• 落花岩の宮女たち


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     朝鮮半島には国家があった。
     百済は新羅に滅ぼされた。

    これらは現代日本の歴史の常識ですが、証拠に基づく限り、いずれも、そうとはいえなさそうです。
    歴史は、もう少し常識を当てはめて、疑問点を洗い出して、真実を得る。そういうものだと思います。

    20160224 落花岩から身投げする宮女たち_th
    画像出所=http://www.bell.jp/pancho/k_diary-15/2015_02_25.htm
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    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)



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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    上の絵は、錦江のほとりにある扶蘇山(ふそざん)にある皐蘭寺(コランサ)というお寺にある壁画です。
    これは660年の百済(くだら)滅亡の際、略奪、殺戮、強姦などほしいままにする敵軍の前に、貞操を守るため落花岩から百済の宮女達が錦江(白馬江)に身を投げたという伝承を描いています。
    皐蘭寺は身投げした宮女達の魂を慰めるために建てられた寺です。

    百済の人々は、国は朝鮮半島にあり、国名も百済ですが、王も人民も倭人です。
    そして百済は、古事記神話にも登場します。
    イザナギが黄泉の国から帰るとき、桃の実で追い迫る黄泉の軍勢を追い返しました。
    このときに「桃(もも)が稔(な)る村」が、後に当て字で「百(もも)が済(な)る」となって、百済(くだら、ひゃくさい」という国号になりました。

    百済があった時代、朝鮮半島には百済の他に、いまの北朝鮮あたりに高句麗(こうくり)、いまの慶尚道のあたり(朝鮮半島の日本海側)に新羅(しらぎ)がありました。
    高句麗の北側は、遊牧民たちが暮らす放牧地帯で、この頃のチャイナの中原(ちゅうげん)は、五胡十六国の戦乱の時代でした。
    時折、そんな中原や、北方遊牧民が、南下してきて半島を荒らすため、これへの緩衝地帯として、倭国が特別に設けた国が、高句麗、百済、新羅であったわけです。

    ですからこの三国とも、日本の属国として日本に朝貢し、また日本に国王の跡取り息子である王子を人質に出していました。
    王子は日本で暮らし、日本のご皇室の女性と結婚して子をなしました。
    そして国王が死ぬと、国に帰って国王の地位を継ぎました。
    その新国王の息子(跡取り息子の王子)は、日本で生まれて、天皇の娘である母の手で日本で育ちます。
    そして父の国王が死ぬと、国に帰って国王となりました。

    ちなみに古代の日本では、王というのは、天皇の息子のことを言います。
    だから新羅王、百済王、高句麗王と認識されたわけです。

    ところがこのうちの新羅は、もともと濊(わい)族が多く住む地域であったがために、徐々に濊と血がまじりました。


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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
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