• 限定10名様特別枠・厳島神社参拝他連続セミナー募集の件


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    20210331 厳島神社
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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    ご紹介するのは、youtubeの「神社チャンネル」でおなじみの羽賀ヒカルさんが主催する神社参拝セミナーです。
    少々お高いですが、それだけの価値があると思います。
    私も協力参加します。

    募集は、3月31日で締切なのですが、ねずさん枠でのご紹介で、特別に今日明日中のお申し込みで10名の枠をいただきました。

    詳細、およびお申込みページは下のURLにあります。

    講座自体は半年間の講座で、東京・大阪での座学セミナーと団体での神社参拝によって構成されています。
    都合6回の講座のうち、2回が神社参拝で、厳島神社と宇佐神宮に団体参拝します。もちろん講座付きです。

    詳しいことはHPに書かれていますので、ご参照ください。

    https://uniwa-juku.com/lp/kotonohamusubi/

    参加者の年代は、若い方から中高年まで幅広く、ヤングおよび女性が多いようです。

    同じ志を持っている仲間をつくる意味においても、また人生をひらく意味においても、それだけの価値ある有意義なセミナーだと思います。


    お読みいただき、ありがとうございました。
    日本をかっこよく!! むすび大学。


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  • 神々からの教え


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    日本的価値観では、暴れる悪神も、善なる神様のうちです。
    日本は、神話の昔から、人々にとっての「よろこびあふれる楽しい国」を目指してきた国です。
    そして日本が、このことを思い出す時、それは世界に再び光をもたらすおおいなる力となるに違いありません。


    20170317 ケニア
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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    有名な小噺ですが、
    「タイガー・ウッズが帽子をかぶって得るスポンサー料は、
     一日当たり5万5000ドル。
     その帽子を作る工場労働者の年収の38年分」
    という話があります。

    同様に、
     世界で3人に1人は戦時下に暮らし、
     世界の人口の70%以上は電話を使ったことがなく、
     世界の5人に1人は1日100円未満で生活しています。

    だから、グローバル化を言う人達に聞きたいのです。
    「世界は豊かになったのですか?」と。

    世界標準というのなら、世界の家計の年間所得は、日本円で60万円未満です。
    日本人は、グローバル化によって、日本人の平均世帯所得を、年間同額にしたいのでしょうか。
    いくら言葉を飾ろうが、金(Money)を価値観の中心に起き、グローバル化を推進するということは、実はそういうことです。

    いま、世界有数のお金持ちたちが、世界を支配し、富を寡占しようとして様々な仕掛けを展開していると言われています。
    日本もまたそのなかの一環にあり、たとえば一万円札の顔が渋沢栄一になり、NHKの大河ドラマもまた渋沢栄一なのは、明治の渋沢、平成令和の竹中○○というゴマすりが裏にあるという人もいます。

    なるほど今年の干支と同じ辛丑六白だった180年前は、天保の改革で、御目見以上の旗本68人、御目見以下の御家人894人が放逐、更迭、登城禁止、家屋敷没収されるという、とんでもないことが起きました。
    放逐の理由は「贅沢をしていた」というものですが、ではどのような贅沢をしたのかというと、たまたま茶店の軒先で団子を食べていた、蕎麦屋で蕎麦に天ぷらを付けて注文していた等々です。
    そんなつまらないことが通報されて、家屋敷が没収になる。
    そこでこの時代に武士たちの間に流行ったのが、顔をすっぽりおおう編笠です。

    この改革を推し進めた水野忠邦は質実剛健を歌う立派な老中でしたが、彼が老中になるためには、実弟の跡部良弼(あとべ よしすけ)は、兄に代わって賄賂政治を推し進めています。
    要するに何事も、本音と建前がある、ということです。

    天保の改革は、鎖国当時の日本にあっての、いわばグ○ートリ○ットでした。
    そしてこの改革の結果、幕府の武士たちは、とにもかくにもおとなしく目立たないようにする他なくなり、幕末に外様大名の武士たちに押される一方になったりしています。
    また、日本全体としては、武士が力を失い、代わって農民たちが高い教養を身に付け、次の時代の主役になっていきます。

    いまおこなわれているグ○ートリ○ットも、強引に世界を変化させ、いわば世界帝国を築こうとするものです。
    そしてそのなかにあって、確実に高い地位を占めようとしている国や人がいます。


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  • なぜ古事記を学ぶのか


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    なぜ神話を学ぶのかについては、以前このブログに書いたことがあります。
    今回のテーマの「なぜ古事記を学ぶのか」も、答えは似たようなものですが、整理してみたいと思います。

    20210329 神様
    画像出所=http://kotodama.xn--9oq386cb2a.com/%E5%BC%9F%E6%A9%98%E6%AF%94%E8%B3%A3%E5%91%BD%E3%81%AE%E5%85%A5%E6%B0%B4_%E5%8F%A4%E4%BA%8B%E8%A8%98/
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    小名木善行です。

    似たようなご質問として、なぜ神話を学ぶのかについては、以前このブログに書いたことがあります。
    今回のテーマの「なぜ古事記を学ぶのか」も、答えは似たようなものですが、整理してみたいと思います。
    はじめに《要約》をお示しします。

    《要約》
    1 なぜ古事記を学ぶ必要があるのですか?
     (答え)古事記は日本人の価値観の源泉

    2 古事記は事実ではない作り話。教える必要がありますか?
     (答え)古事記は長い歳月を生き残った私達の共通のご先祖の物語

    3 他の国では自国の神話や建国の経緯を教えているのですか?
     (答え)世界では教えることが標準。
         アメリカでは日本の神話まで教えている。

    4 神様の名前は長くて覚えられない。神話ってむつかしくないですか?
     (答え)神様のお名前には意味がある。
         意味を知れば神様が身近になる。

    5 古事記って学校、家庭、どこで教えるのですか?
     (答え)いくつから学んでも大丈夫。古事記には深さがある。

    6 古事記って宗教?学校で宗教を教えるのですか?
     (答え)宗教は生きるための「教え」。
         古事記を通じて学ぶ神道は生きるための「道」。

    《質問1》なぜ古事記を学ぶ必要があるのですか?

    古事記の、特に神話を学ぶということは、日本人としての価値観を学ぶということです。
    価値観というのは、物事の善悪の判断の基準、ものさしになるものです。
    人生は、日々、瞬間瞬間が、判断の連続です。
    より良い判断を連続させれば良い人生になるし、悪しき判断を連続させれば転落の人生を歩むことになります。
    私達は、目の前に餌を出されなくてもベルの音がしたただけよだれを垂らすというパブロフの犬にはなりたくありません。
    なぜなら私達は、刺激を受けたときに、ただ反応するというのではなく、刺激と反応の間に「判断」というものさしを入れることができるからです。
    目の前に札束を積まれても、堂々とそれを拒否できるのは、価値観に基づく判断力によります。
    そうした判断力を養うのが、神話であり、古事記です。
    だから古事記には値打ちがあるのです。



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  • 死者の軍勢


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    先の大戦で命を失った我が日本の英霊諸氏もまた、いまや日本の守り神として、この日本を守り続けてくれています。
    戦後の日本は、一時的に「はしか」のような流行病に侵されたけれど、そんな日本をあたたかく見守りながら、彼らは日本人が正気を取り戻すときを、じっと待っていてくれている、私はそのように思っています。

    20210304 死者の軍勢
    画像出所=https://peroperoblog.blog.fc2.com/blog-entry-641.html
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    小名木善行です。

    小説も映画も大ヒットした『指輪物語』シリーズのペレンノール野の合戦で、「死者の軍」という大軍が登場し、主人公たちを助けるという物語がありました。
    また、映画『ハムナプトラ』の第三作『呪われた皇帝の秘宝』では、ジェット・リーこと李連杰(り・れんぼく)演じるハン皇帝が、死者の軍を率いてこの世界を乗っ取ろうと大戦を仕掛けるという設定がありました。
    どちらも大ヒットした映画なので、ご覧になられた方も多いかと思います。

    どちらも、ただの空想の物語です。
    けれど意外と、そういうことは「あり」なのかもしれません。

    時は1185年のことです。
    本州の山口県と、九州の福岡県を隔てる関門海峡で行われたのが、有名な「壇ノ浦の戦い」です。
    平家物語によれば、この戦いに動員した平家一門の船舶数はおよそ3千艘で、1船あたり、平均20名の乗船とすると、その兵力はおよそ6千名です(諸説あります)。
    その6千の軍勢が、一般には壇ノ浦で海の藻屑と消えたとされているわけですが、どっこい、人は魂の乗り物です。
    魂が本体、肉体はただの乗り物にすぎない、というのが縄文以来の我が国の知恵です。

    この戦いの後に行われたのが元寇です。
    一度目が文永の役(ぶんえいのえき・1274年)で89年後。
    二度目が弘安の役(こうあんのえき・1281年)で96年後です。

    特に二度目の弘安の役においては、日本の博多湾めがけて押し寄せた14万の元の大軍を、鎌倉御家人たち6万の軍勢が、見事打ち破っているのですが、一点、不思議なことがあります。
    それは、
    「なぜ元軍は、大軍を博多湾だけに集結させたのか」
    という疑問です。

    彼らは、遠路はるばる船を連ねて日本に攻め込んできたのです。
    もし、目指す上陸地点が博多湾ではなく、京都府の北の若狭湾であったとしたら、その後の歴史はどのように変化したことでしょうか。


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  • ストレス社会としがらみ社会


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    ストレスを試練に変える力も、学問の力です。
    そういう生きた学問が復活し、生きた学問を得た人たちが、これからの未来を築くのです。
    それ以外にはないのです。
    学問というのは、記憶力ばかりがすぐれたテスト秀才のことを言うのではありません。
    本来の日本の姿に目覚め、自らの主体性を発揮して、実社会での生活に役立つ生きた学問を身に着けた人のことをいいます。
    そういう人たちが、10年たち、20年たちしたときに、社会の大きな柱となるのです。
    そうなってはじめて日本は変わる。
    向こう百年、愚痴や文句を言い続けても何も変わりません。
    結局は、生きた学問を学んだ者が、10年後、20年後の世の中を変えるのです。

    20210327 ストレス
    画像出所=https://monitor.macromill.com/researchdata/20151127stress/index.html
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    小名木善行です。

    現代日本はストレス社会と言われています。
    ストレスというのは、外部からの刺激を受けたときに生じる緊張状態のことで、もともとは苦痛や苦悩を意味するdistressが短くなった言葉といわれています。
    つまり、何らかの形で苦痛を受けて苦悩している状態で、それが原因で肉体的・精神的な緊張が生まれ、苦痛がさらに加速されている状態ということができます。

    しかし、現代日本がストレス社会というのも、ある面不思議な感じがします。
    先の大戦末期、食うに食なく、住むに家なく、日々空襲におびえ、艦砲射撃に家族の命を奪われ、病気になっても怪我をしても医療さえも満足に受けることができない。
    そんな、まさに苦痛だらけのストレスのなかを、我々の先輩たちは生き延びているわけです。

    このことは、江戸時代を考えてみても同じで、何年も凶作が続いて食べ物がなくなり、大阪のようなおおきな町で、年間5千をこえる餓死者が出たり、江戸ではコレラが流行って人々がバタバタと死んでいったりしていたわけです。
    息子のきれいな顔が、麻疹にやられてアザだらけになってしまうこともありました。
    たった一度の吉原での遊びで梅毒をうつされて、家族からさえも恥として扱われてしまうなどということもありました。

    ストレス社会という意味では、いまよりも昔の日本のほうが、はるかに大きなストレスにさらされた社会であったわけです。

    ところが昔の日本人には、ストレス対処法のようなものがありません。
    それどころか、ストレスという言葉さえも日本語にありませんでした。
    つまり日本には、そもそもストレスという単語に相当することが、「なかった」ということになります。

    日々の生活に、ストレスという用語が意味する、苦痛や苦悩はありました。
    けれどそれがストレスとしては認識されていませんでした。
    では何と認識されていたのかというと、それらはすべて「試練」と認識されていました。

    なぜ、苦痛や苦悩が、ストレスではなく、試練になるのでしょうか。
    そもそもストレスと試練では、何が違うのでしょうか。


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  • 平和への祈りと式子内親王


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    式子内親王の愛と調和を求めた式子内親王の御志(おんこおころざし)は、いまなお日本を覆っています。そしてその御心(みこころ)は、日本人の血肉となって世界から植民地支配を一掃し、さらに戦争のない愛と調和に満ちた世界築こうとしています。ご生前に、「魂の緒よ、絶えなば絶えね」と詠まれた式子内親王御心は、魂魄となってこの日本にとどまり、いま世界を変えようとしているのです。

    20210310 式子内親王
    画像出所=https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%8F%E5%AD%90%E5%86%85%E8%A6%AA%E7%8E%8B
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    小名木善行です。

    内親王(ないしんのう)というのは、ご皇族の女性のことをいいます。
    けれどいまの日本人なら、「プリンセス(Princess)のことです」と申し上げたほうがわかりやすいかもしれません。
    12世紀に、式子内親王(しきしないしんのう・のりこないしんのう)という方がおいでになりました。
    御心が清らかで、とてもお美しい方であったと伝えられています。

    10歳の頃から、10年間、賀茂神社に賀茂斎院(かものさいいん)として奉職されました。
    賀茂斎院というのは、お伊勢様の斎宮(いわいのみや)にならってつくられた、賀茂神社に奉職する皇女の制度で、斎院は京都の紫野に置かれました。
    いまその場所は、櫟谷七野神社(いちいだにななのじんじゃ)となっています。

    賀茂斎院は、かつては東西150メートル四方の敷地に、およそ500名の宮人や女官が仕え、たびたび歌会なども催される、文化の香り高い斎(いつき)のお屋敷(院)であったのです。
    ここで青春時代を奉職された式子内親王は、その後叔母の八条院のもとに身を寄せますが、40歳の頃、出家されています。
    そして50歳ごろから体をこわされ、源平の争いなど、500年続いた平和な世が崩れていく時代を憂い、病を押して百首歌を読み、そのなかの一首を、藤原定家に見せ、その平和への思いを託されています。
    そしてその翌年、53歳で薨去されました。

    藤原定家は、式子内親王よりも14歳年下です。
    歌人を父に持つ藤原定家にしてみれば、天才的女流歌人でもあった式子内親王は、幼い頃からのあこがれの、そして雲の上の女性であったことでしょう。
    そんな式子内親王から、歌を託されたときの藤原定家は、当時38歳。
    つまり歌を託された時の藤原定家は、政治家として、まさにあぶらののりきった大物政治家であった時代です。
    そしてそんな政治家でる藤原定家は、同時に当代一の歌人として、歌から人の心を察する達人でもありました。

    幼少時からのあこがれの雲の上の女性から歌を託される。
    そしてその歌を託された定家は、政治の頂点に立つ者であり、歌の意味を察する達人。
    達人だからこそ託された、その歌の真意とは、どのようなものであったのでしょうか。



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  • 花さそふ比良の山風吹きにけり


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    八百年前も、三百年前も、今の日本も日本です。
    その日本人の心に明かりを灯す。
    それは、何も大上段に振りかぶることではなくて、ほんのちょっぴり「日本ていいな」と思っていただくだけで良いのだろうと思います。
    その小さな積み重ねが、やがて大河となって日本を覆い、日本の正気を取り戻すのです。
    これが「積小為大(せきしょういだい)」です。
    日本の大きな改革は、この「積小為大」によってこそ成し遂げられるものであると思っています。

    川面の桜



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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    桜の季節になりました。
    宮内卿の歌をご紹介したいと思います。

     花さそふ比良の山風吹きにけり
     漕ぎ行く舟の跡みゆるまで


    (はなさそふ ひらのやまかぜ ふきにけり こきゆくふねの あとみゆるまで)

    この歌は新古今集に掲載された歌です。
    宮内卿(くないきょう)というのは、右京権大夫(うきょうごんのたゆう)であった源師光(みなもとのもろみつ)の娘です。
    13世紀はじめの女性です。

    宮内卿の歌は、たいへんいビジュアル性に富んでいるといわれています。
    母方の祖父が高名な絵師であったことの影響かもしれません。

    上の句の「比良(ひら)の山」というのは、琵琶湖の南岸、大津から高島にかけての山並みです。
    「花誘ふ」は、比良の山から吹いてくる山風が、桜の花びらを散らしている様子です。
    風が吹き寄せてきて、向こうに行ってしまう。
    そんな風君が、桜の花びらに、
    「ね、一緒に行こうよ」と誘っている、というわけです。
    このあたり、風も花も、ともに擬人化していて、とてもやわらかくてあたたかです。
    そんなあたたかさが、歌にうららかな春の陽光を添えています。

    そこに下の句の
    「漕ぎゆく船の跡」が絶妙です。
    これは川面一杯に散った桜の花びらをかきわけながら、和舟が一艘、進んでいくと、その航跡の桜の花びらが退いて、そこだけ水の面が現れる、そんな様子です。

    陽光うららかな春の日、
    比良の山からの吹き下ろした風君が、桜の花びらに「一緒に行こうよ」と誘っている。
    誘われた花びらが風に舞い、小さな小川の川面いっぱいに広がる。
    その川面に和舟が一艘、川面の桜の花びらをかきわけるようにすすんでいる。
    すると和舟が通ったあとにだけ水面があらわれる。
    実に見事な情景描写だと思います。

    また、「花を誘う風」というところに、大勢を率いた(誘った)、ひとりの男、といったイメージが重なります。
    おそらくこの歌は、どなたかのお誘いで、大勢で行ったお花見会を詠んだ歌なのでしょう。

    この歌を本歌取りして詠んだ歌があります。
    ご存知、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の辞世の句です。

     風さそふ 花よりもなほ 我はまた
     春の名残を いかにとやせん


    ここでは「花誘ふ風」を、「風誘ふ花」としています。
    つまり誘う側である主役の男性が強調されています。
    そんな爛漫と咲き誇る桜花よりも、自分はもっと春の名残をとどたいのだ、どうしたらそれができるのだ?
    というのが、この歌の趣旨です。

    こちらの歌は、宮内卿よりも500年もあとの時代のものです。
    歴史と文化は、ちゃんとつながっているのですね。

    殿中松の廊下での刃傷事件で、その日のうちに切腹を申し仕った浅野内匠頭はこの歌で、
    「大勢の思いをどうやってとどめたら良いのだろうか」
    と呼びかけています。
    殿の辞世の句での今生最後の呼びかけです。
    殿と思いをひとつにする家臣たちは、では、どのように対応したら良いのでしょうか。

    八百年前も、三百年前も、今の日本も日本です。
    その日本人の心に明かりを灯す。
    それは、何も大上段に振りかぶることではなくて、ほんのちょっぴり「日本ていいな」と思っていただくだけで良いのだろうと思います。
    その小さな積み重ねが、やがて大河となって日本を覆い、日本の正気を取り戻すのです。
    これが「積小為大(せきしょういだい)」です。
    日本の大きな改革は、この「積小為大」によってこそ成し遂げられるものであると思っています。


    ※この記事は2015年4月の記事のリニューアルです。
    お読みいただき、ありがとうございました。
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年生まれ。浜松市出身。上場信販会社を経て執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。またインターネット・ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。「歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに」という理念を掲げ活動する。古事記・日本書紀・万葉集などの原文を丁寧に読み解き、誰にでも納得できる日本論を発信。

《著書》日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、その他執筆多数。

《動画》「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

講演のご依頼について

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むすび大学事務局
E-mail info@musubi-ac.com
電話 072-807-7567
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