• 仮説を立てる《アブダクション》のおもしろさ


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    悩みや疑問について、ちょっとだけ切り口を変え、見方を変えて、常識を働かせて考えてみる。
    そうすることで悩みを別なものに転じてしまう、別なところに拉致してしまう。
    これがアブダクション(abduction)であり、「仮説を立ててみる」という、第三のアプローチです。

    20210228 アブダクション
    画像出所=https://logmi.jp/business/articles/320246
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    小名木善行です。

    アブダクションというと、すぐに思い浮かぶのは「UFOによってアブダクション(拉致)された」という用語の使い方ですが、実はアブダクション(abduction)には、もう少し違う使い方があります。
    アブダクションの語源はラテン語の「abducere」で、もともと「別な側に転じる」という意味を持つ言葉です。
    そこから「拉致」の意味にも用いられるのですが、哲学用語としてのアブダクションは、哲学的思考のための「仮設形成」という意味の言葉になります。

    哲学的な思考として昔からよく言われるのは、
     演繹法
     帰納法
    の2つです。

    どちらも論理的推論のための方法です。
    例を用いて説明すると、まず演繹法は、
     (前提) すべての人は死ぬ
     (事実) 織田信長は人間だ
     (結果) 織田信長は死ぬ
    という思考展開になります。
    演繹法では、前提の中に先に結果が含まれています。
    ですから、演繹的思考に思考の発展性はありません。
    あくまで結論の中に思考を押し止めるという傾向になります。
    ただし上の例に明らかなように、はじめに結論ありきの思考方法ですから、信長の活躍はなんら言及されないことになってしまいます。


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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
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