• 変わっていく世界の理想の未来像とは


    「ねずラジ」は、筆者が12年にわたって書き綴ってきたブログの記事4000本の中から、選りすぐりの記事をベースに対談形式でお届けするラジオ番組です。もちろん、ただ過去記事を読み上げるだけでなく、その都度補足しながら、より理解が深まるように話しています。意外と人気で、リスナーが多いのでびっくりしています。
    詳細はこちら→https://www.ishikikaikaku.jp/nezuraji/

     理想とは、民衆が豊かに安全に安心して暮らせる社会です。そしてそれは、間違いなく、古い昔の日本に実存します。
     ここが核心です。脊椎(せきつい)動物にとっての脊椎です。脊椎がなければ、脊椎動物は成り立ちえません。同様に、この核心《それはひとことでいえばシラスということですが》を持たなければ、人類社会の理想の未来はやってこない。
     つまり日本には、世界が理想として求めるもののすべてがある、ということです。私達が私達の国の歴史を知ることは、世界の未来を知ることにつながるのです。

    20201220 動物農場
    画像出所=https://jp.freepik.com/premium-vector/cute-animal-farm-cow-pig-chicken-illustration_4147111.htm
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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    『動物農場(どうぶつのうじょう)』という本があります。
    かつて世界的なベストセラーになった本です。
    原題は『Animal Farm』です。
    作者は、「英語で書かれた20世紀の小説ベスト100」「史上最高の文学100」のタイトル保持者でもある、
    英国人のジョージ・オーウェル(George Orwell)です。
    いつごろの本かというと、昭和20(1945)年8月17日の刊行です。
    つまり終戦直後に刊行された本です。

    『動物農場』は、飲んだくれの農場主を追い出して理想的な共和国を築こうとした動物たちを描いた物語です。

    ある日、動物たちは、人間の農場主によって動物たちの利益が「搾取」されていると気付きます。
    動物たちは、偶発的に起こった革命で人間を追い出し、豚の指導のもとで「動物主義」に基づく『動物農場』をつくりあげます。
    ところが動物たちの間で不和や争いが絶えません。

    指導者の豚は、独裁者となって恐怖政治を行ないます。
    結局、動物たちにとって、支配者が入れ替わっただけで、人間が支配していた時以上に苦しく抑圧された過酷な生活が待っていた、という物語です。

    この物語には、個人の名前を特定する固有名詞はひとつも出てきません。
    しかし登場する動物達は、全員、旧ソ連のスターリンであったり、その周辺にいた人物であったりと、読む人にはその人物特定が容易にできるよう工夫されています。
    要するに『動物農場』は、動物に例えてはいるけれど、実際にはソビエト共産党に対する痛烈な批判本であったわけです。
    いまなら中共や、毛 沢東、習キンピラなどの共産邪教や、米国大統領選挙などが連想されることでしょう。

    オーウェルがこの本を書きあげたのは、まだ戦時中の昭和19(1944)年2月です。
    この頃は米英とソ連は、同じ連合国であり、同盟国でしたから、彼は数社の出版社から出版を断られています。
    彼は、半年がかりであちこちの出版社に本を持ち歩き、ようやくこの年の8月になって、セッカー・アンド・ウォーバーグ社に出版を承諾してもらっています。

    ところが国内は紙不足で出版しようにも紙がない。
    結局、本が出されたのは、ようやく第二次世界大戦が終わった昭和20年8月のことになったわけです。


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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

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