• 赤穂浪士外伝「紅扇に乗せた梅の花」矢頭右衛門七


    昨今では、この時期に定番だった「赤穂浪士」の時代劇もテレビでやらなくなったし、そもそも赤穂浪士を知らない若者が増えていると聞きます。今日のお話のような物語を、時代劇でこの時期にやったら、きっと高視聴率間違いないと思うのですが、残念なことです。

    20191214 紅扇に乗せた梅の花
    画像出所=http://blog.livedoor.jp/rh1-manyo/archives/43416882.html
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    小名木善行です。

    毎年この時期に赤穂浪士討ち入りの日を記念して、「赤穂浪士外伝『紅扇に乗せた梅の花』矢頭右衛門七(やとうえもしち)」をお送りしています。
    毎年同じ話でしつこいと思われるかもしれませんが、大好きなお話なのだから仕方ありません(笑)。
    このお話は『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人 第二巻』にも掲載したお話です。

    しかし、それにしてもこういう物語が、テレビの地上波の時代劇としてまったく流されないのは、残念至極としか言いようがありません。
    日本人のもともとの演劇芝居やドラマというのは、主人公たちの誰もがどこまでも、真面目でひたむきで、真面目だから、そこに葛藤があり、悩みがあり、涙や笑いがそこにあるということが、最大の特徴であったと思います。
    だから海外でも高評価をいただいたのです。
    ところが昨今のテレビドラマや時代劇では、主人公たちが不真面目、不謹慎であったり、そのために悪に手を染めるような描写が目立ちます。これはどうみても日本人的な美意識ではない。
    テレビドラマで、いまのところ最後の時代劇となったのは、2009年の大沢たかお主演の「JIN−仁−」がもしかしたら最後だったのではないか。そんなふうに思います。

    さて、本題です。

    **************
    赤穂浪士外伝
    紅扇に乗せた梅の花
    矢頭右衛門七(やとうえもしち)
    **************

    ─────────
    ▼ 矢頭右衛門七の恋
    ─────────
    12月14日といえば、赤穂浪士討ち入りの日です。
    赤穂浪士の物語というのは、本編(浅野内匠頭と吉良上野介の確執、切腹から討ち入りまで)のお話だけではなくて、四十七士のその他の登場人物のひとりひとりに、それぞれの細かなエピソードがたくさん残されています。
    ここまでくると、もうどれが実話で、どれが脚色なのか、さっぱり分かりません。
    それらのエピソードの中でも、私が特に好きなのが「矢頭右衛門七」のお話です。

    矢頭右衛門七は、討ち入りのときわずか17歳でした。
    大石主税(おおいしちから、内蔵助(くらのすけ)の息子)につぐ若さです。
    当時は「数え年」ですから、いまでいったら16歳。
    それも栄養事情がいまよりはるかに悪かった時代ですから、見た目はいまの13、4歳くらいだったかもしれません。それでもやはり武士は武士です。





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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
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