• 寒椿と平敦盛


    ◆◆ニュース◆◆
    新刊『日本建国史』ただいま先行予約受付中です。
    https://amzn.to/2LuOGgX

    豪勇無双な武士(もののふ)として知られる我が国の武人。彼らは、ひとえに情を知る者たちでもありました。なぜなら武人といえども、高い教養を持っていた。ここに日本の原風景があります。

    寒椿
    20180118 寒椿
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)



    人気ブログランキング
    応援クリックこちらから。いつもありがとうございます。

    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    治承8年2月のことです。
    いまでは神戸(こうべ)と呼ばれているかつての福原(ふくはら)の地でのこと。
    人馬が越えることができない鵯越(ひよどりごえ)て進んできた源義経の一行70騎、一ノ谷にあります平家の陣営の裏手にあります崖の上から、一気に平家一門に襲い掛かります。

    一方、この月のはじめに後白河法皇から源氏との和平の勧告を受けていた平家一門、戦いを避けようとして海上に浮かぶ船の上に逃れて行く。

    このとき少し遅れて船に戻ろうと、海に馬で4〜5段乗り入れていた平敦盛(たいらのあつもり)、練貫(ねりふき)に鶴を刺繍(ししゅう)した直垂(ひたたれ)に、萌黄匂の鎧(よろい)に身を包み、鍬形(すきがた)に打った兜(かぶと)の緒を締めて、黄金つくりの大刀を腰に穿(は)き、切斑(きりまだら)の矢立を背負って、滋藤(じふじ)の弓を手に持つという、美しい姿です。

    その様子を見つけたのが、源氏の猛将・熊谷直実(くまがいなおざね)、扇をあげて呼び止めると、
    「あれは大将軍(だいしょうぐん)とこそ
     見参(みまいら)せ候(そうら)へ。
     卑怯にも敵に後ろを見せさせたもうものかな。
     返させたまえ!」と声をあげた。

    このように言われ、背中を見せるは武門の恥。
    やむなく取って返した熱盛を、熊谷直実、馬の上から組み落とし、首を斬ろうと兜を上に持ちあげる。
    すると。
    そこにあったは、数え年16〜7歳(いまの15〜6歳)の美少年。
    顔には薄化粧、歯にはお歯黒を染めている。
    見れば、我が子と同じ年頃の少年です。


     最新刊
     

    続きを読む
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    \  SNSでみんなに教えよう! /
    \  ねずさんの学ぼう日本の最新記事が届くよ! /

    あわせて読みたい

    こちらもオススメ

検索フォーム

ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

スポンサードリンク

カレンダー

12 | 2021/01 | 02
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

最新記事

*引用・転載・コメントについて

ブログ、SNS、ツイッター、動画や印刷物作成など、多数に公開するに際しては、必ず、当ブログからの転載であること、および記事のURLを付してくださいますようお願いします。
またいただきましたコメントはすべて読ませていただいていますが、個別のご回答は一切しておりません。あしからずご了承ください。

スポンサードリンク

月別アーカイブ

ねずさん(小名木善行)著書

ねずさんメルマガ

ご購読は↓コチラ↓から
ねずブロメルマガ

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
テーマは、ご自由に設定いただいて結構です。
講演時間は90分が基準ですが、会場のご都合に合わせます。
E-mail nezu3344@gmail.com

電話  080-4358-3739

スポンサードリンク

コメントをくださる皆様へ

基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメント、および名無しコメントは、削除しますのであしからず。

スポンサードリンク