• 「知らす」について考える


    ◆◆ニュース◆◆
    新刊『日本建国史』発売中。
    https://amzn.to/2LuOGgX

    Amazonベストセラー1位(古代日本史)


    あらためて「知らす」について学んでみたいと思います。
    本稿ではウシハクは扱いません。知らすのみを先ず考えてみます。

    20210402 高天原
    画像出所=https://www.town-takachiho.jp/top/kanko_bunka/kanko_joho/814.html
    (画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
    画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)



    人気ブログランキング
    応援クリックこちらから。いつもありがとうございます。

    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    古事記では「シラス」は「知」という漢字一文字で表されています。
    つまり「知」と書いて「しらす」と読むのですが、古事記は、大和言葉の意味と漢字の持つ意味が共通するものは漢字で、そうでないものは「以音(こえをもちいる)」と、漢字の音だけを借用したときには、個別に注釈を加えています。
    「知」には、「以音」という注釈がありませんから、この場合は、漢字の「知」と、大和言葉の「シラス」が、意味が共通しているということを意味します。

    そこで「知」という漢字を見ると、この字は「矢」と「口」で成り立っています。
    「矢」は弓矢の矢です。
    「口」の部分は、実は人間の口ではなくて、お酒を注(そそ)ぐ盃(さかずき)の象形だといわれています。
    そして古代において、矢と盃は、神棚に供えるものです。

    いまでは神様は神社においでになられるとされていますが、神社という構造物(建築物)がまだなかった縄文の昔においては、人々が神様と会うときには、神棚を造って、そこに神様の方から降りてきていただくという習慣になっていました。
    そのとき、神棚にお供えするのが矢と盃です。
    この習慣は、いまでも紙垂(しで・下の写真)として神社に残っています。
    紙垂というのは、矢の羽の部分、つまり矢羽の象形です。

    紙垂(しで)
    20210402 紙垂


    我々現代人の多くは、知恵や知識は本を読んだり、先生に教わったりして得るものとされていますが、大昔の日本では、知識や知恵というものは「目に見えない力」であり、それは「神々から授けていただいた力」とされていました。
    ですから「知る」ということは、我々が自分の頭で考えるとか、学んで覚えるといったものではなくて、もともとは「神様の知恵をいただく(お借りする)」と考えられていたわけです。

    ですから「知」という言葉は、そのまま「神々と繋がり、神々の知恵」を意味することになります。
    つまり「しらす・知」という言葉は、神々の知恵そのものであるわけです。



     最新刊
     

    続きを読む
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    \  SNSでみんなに教えよう! /
    \  ねずさんの学ぼう日本の最新記事が届くよ! /

    あわせて読みたい

    こちらもオススメ

検索フォーム

ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

スポンサードリンク

カレンダー

03 | 2021/04 | 05
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新記事

*引用・転載・コメントについて

ブログ、SNS、ツイッター、動画や印刷物作成など、多数に公開するに際しては、必ず、当ブログからの転載であること、および記事のURLを付してくださいますようお願いします。
またいただきましたコメントはすべて読ませていただいていますが、個別のご回答は一切しておりません。あしからずご了承ください。

最新コメント

スポンサードリンク

月別アーカイブ

ねずさん(小名木善行)著書

ねずさんメルマガ

ご購読は↓コチラ↓から
ねずブロメルマガ

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
テーマは、ご自由に設定いただいて結構です。
講演時間は90分が基準ですが、会場のご都合に合わせます。
E-mail nezu3344@gmail.com

電話  080-4358-3739

スポンサードリンク

コメントをくださる皆様へ

基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメント、および名無しコメントは、削除しますのであしからず。

スポンサードリンク