• ものすごくわかりやすくDSと世界の歴史を俯瞰する(1)紙幣誕生


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    石屋さんが、それぞれの城塞の城主の貸し借りの資金決済の代行をするようになりました。そしてその石屋さんのことを、英語でメイソン( Mason)または、石(ロック・Rock)のフェラー(屋・Feller)と言いました。

    20210518 モンゴル帝国の最大版図
    画像出所=https://sekainorekisi.com/download/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%AB%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%9C%80%E5%A4%A7%E9%A0%98%E5%9F%9F%E5%9C%B0%E5%9B%B3/
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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    ものすごくわかりやすくDSと世界の歴史を俯瞰してみたいと思います。
    詳しく書くと、ものすごく長い(1冊の本になる)内容ですので、途中の要所要所は、かなりはしょっていますが、それでも、日頃ねずブロの読者の方なら、ご理解いただけるものと思います。

    さて、いわゆる通貨としての貨幣が、流通するようになったのは、13世紀にモンゴルの大帝国がユーラシア大陸を席巻したおかげといわれています。
    もちろん、それ以前にも貨幣はありましたが、それが王侯貴族たちだけのものでなく、広く一般に流通するようになったのが、元の時代であったわけです。

    モンゴル帝国の時代というのは、ユーラシア大陸内に現代のような国境線が存在していたのではなくて、内陸部の要所要所に城塞都市があったというだけの時代です。
    これは現代人にはわかりにくかもしれませんので、すこし補足しますと、大陸の内陸部というのは、水がありません。
    ですから飲料水が湧く場所(オアシス)に、いつしか人々が集まり、そこに集落をつくりました。
    人は移動する(動く)生き物ですから、大陸内部は人々が往来します。
    その往来には、人々が生きるための水が欠かせません。
    ですから自然、オアシスは旅人や交易商人、あるいは盗賊の一味などもやってくる場所になったわけです。
    そこでオアシスを囲む人々が、自衛のために築いたのが、城塞都市であった、というわけです。

    ですから当時の国家といえば、その城塞都市そのもののことを言うのであって、いまのような国境線を持つ国家とは、国家の形がずいぶんと違っていたわけです。

    モンゴル帝国は、そんな城塞都市を次々と攻略して、都市を傘下におさめ、ユーラシア大陸内に広大な国家を築きました。
    そして、政府した城塞には、王としてモンゴル人を、各都市に3人ずつ送り込みました。
    たった3人でどうしてひとつの国家を治めることができたのかというと、その3人に万一のことがあったときには、元の大帝国が総力をあげてその都市にやってきて、城内に住む者全員を皆殺しにしたのです。
    ですから当時、各都市に配属されたモンゴル人に逆らう者は、誰もいませんでした。

    モンゴル帝国は、各都市の宗教も結社も商業も思想さえも、まるごと認めていながら、いっさいトラブルを起こさなかったのは、税さえちゃんと払っていれば、あとは城塞内の人々が自由に暮らすことを認め、同時に一切のモンゴル族に対する反論や反撃を許さなかったから、ということができます。
    現代の世界では、宗教や思想が国家対立や暴動の引き金となり、そのために無辜の民の命が犠牲になり、またそうした対立で荒れる国々の人々が、悲惨なほどに貧しい生活を余儀なくされていますが、モンゴル人に逆らいさえしなければ、あとは一切自由という世界と、自由であるという思想によって対立が生まれている現代と、果たしてどちらが平和で豊かな世界であったのかは、議論の価値のあるものであるといえるかもしれません。



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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年生まれ。浜松市出身。上場信販会社を経て執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。またインターネット・ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。「歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに」という理念を掲げ活動する。古事記・日本書紀・万葉集などの原文を丁寧に読み解き、誰にでも納得できる日本論を発信。

《著書》日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、その他執筆多数。

《動画》「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

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