• 勤労感謝の日と新嘗祭


    新作動画です。


    ただ父さんが働いているから、それに感謝する日なのだという文化なのか。
    それとも、古代から続く日本という国に感謝し、いま生かされていることに感謝し、陛下の祈りに感謝し、そしてより良い明日を願い、新たな出発の日とする文化なのか。
    どちらを好ましいとする国柄を築くかは、これからの日本人次第です。

    20181107 新嘗祭

    画像出所=https://www.sankei.com/life/news/171123/lif1711230028-n1.html
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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    よく「祝祭日」という言葉が使われますが、戦後の法律には「祝日」はあっても「祭日」はありません。
    祭日は戦前戦中まで、明治41年皇室令第1号の「皇室祭祀令」によって定められた日のことで、この名称が簡略化されて「祭日」と一般に呼ばれていたものです。
    戦後はGHQによって「皇室祭祀令」が昭和22年に廃止され、同年付で「国民の祝日に関する法律」が施行されました。
    ですから法的な呼称としては、現代には「祭日」は存在しません。

    たとえばお正月の1月1日の元旦は、戦前の法律なら「四方節」、戦後は単に「元日」とされています。
    同様に戦前までの「新嘗祭(にいなめさい)」は、戦後の法によって「勤労感謝の日」とされているわけです。

    明日の11月23日は、その「勤労感謝の日」ですが、もともと「新嘗祭(にいなめさい)」の日です。
    ところが、どうしてこの日が「勤労感謝の日」と呼ばれるようになったのかというと、その理由が「新嘗祭だから」です。

    新嘗祭というのは、今年の新穀を天皇が新米を神々に捧げて饗応するという皇室催事です。
    歴史的には仁徳天皇が新嘗祭を執り行なったことがはじまりで、すでに1600年以上の伝統があります。
    そんじょそこいらの国の成立よりも、はるかに古い歴史があるのです。

    新嘗祭は、これに先立って10月17日に「神嘗祭(かんなめさい)」が、まず行われます。
    こちらは伊勢神宮で行われるもので、その年に収穫された新穀を天照大御神に捧げます。
    これを受けて、次いで今度は皇居で行われるのが、11月23日の「新嘗祭(にいなめさい)」です。

    「新嘗祭」では、天皇陛下が皇居内にある神嘉殿(しんかでん)という特別な御殿の中に篭もられ、そこに天照大御神をはじめ、天神地祇(てんじんちぎ)のすべての神々をそこにお招きされ、初穂お供えして、神々とともにこれをお召し上がりになられます。
    天神地祇とは、天つ神、国つ神のことです。

    すごいのは、この新嘗祭の慣例です。
    なんと、ご飯が柏(かしわ)の葉の上に盛られ、陛下は古代箸(こだいばし)でそのご飯をお召し上がりになられるのです。


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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
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最新刊
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