• 新しい時代


    4月17日(土)13時半から第82回 倭塾を開催します。
    詳細は↓から。
    https://nezu3344.com/blog-entry-4847.html


    一昔前までは、勤勉によって記憶しなければならなかった知識や知恵は、いまではスマホを操作する指先一つで、かつては10年かけて学ばなければ知ることができなかったような高度な知見までをも、簡単に得ることができるようになってきました。
    こうなると必要な能力は、
    「勤勉+記憶」ではなく、
    「情報+考える力」になっていきます。
    ちょっとかっこよく言ったら
    「インフォメーション&インテリジェンス」です。

    202010325 日本の農家と桜
    画像出所=https://www.agrinews.co.jp/p50675.html
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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    明治維新というのは、多くの文献が「武士が行った改革」としているように思います。
    なるほど、そういう面があったのは事実です。
    しかし最後の戊辰戦争で、戦いの帰趨を決したのは、農家の若者たちの力です。

    どういうことかというと、長州征伐くらいまでは戦いは武士のものでしたが、その後は幕府の陸軍も、新政府軍の陸軍も、鉄砲を持って最前線で戦ったのは、農家の若者たちに代わっています。
    農家の若者たちが、600年続いた戦いのプロ集団である武士を倒して明治新政府を築いています。

    もちろん、新政府の高官は、元士族がなりましたが、それ以外の行政省庁の各ポスト、あるいは財界を形成していたのは、ほとんどが農家の出です。
    有名な渋沢栄一も、農民の出です。

    江戸時代後期に起きた天保の大飢饉は、たいへんな不況を招きました。
    そしてこの大飢饉のあと、水野忠邦が有名な「天保の改革」を行っています。
    「天保の改革」は、旗本68人、御家人894人の家禄没収、更迭、家屋敷没収をするという、途方も無い大改革でした。
    処罰の理由の多くは、「贅沢をしていた」とのことですが、それは単に饅頭屋の店先で、饅頭を食べていたといった極めて微罪なものでした。

    こんなつまらないことで、通報されて家屋敷没収されてはかなわないと、この時代から、武士たちは顔をすっぽりとおおう編笠をかぶるようになります。
    蕎麦屋に入って蕎麦をたぐるときも、だから笠はかぶったままです。
    異様な世の中ですが、現代人の我々は、そんな江戸時代を笑えません。
    この武士の編笠に代わるのが、現代のマスクだからです。
    要するに現代にマスク警察があるように、江戸時代には編笠警察(笑)があったわけです。

    さて、このような世の中になると、通報によって武士は簡単に身分を失うわけですから、とにもかくにも、生き残りのためには、通報されないように生きていかなければなりません。
    つまり、その分、社会的な力を失っていくことになります。


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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

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