• 災害は予防によって対処する


    天然の災害対策も、疫病対策も、それが起きてから対策をとるのでは遅い。災害も疫病も、何年かおきには必ず起こります。起こるとわかっているなら、平素から対策のために、あらゆる手段を講じていかなければなりません。もちろん日頃から対策に勤めることは、平時からみた目線では、社会的な無駄に見えるかも知れない。けれど被害が現実のものになってからでは取り返しがつかないのです。
    そういう意味で、コロナ問題はこれまでの、
    「無駄を排した平時を前提として効率社会」から、
    「無駄と思われても安全と安心を優先する社会」へという、大きな変化をもたらしました。
    このことは神々からの大切な教えであると思います。

    20200403 新型コロナウイルス
    画像出所=https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2020/04/20200402_01.html
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    新型コロナウイルスの関係で大都市部の大手書店さんは軒並み休業です。郊外の書店さん、あるいはAmazonや紀伊国屋さんの通販などを利用してお求めいただければと思います。せっかく神様からいただいた時間です。少しでも有効活用するために、まさに日本人の覚醒の書である日本書紀、是非、お友達にお薦めいただければと思います。
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     武漢コロナが世界中に猛威をふるっていますが、このような大規模な感染症のことを昔は疫病(えきびょう)といいます。
    疫病には、コロナ以外にも、たとえばペスト、天然痘、コレラ、赤痢、らい病などがあります。
    人類史を考えるとき、忘れてはならないのがこの疫病の蔓延(まんえん)です。

     たとえば14世紀に元が滅んで明になったとき、元の人口はおよそ1億3千万だったものが、およそ3千万人に減っています。その原因が疫病です。人口の8割が失われたのです。
    この人口の急減によって元は滅んで北方の遊牧生活に帰り、その後に王朝を築いたのが明(みん)王朝です。

     歴史は繰り返します。
     17世紀には、その明が滅びて、清の大帝国が生まれました。このとき9千万人いた明の人口は、わずか2460万人にまで減っています。人口の7割が失われたのです。

     14世紀のときも、17世紀のときも、これだけの死者が出ると、もはや食料の生産もままならず、生き残った人々は、安全と食べ物を求めて北方に移動して、北方遊牧民の土地を奪います。
    すると遊牧地を奪われた北方遊牧民たちが怒って中原に攻め込みます。それが新たな王朝が築かれた実際の理由です。

     チャイナの歴史はこの繰り返しといえます。
    これを易姓革命(えきせいかくめい)と言います。
    「天命が革(あらた)まり、皇帝の姓が易(か)わる」という意味です。
    大昔はウイルスの存在なんてわかりませんから、それだけ大きな被害が出たとき「きっと天帝がお怒(いか)りなのだ」と考える他なかったし、疫病の後に新たな王朝が誕生すれば、それをもって「天命があらたまった」と考える他なかったのです。

     そしてこの14世紀、17世紀のどちらにおいても、このチャイナ発の感染は遠くヨーロッパにまで及んでいます。
    そして疫病は、ヨーロッパで毎度人口の6割を失わせました。
    有名なヨーロッパの黒死病の流行です。黒死病とはペストのことです。

     ところがユーラシア大陸でこれだけ猛威をふるった疫病ですが、日本には感染がほとんど広がっていません。
    14世紀の疫病のときは日本は南北朝時代ですが、この時代については太平記に詳しく描かれていますけれど、その記述の中に疫病は出てきません。
    それどころか感染症によって甚大(じんだい)な人口の減少そのものが、まったく発生していません。
    元の末期頃の時代には、倭寇が大陸の沿岸部に達していたことが歴史に記録されていますから、チャイナと日本は、なんらかの人的交流があったわけですけれど、それでも疫病が日本に達することがなかったのです。


    20200401 日本書紀
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    20191006 ねずラジ
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
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