• 大和心とポーランド孤児


    ◆次回倭塾は6月26日(土)開催です。
    13時30分講義開始、場所は東京江東区の富岡八幡宮婚儀殿です。
    https://www.facebook.com/events/469516267509745

    ◆◆ニュース◆◆
    新刊『日本建国史』発売中。
    https://amzn.to/2LuOGgX

    Amazonベストセラー1位(古代日本史)


    「20世紀の初め、孤児が日本政府によって救われました。
     シベリアにいたポーランドの子供は、
     さまざまな劣悪な条件にありました。
     その恐ろしいところから日本に連れて行き、
     その後、祖国に送り届けてくれました。
     親切にしてくれたことを忘れません。
     (合唱団は)私たちの感謝に満ちた思いを運んでくれるでしょう。
     日本のみなさん、ありがとう」

    ポーランド孤児1



    人気ブログランキング
    応援クリックこちらから。いつもありがとうございます。

    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    平成7年(1995)の阪神淡路大震災の翌年のことです。
    ポーランドに震災で親を亡くした日本の子供たち30名が招待されました。それも、3週間という長い期間です。
    招待された子供達は、ポーランド各地で大歓待を受けました。

    この旅行のとき、ひとりの日本人少年は、片時もリュックを背から離さないでいたそうです。
    世話をしたポーランド夫人が少年に理由を聞くと、「震災で一瞬のうちに親も兄弟も亡くした、家も丸焼けになってしまったのだ」といいます。
    少年は、焼け跡から見つかった家族の遺品をリュックにつめていたのです。
    夫人は、不憫(ふびん)で涙が止まらなかったそうです。

    ポーランドでの最終日、震災孤児が帰国するお別れパーティに、4人のポーランドの老人がやってきました。
    4人とも、かつてシベリア孤児だった方です。すでにご高齢で、歩行もままならない。
    それでも老人たちは、
    「75年前の自分たちを思い出させる
     可哀想な日本の子どもたちがポーランドに来たからには、
     是非、彼らにシベリア孤児救済の話を聞かせたい」
    という思いで、やってこられました。

    そして4人は、涙ながらにバラの花を、震災孤児一人一人に手渡しました。
    会場は万雷の拍手に包まれました。

    その75年前・・・なにがあったのでしょうか。

    その昔、ポーランドは、帝政ロシアの支配下におかれていました。
    ポーランドという国は、もともとスラブ系の人々が築いた国です。
    ポーランドという国名も、もともとは「ポラン(平原)」からきた名前で、これが「ポーランド」になって「平原の人々」という意味が語源となっています。

    一方、ロシアは、語源が「漕ぐ人」です。
    スラブ系の人々が住むロシア地方に、あるときバイキング族がやってきて、あたりを平定し、そこに王朝を築きました。
    つまり、帝政ロシアは、バイキングたちによる征服王朝です。
    ロシア王朝では、そのため代々地元の人々(スラブ人)たちとの交流も婚姻もゆるされていませんでした。
    言語も違う。
    風俗習慣も違う。

    その帝政ロシアが、スラブ系のポーランドを支配したわけです。
    ポーランド人たちは、あくまで独立を図ろうとして抵抗しました。
    そしてその中心となった愛国者たちは、家族ごとシベリアに強制流刑されました。

    大正8(1919)年、ポーランドは、ロシアから独立しました。
    このとき、ロシアはロシア革命の最中、つまり内戦状態にありました。
    シベリアにはこのとき十数万のポーランド人がいたのですが、内乱によって、ただでさえ乏しかった食料の供給が止まり、彼らはたいへんな飢餓と疫病の中で、苦しい生活を余儀なくされていたのです。



     最新刊
     

    続きを読む
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    \  SNSでみんなに教えよう! /
    \  ねずさんの学ぼう日本の最新記事が届くよ! /

    あわせて読みたい

    こちらもオススメ

検索フォーム

ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

スポンサードリンク

カレンダー

05 | 2021/06 | 07
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

最新記事

*引用・転載・コメントについて

ブログ、SNS、ツイッター、動画や印刷物作成など、多数に公開するに際しては、必ず、当ブログからの転載であること、および記事のURLを付してくださいますようお願いします。
またいただきましたコメントはすべて読ませていただいていますが、個別のご回答は一切しておりません。あしからずご了承ください。

スポンサードリンク

月別アーカイブ

ねずさん(小名木善行)著書

ねずさんメルマガ

ご購読は↓コチラ↓から
ねずブロメルマガ

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
テーマは、ご自由に設定いただいて結構です。
講演時間は90分が基準ですが、会場のご都合に合わせます。
E-mail nezu3344@gmail.com

電話  080-4358-3739

スポンサードリンク

コメントをくださる皆様へ

基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメント、および名無しコメントは、削除しますのであしからず。

スポンサードリンク