• 着物の着方が持っている意味


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    どんな些細なことにも、その歴史をたどれば、文化の裏付けがあります。
    和服の場合と、洋服の場合で、着衣の合わせ方が違ってくるのでやっかいですが、意味を知れば、納得できるものであろうと思います。

    20210425 右前
    画像出所=https://kimono-story.com/317.html
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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    着物の着方で、よく問題にされるのが、右前(みぎまえ)か左前(ひだりまえ)かです。
    俗説に、男は右前、女は左前という人もいますが、実は「男女とも右前に着る」というのが正解です。

    女性の振り袖や小袖などの着物も、よく見れば、柄がそのように着たほうが映えるようにできています。
    男性のアンサンブルでも、柔道着や空手着などでも、男女を問わず、すべて右前です。

    さて、右前とか左前というのは、どういう着方を言うのでしょうか。
    答えは、「先に右側の身頃、続いて左側の身頃を重ねながら着る」ということです。
    そのように着ると、前から見たとき襟元が「y」字のようになります。
    それが正解です。

    なぜ先に自分の右手側の身頃を先に体に合わせるのか。
    これには明確な決まりがあります。

    時は養老3年(719年)の元正天皇の御世にさかのぼります。
    元正天皇というのは、奈良時代においでになられた女性の天皇で、歴代御皇室の女性の中でも、最も美しかったと伝えられている女性天皇です。

    そしてこの年に発せられたのが
    「右衽着装法(うじんちゃくそうほう)」
    です。
    これによって、すべての衣服は右前で着装することが定められました。



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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
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最新刊
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