• 日本がひらく新たな未来


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    日本は、7世紀の第41代持統天皇によって、史書と歌集を通じて教育と文化による立国が開始され、14世紀の第三代足利将軍義満によって、お能を通じて世界に誇る武士道が形成されました。
    つまり日本は、およそ700年ごとに、新たな柱が建てられてきたわけです。
    いま、また新たな700年が始まろうとしています。
    日本は、これから、教育と文化の上に武士道が形成されたように、さらに武士道の上に新たな日本文化を誕生させようとしています。
    それは必ず、世界の未来に大きな影響を及ぼすものとなります。
    日本はいま、目覚めようとしています。

    20210504 金閣寺



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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    お能に「高砂(たかさご)」という演目があります。
    このお能で謡(うた)われる謡曲の中の一節は、かつては婚礼の儀に際しての定番曲となっていました。
    以下のものです。

     高砂や
     この浦(うら)船(ふね)に帆(ほ)をあげて
     この浦(うら)船(ふね)に帆(ほ)をあげて
     月もろともに出(い)で汐(しほ)の
     波の淡路(あはぢ)の島影(しまかげ)や
     遠く鳴尾(なるを)の沖(おき)すぎて
     はや住の江に着(つ)きにけり
     はや住の江に着(つ)きにけり


    お能の「高砂」は、お能の代表的な祝言曲で、樹齢千年を保つ常緑の松を通じて、夫婦の末長い愛と、草木をはじめとした万物すべてに心があることを讃えた、たいへんおめでたい演目です。

    舞台は9世紀の醍醐天皇の治世に播磨国(いまの兵庫県)の高砂の浦に立ち寄った神主(かんぬし)のもとに、一組の老夫婦が現れるところからはじまります。
    その老夫婦に神主は
    「高砂の松とは、いずれの木を申し候(さふら)ふぞ」とたずねます。
    すると老人が、
    「ただいま木陰を清(きよ)め候(さふら)ふこそ、高砂の松にて候(さふら)へ」と答える。

    神主が続けて「住之江(大阪市住之江区)の松に相生(あいおひ)の名あり。当所と住吉とは国を隔(へだ)てたるに、なにとて相生の松とは申し候ふぞ」と問うと、いろいろとやりとりの末、
    「うたての仰せ候や。山海万里(さんかいばんり)を隔(へだ)つれど、たがいに通う心づかひの、妹背の道は遠からず」と老人が答えるわけです。

    「妹背(いもせ)の道」というのは、現代語で「夫婦の道」と訳されますが、実はもう少し意味が深くて、妹とは妻のこと、その妻を背負っての人生の道が妹背です。
    逆に妻が背負った夫のことは「吾が背子」と言います。
    たがいに背負い、背負われて、ともに人生をすごすのが、夫婦(めおと)の道とされてきたのです。

    この点は、西洋風の恋愛至上主義と、我が国の古来からの文化の違いです。
    西洋では、もともと女性はゼウスが男性を堕落させるためという目的をもって造ったものという原理があり、従って恋愛至上主義も、男性が美しい女性を手に入れて所有するまでだけを重視します。
    これに対し日本の文化は、もとより男女は対等な存在であり、その対等な男女が晴れて夫婦となってからの長い歳月を重視します。



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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年生まれ。浜松市出身。上場信販会社を経て執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。またインターネット・ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。「歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに」という理念を掲げ活動する。古事記・日本書紀・万葉集などの原文を丁寧に読み解き、誰にでも納得できる日本論を発信。

《著書》日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、その他執筆多数。

《動画》「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

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