• 加藤清正に学ぶ義勇󠄁公󠄁ニ奉シ


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    「ひとたび危急の大事があったならば、不可能を可能にする力を奮い起こして公のために身を奉じ、これをもって天壌(あめつち)に終わりがない皇運を支える。」
    これが教育勅語にある「義勇󠄁公󠄁ニ奉シ」の意味です。

    加藤清正像
    20200925 加藤清正
    画像出所=https://shirobito.jp/article/495
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    小名木善行です。

    「義を見てせざるは勇無きなり」は、『論語』の為政篇第二24にある言葉です。
    そこには次のように書かれています。

    「子いわく、その鬼(き)に非(あら)ずして之(これ)を祭(まつ)るは諂(へつらい)なり。義を見て為(な)さざるは勇無きなり」
    (原文:子曰。非其鬼而祭之、諂也。見義不為、無勇也。)

    現代語に意訳すると次のようになります。
    「先生いわく、
     御魂でもないのに、さもありがたいことのように
     なにものかを祀(まつ)るのは、
     ただのまやかしであり、へつらいです。
     同様に、我が身を捧げるべきときに
     それをしないのは、
     勇気がないからです」

    修身教科書にあるこの加藤清正の物語は、約束を果たすために我が身を捧げた清正の義勇をあらわしたものといえます。

    「義」とは、漢語の意味は、我が身を神に捧げる羊のように、身命(しんみょう)を捧げることです。
    大和言葉では義と書いて「ことわり」と読みますが、これはあらかじめ定まった道のことです。

    「勇」の漢字は、重いものを持ち上げる力を意味し、そこから転じていさましいことをあらわします。
    大和言葉では、「いさむ」と読み、「いさ」は差を埋めることですから、いわば越えられない壁を乗り越える力のことをあらわします。

    ですから「義勇」とは、ひとことでいうなら、「不可能を可能にする力」です。
    このことを題材にした物語が、戦前の教科書の尋常小学修身書巻五にあります。
    加藤清正(かとう きよまさ)のお話です。


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    20200401 日本書紀
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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
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