• 住吉さんと高砂の松


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    コロナでネット化が進むと、大脳新皮質ばかりが発達しますが、そこはどこまでも個人の生き残りや個人の勝手のための選択をするところです。
    人は前頭葉でばかり生きているのではありません。
    肉体に頭脳だけではなく全身があるのと同様、その肉体も魂が備わってはじめて生命を持ちます。
    その生命を祀る神社は、私達日本人の日常に欠かせないものであると思います。

    高砂神社
    20210227 高砂の松
    画像出所=http://www.worldfolksong.com/songbook/japan/takasago.html
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    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)



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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    9世紀の醍醐天皇の頃のことです。
    播磨国(いまの兵庫県)の高砂の浦に、熊手(くまで)を手にしたお爺さんと、箒(ほうき)を持ったお婆さんが、松林で木陰を掃いていました。
    そこに友成(ともなり)という名の神主が現れます。

    神主「そこなご老人、有名な高砂の松とは、
       どの木のことを言うのですか?」
    爺 「いま清めているこの木こそ、高砂の松です」
    神主「高砂の松と、大阪の住之江の松は、
       遠く離れているのに、
       どうして相生(あいおい)の松と言うのでしょうか?」
    爺 「私が住吉の者で、
       婆が高砂の者です。
       私達は夫婦(めおと)でござってな、
       山海万里(さんかいばんり)を隔(へだ)てても
       たがいに通う心づかい。
       妹背の道は遠くないのです」

    お互いに心が通い合っていれば「妹背の道」遠くないという、ここでいう「妹背(いもせ)」は、妹(いもうと)が、いまでは、血のつながった実の妹のことだけを言うようになりましたが、昔は、妻のことも、「妹」と言いました。
    妻は、良(よ)い女(め)だから「よめ」であり、夫婦の契(ちぎり)を交わした後は、もはや血のつながった実の妹と同じ、という意味です。


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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

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