• 曽我物語に学ぶ日本的精神性とは


    「曽我物語」は、鎌倉時代の実話が基になっています。
    そしてこの物語は、その後の時代を通じて人々に愛され続けました。
    それは儒教的な意味における兄弟の「孝」ではありません。
    登場人物の誰もが、真面目であり、真剣であり、誠実でありながら、すべてが丸く収まるわけではない。
    だからそこに共感があったのだと言われています。

    20200802 曽我物語
    画像出所=https://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/kabuki/jp/play/play8.html
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    江戸時代、江戸の町では芝居小屋が大人気で、とりわけ浅草三座と呼ばれる3つの芝居小屋は、千両役者が立ち並ぶ我が国きっての名門芝居小屋とされていたことは、ご存知の方も多いかと思います。
    この江戸の芝居小屋が、現代に続く歌舞伎に至っているというわけですが、この千両役者というのは、江戸時代、本当に千両役者で、一日の公演でまさに千両(いまで言ったら6千万円)のチップを本当に稼いだのだそうです。
    すごいものですね。

    この江戸の芝居小屋で欠かせない演目といえば、「曽我兄弟」に「忠臣蔵」です。
    特に「曽我兄弟」は、新春の出し物として三つの芝居小屋が同じ「曽我兄弟」の演目で舞台を演じて華を競いました。
    ですから江戸っ子としては、曽我兄弟物語は、まさに常識で、幼い子供から大人まで誰でも知っている物語であったわけです。

    同じ演目を三つの芝居小屋がやるなんて、なんと芸がないのだろうと思うのは、素人のあさはかさ。
    実は新春の出し物は「曽我兄弟」と決まっていますが、その演じる内容は、年ごとに、そして芝居小屋ごとにも、まったく違ったのです。
    それぞれの芝居小屋で、毎年、異なる筋書きで「曽我物語」で演じる。
    役者が違い、筋書きが違い、当然、衣装も化粧も異なる。
    この違いを観て、楽しむというのが、江戸っ子の「粋(いき)」ってものであったわけです。
    まあ、江戸っ子風にいえば、
    「べらんめえ、この違げえがわかんねえようなやつぁ、江戸っ子たあいわねえってんだいっ」てな感じです。

    では、その「曽我物語」というのは、どのようなお話だったのでしょうか。
    時は平安末期、平家全盛の時代、東国では地方豪族たちの領地争いが絶えず、伊豆では工藤祐経(くどうすけつね)と伊東祐親(いとうすけちか)が、長年の争いを繰り返していました。
    そんなある日、工藤祐経が家来に命じて、狩りをしていた伊東祐親に弓を射たのです。


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    2020/8/1(土)13;00〜15:30 羽曳野講演(羽曳野市いずみの里 南島泉集会場)
     https://www.facebook.com/events/2662876587147043/
    2020/8/15(土)靖国神社昇殿参拝
     https://www.facebook.com/events/2667848776866935/
    2020/9/12(土)13:30-15:30 第75回倭塾(於:富岡八幡宮婚儀殿)
     https://www.facebook.com/events/1140192956351381/
    2020/10/18(日)13:30-16:30 第76回倭塾(於:富岡八幡宮婚儀殿)
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    2020/12/19(土)13:30-16:30 第76回倭塾(於:富岡八幡宮婚儀殿)
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    20200401 日本書紀
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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
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