれで、代々大坂町奉行の与力を勤める家柄で、平八郎はその八代目にあたります。
    奉行所時代の平八郎は、ひどくカタブツで、常に白刃を振りかざして歩いているような、一種独特な生真面目人間だったようです。
    同僚とえいる西町奉行所の同心、弓削新左衛門の汚職事件で、内部告発をしてこれを逮捕した他、数々の難事件を解決しているのですが、真面目すぎる男というのは、どうにも人間関係はよろしくない。

    招かれて同僚の家に行った際も、幕府政治の腐敗の話になって激高し、普通ならまったく歯が立たない硬い魚(カナガシラ)の頭を噛み砕いてしまったとか、平素から
    「邪心ある相手とは付き合うな」
    とばかり、自身の交友関係を厳しく制限するとか、とにかくお固すぎて、まじめすぎた人だったようです。

    それでいて周囲の同僚たちが歯がたたないのは、平八郎がたいへんな勉強家であったことで、実績もある。
    仕事では誰にも負けないから、同僚からは妬まれ、そねまれ、陰口を言われ、人間関係という面では、たいへんなご苦労をされていたようです。


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  • 魂を持つ人、否定する人


    ◎関西講演(場所:羽曳野市)2020/8/1(土)13;00〜15:30 
      誇りある日本の歴史と日中問題の根底にあるものについてのお話しです。
      詳細はコチラ→https://www.facebook.com/events/2662876587147043/

    南京に進出した日本軍の中に、会津若松六十五聯隊がありました。この聯隊は、全員、三〇歳過ぎの家族持ちの寄せ集め部隊でしたから、みんな妻子がいました。
    日本を出た時、この部隊には3,695人がいました。けれど上海の激戦のあと、南京に向かったときには、この部隊の要員は1,400名に減っていました。半数以下です。ろくな食料もなく、それだけの被害を受けていながら、なおも戦い続けました。

    その会津若松六十五聯隊の隊員たちは、南京で投降してきたチャイナ兵たちに食事を与えるため、自分たちの残り僅かな食料を切り詰めてチャイニーズの投降兵たちに食事を与えました。
    そういう行動がなぜできたのかといえば、私達の若き日の父祖たちは、自分の肉体がどんなに過酷な状態に置かれていたとしても、それぞれが自分の魂に恥じない生き方をしようとしてきたから、といえるのではないでしょうか。

    20200712 日本ミツバチ
    画像出所=http://acorn.okamura.co.jp/topics/column/2019/06/25/hachimitsu/
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    何年か前のことですが、隣家の二階の雨戸の戸袋の下に、蜂が巣を作りました。
    はじめは、数匹の蜂がたかっているだけでした。
    なんだろう、と思っていました。
    何日かすると、それがだんだん見事な蜂の巣になっていきました。
    ほんとうに徐々に徐々に・・・。
    蜂達が一生懸命毎日コツコツ働いて、ようやく蜂の巣は直系8cmくらいに育ちました。

    きっと、もう子供が中にいることでしょう。
    そう思った矢先、その蜂の巣に薬品がかけれられ、蜂の巣は撤去されました。
    住んでいる人にとっては、いつ刺されるかわからないものだからです。

    その蜂の巣があった雨戸の戸袋のすぐ下に、隣のお宅の車庫のトタン屋根があります。
    その屋根の上に、一匹の蜂の遺体が転がっていました。

    翌日、夏の暑さに窓を開けて外をみていたら、蜂が一匹飛んでいました。
    その蜂は、巣があったあたりを、何度も行ったり来たりしていました。
    見ていると、そこにあったはずの自分たちの巣を一生懸命に探していることが、その様子からわかりました。
    まるで、「ええ?!どうしちゃったの?ここに家があったのに!、ええっ?!おかしいよぉ!」と蜂の声が聞こえてきそうな、そんな蜂の行動でした。

    その蜂が、車庫の屋根の上の蜂の遺体を見つけました。
    蜂は、その遺体のところに飛んで行くと、遺体のすぐ脇に止まり、なんだか匂いを嗅ぐような仕草をしたり、頭で一生懸命に、死んだ蜂を起こそうとしたり、遺体のまわりをぐるぐると回ったりしていました。

    「おい、起きろよ。起きてくれよ。どうしちゃったの?」と、蜂が泣きながら遺体にすがっていることが、仕草から伝わってきました。
    小さな蜂でも、そうやって巣を思い、仲間を思う気持ちがあるんだな、と感じました。
    昆虫にも魂があるのかもしれないと思いました。



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  • やすらはで  寝なましものを  さ夜更けて  かたぶくまでの  月を見しかな


    ◎関西講演(場所:羽曳野市)2020/8/1(土)13;00〜15:30 
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    和歌に興味がないという方も、是非、この記事をご一読いただければと思います。
    和歌の世界の深みは、日本文化そのものの深みでもあります。
    そして赤染衛門のこの歌は、単に、友人の代作をしたというだけではありません。
    思いやりをたいせつにすることによって、きわめて安定した社会が築かれたこと、
    そしてひとりの女性の小さな思いやりの歌が、ひとりの男をたくましく成長させ、その男の未来を開いたこと、
    そこにこそ、この歌が500年の歴史を描いた一大抒情詩としての百人一首の中盤に置かれた意味があるのだということができるのです。

    20170729 赤染衛門
    画像出所=https://blogs.yahoo.co.jp/tcfhj507/19197588.html
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     やすらはで
     寝なましものを
     さ夜更けて
     かたぶくまでの
     月を見しかな


    小倉百人一首五十九番にある赤染衛門(あかぞめえもん)の歌です。
    歌を現代語訳しますと、
    「あなたが来ないとわかっていたら
     さっさとやすらいで寝てしいましたものを、
     夜が更けて、
     西に傾く月を見てしまいましたわ」
    といった意味になります。

    たいへんにわかりやすい歌で、この現代語訳は、たいていのどの本をご覧頂いても、同じ訳が書かれています。
    なぜならこの歌には、後拾遺集に詞書(ことばがき)があり、そこに次のように書いてあります。
    「中関白少将に侍りける時、
     はらからなる人に物言ひわたり侍りけり。
     頼めてまうで来ざりけるつとめて、
     女に代りてよめる」です。

    「女に代りてよめる」ですから、赤染衛門は、誰か、他の女性に代わってこの歌を書いているわけです。
    現代語に訳すと、
    「後に中関白にまで出世することになる
     藤原道隆さまが
     まだ少将だった時代に、
     自分の『はらから』
     つまり姉妹同然の女性の友達のところに
     来るといって来なかったので、
     その女性に代わって
     詠んであげた歌です」
    となります。

    それで、
    「朝まで起きて待っていたけれど、
     さっさと寝てしまえば良かったわ」と詠んでいるわけです。
    ただそこから、ただの皮肉や愚痴しか読み取らないのでは、この歌がすこしもったいないです。


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  • 究極の民主主義であるシラスとは


    古代ローマでは、市民というのは、国を護る意志を持ち、国を護る義務を果たせる者のことを言いました。いまでも世界では、ありもしないデタラメで世間をたばかり政府の転覆を図ろうとする者は、カルト、テロとして、家族も含めて逮捕投獄死刑があたりまえです。
    ところが日本では、そうしたありもしないデタラメで世間をたばかり政府の転覆を図ろうとする者が、堂々と国政に立候補し、政治家となり、あるいはメディアを押さえて世間を混乱させています。
    けれど、これは「結果」です。それ以前に有権者の意識が変わらなければならない。そのためにも、「しらす」という言葉を復活させていかなければなりません。

    天皇皇后両陛下
    20200716 天皇
    画像出所=https://dot.asahi.com/aera/2019102300016.html
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    古事記に「国譲り神話」があります。
    出雲にあった大国主神が高天原の求めに応じて国を譲り渡したお話です。
    大国主は国の譲渡の条件として「私の住処(すみか)として、大地の底まで宮柱が届き、高天原まで千木が高くそびえ立つほどの、大きく立派な神殿を建ててください。そうすれば私はそこに隠れましょう」と述べました。
    そうしてご創建されたのが出雲大社(いずもおおやしろ)です。

    この「国譲り神話」は、わたしたちの国が、戦(いくさ)よりも話し合いで解決する精神や、敗れた側を皆殺しにしたりするのではなく、その名誉を讃え尊重するという日本的心の教えとして紹介されることが多いのですが、もうひとつ、実はとても大切な教えが書かれています。
    それが「シラス」と「ウシハク」です。
    この「シラス」と「ウシハク」について、古事記の大国主神話から学んでみたいと思います。

     *

    大国主神は、若い頃は大穴牟遲(オオナムチ)という名でした。
    この頃のエピソードが有名な因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)です。
    大穴牟遅は、ウサギを助けることで、やさしい性格であること、古代の医療知識を持つ頭の良い青年であることが明かされます。
    そしてこの助けたことがご縁となって大穴牟遅は八上比売(やがみひめ)と結ばれています。
    つまり見た目も良い若者であったわけです。

    ところが大穴牟遅が八上比売と結ばれたことで、彼は兄の八十神たちから激しい嫉妬を受けます。
    古来、男の嫉妬は女性の嫉妬の何百倍も怖いといいます。
    案の定、大穴牟遅は、何度も命まで奪われるような仕打ちを受けます。
    多勢に無勢どころか、大勢の兄たちに対して、大穴牟遅はたったひとりです。
    一方的にイジメられるのです。

    心配した母や大屋毘古神(おほやびこのかみ)の勧めに従って大穴牟遅は、根の堅州国(ねのかたすくに)の須佐之男命(すさのおのみこと)を尋ね、そこで厳しく鍛え上げられます。
    そして須佐之男命の太刀や弓をいただいた大穴牟遅神はイジメていた八十神たちを全部やっつけて、八千矛神(やちほこのかみ)となり、大いなる国の主となったというのが、大国主神話です。

    大国主神の治世によって、中つ国はおおいに発展し、国力を充実させて遠く韓国(からくに)までも平定したということが古事記に書かれています。
    彼の国は国の領域も経済もおおいに発展して大いなる国となったのです。
    ところがこの大国主神の国には、二つの大きな問題がありました。
    ひとつは、大国主神が大王としての権威と権力の両方を併せ持つ存在であったこと、もうひとつは、国際交流によって都市部の経済がたいへんに発展した国であったことです。


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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
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『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

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