• 沖縄戦で米軍を苦しめた参謀・八原博通大佐


    米軍の陸軍戦史は、沖縄戦について、次のように記しています。
    「沖縄における日本軍は、
     まことに優秀な計画と善謀をもって、
     わが進攻に立ち向かった。」
    沖縄戦において、日本守備隊は、実に勇敢に戦ったのです。
    そしてこの沖縄における防御戦の作戦指揮をとったのが、ご紹介する八原博通第三二軍高級参謀です。

    20200815 あゝひめゆりの塔
    画像出所=https://www.nikkatsu.com/movie/21090.html
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


    人気ブログランキング
    応援クリックこちらから。いつもありがとうございます。

    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    いま、Amazon Prime Videoで、吉永小百合が主演した1968年作品の「あゝひめゆりの塔」を観ることができます。
    戦争の悲惨さ、悲しさをつたえる名画です。
    まだご覧になられていない方は、是非一度、ご視聴されることをお薦めします。

    何が悲惨だといって、物理的な戦争ほど悲惨なものはない。
    だから二度と戦争に巻き込まれてはならない。
    これは筆者の信念とするところです。
    だからこそ、そのために幾重にも備えを固めておく。
    それこそ、戦争を経験した国民としての、あたりまえのことだと思います。

    ただし、だからといって憲法9条を護れという議論は、正解といえないとも思っています。
    なぜなら戦争は、相手があって起きることだからです。
    日本に戦争をする意思がなくても、敵が勝手に攻めてくるということは、現実の問題としてあるのです。
    国防をおろそかにすれば蹂躙される。
    しかも現代は超限戦の時代です。
    情報分野から政治経済、コンピューターネットワーク、ありとあらゆるものが戦争の対象です。

    我が子を守るためなら、アゲハチョウでさえ、身を犠牲にしてでも闘います。
    これは生き物の本能であろうと思います。
    そういう心と行動を失った者は、もはや人の皮をかぶった獣どころか、生き物ですらないといえます。
    昆虫にも及ばない、ゾンビです。
    私は、常に人でありたいと願うものです。

    「あゝひめゆりの塔」で描かれている大東亜戦争における沖縄戦は、昭和20(1945)年3月26日から6月23日にかけて行われた大規模な戦闘です。
    日本の守備隊   11万6400名に対し、
    米軍が投じた兵力は54万8000人。

    日本の5倍の戦力であることに加えて、米軍の使用した銃弾の数は270万発、砲弾が6万発、手榴弾39万発、機関銃弾3000万発です。
    まさに圧倒的な火力です。
    これによって日本の将兵は9万4000名、民間人も同じく9万4000名がお亡くなりになりました。

    「あゝひめゆりの塔」は、その中で、戦傷者の手当をするために野戦病院(といっても洞穴です)に勤務していた女子中学生(いまでいう高校1年生)の少女たちの物語です。
    国際法によれば、軍隊が攻撃して良いのは、制服を着て鉄兜をかぶり、手に銃を持った兵に限るとされています。
    野戦病院や、婦女子に対する銃撃は、戦時国際法上、あってはならないことです。

    戦場は狂気の世界だからという人もいます。
    当時の日本軍は、この戦時国際法を常に遵守して行動していましたが、米軍がそうではなかったことには、別な理由があります。
    米軍に限らず、当時の世界では、イエローは人として認識されなかったのです。
    現代の常識と、当時の常識は異なります。

    このようなことを書くと、日本軍もチャイナで民間人を殺戮したではないかと言う人がいます。
    その一例としてあげられるのが、重慶への空爆ですが、日本軍が民間人への虐殺をしたというのは、中共の宣伝工作にすぎません。
    日本側は、あくまで重慶の国民党の軍事施設のみを狙って、ピンポイントで空爆を行っています。
    理由は簡単です。
    めくらうちできるほど、日本には砲弾に余裕がなかったし、日本は戦時国際法を守って戦っていたからです。

    一方、こうした戦時国際法を逆手にとったのが当時のチャイナ兵で、軍服を脱ぎ、民間人のフリをして街に入り込み、いきなり銃を乱射して日本兵を殺すということが広く行われました。
    これを便衣兵と言いますが、このことが効果があったのは、
    (1) 日本が軍服を着ていない者への攻撃をしてはいけないという戦時国際法を遵守していたこと。
    (2) チャイナ側がそうした(ある意味義理堅い)日本軍の行動をよく知っていたからこそ意図的に便衣兵が用いられた。
    という二つの理由からです。
    逆に言えば、それだけ日本がしっかりと戦時国際法を守っていたということの証明です。

    さて話が脱線しましたが、「あゝひめゆりの塔」に描かれた沖縄戦については、当時の米軍の従軍記者の戦況報道に、次の一文があります。

    「現在少将ホッジ麾下の第24兵団の
     進撃速度は1日2百メートルにとどまり、
     7日頃からは、
     日夜日本軍重砲兵の猛射を浴びて苦戦の連続だ。

     8日朝、アメリカ軍は要地赤色高地に向かって、
     戦車5台を先頭に突入、
     地雷原を突破前進したが、
     日本軍は焼夷弾をもって戦車を攻撃、
     さらに銃剣をきらめかせて突撃を開始した。

     この戦闘の結果、アメリカ軍は戦車3両を喪失、
     同高地を放棄しなければならなかった。

     牧港と東海岸の和宇慶を結ぶ線には
     日本軍の一連の陣地がある。

     欧州戦の体験者はこれを評して、
     巧緻かつ構想豊かであると同時に
     これまで見たいかなる陣地よりも
     見事に組織されていると慨嘆した。」



    『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』 先行予約受付中(2020/9/19発売)

    《塾・講演等の日程》
    どなたでもご参加いただけます。
    2020/9/12(土)13:30-15:30 第75回倭塾(於:富岡八幡宮婚儀殿)
     https://www.facebook.com/events/1140192956351381/
    2020/10/18(日)13:30-16:30 第76回倭塾(於:富岡八幡宮婚儀殿)
     https://www.facebook.com/events/867036783780708/
    2020/11/15(日)13:00〜15:30 日本書紀出版記念(於:靖国会館)
     https://www.facebook.com/events/269322421064039/
    2020/12/19(土)13:30-16:30 第76回倭塾(於:富岡八幡宮婚儀殿)
     https://www.facebook.com/events/337364737249840/



    20200401 日本書紀
    ◆ニュース◆
    『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』2020/9/19発売。先行予約受付中
    『[復刻版]初等科国語 [高学年版]』絶賛発売中!!
    『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』絶賛発売中!!
    『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』絶賛発売中。


    『ねずさんのひとりごとメールマガジン』
    登録会員募集中 ¥864(税込)/月  初月無料!


    続きを読む
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    \  SNSでみんなに教えよう! /
    \  ねずさんの学ぼう日本の最新記事が届くよ! /

    あわせて読みたい

    こちらもオススメ

検索フォーム

ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

スポンサードリンク

カレンダー

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

最新記事

*引用・転載・コメントについて

ブログ、SNS、ツイッター、動画や印刷物作成など、多数に公開するに際しては、必ず、当ブログからの転載であること、および記事のURLを付してくださいますようお願いします。
またいただきましたコメントはすべて読ませていただいていますが、個別のご回答は一切しておりません。あしからずご了承ください。

スポンサードリンク

月別アーカイブ

ねずさん(小名木善行)著書

ねずさんメルマガ

ご購読は↓コチラ↓から
ねずブロメルマガ

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
テーマは、ご自由に設定いただいて結構です。
講演時間は90分が基準ですが、会場のご都合に合わせます。
E-mail nezu3344@gmail.com

電話  080-4358-3739

スポンサードリンク

コメントをくださる皆様へ

基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメント、および名無しコメントは、削除しますのであしからず。

スポンサードリンク