• 海の文明、陸の文明


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    このように考えると、猿が簡単な葦舟をつくって海で漁をするようになったことが、猿と人類を明確に分けるきっかけになったのではないかという仮説を建てることができます。
    船の発明がいつ頃であったのかというと、それがおそらくは20万年〜10万年前。
    そして葦舟を使って男たちが漁に出るようになることによって、女達が、はじめて言語中枢を驚異的に発達させていった、と考えると、辻褄が合ってくるのです。

    20210702 インカ
    画像出所=https://forbesjapan.com/articles/detail/29955
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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    インカ帝国は、いまは南アメリカのペルーのあたりにあった一大文明国です。
    最盛期には80の民族と1600万人の人口をかかえていたといわれています。
    巨大な石の建築物があり、カミソリの刃も通さないほど精巧に重ねられた石の加工技術、黄金の仮面、水晶のドクロ、土器や織物、謎の高原都市などなど、インカの遺跡は、ものすごく高度な統治システムと、進化した技術に彩られています。
    ところが、それだけの巨大文明でありながら、いまでは、その歴史、伝統、文化の一切は失われてしまいました。
    遺跡も、いまではただの「謎」になってしまっています。

    安全保障をないがしろにしたら、数千年続いた文明であっても、こういうことになるのです。
    国会で安全保障にケチをつけている議員さんたちは、日本をそんな国にしたいのでしょうか。
    だとしたら、国会は私達庶民の命をないがしろにするテロリストであり、日本国民の敵です。

    インカ文明のおおもとにあたるアンデス文明は、7500年前ころまでに始まったとされています。
    7500年といえば、日本では鹿児島沖でカルデラ大爆発が起こり、遠洋漁業が始まった頃です。遠洋漁業の開始はその頃から突然釣り針が大型になっていることで確認できます。

    アンデス文明を形成したインカの人々というのは、男性の身長が平均1m57cm、女性が1m45cmくらいで、モンゴロイドであったことが人骨から確認できます。
    遺伝子的には、いまから1万8千年ほど前に、地球気温が急速に低下したとき、(北極圏、南極圏の氷が発達。年間平均気温で▲8度くらいだった)これにより、海面がいまより140メートルほど下がり、シベリア、アリューシャン列島、樺太、北海道、本州などがみんな陸続きになったといわれています。

    このとき、バイカル湖のあたりにいたモンゴロイドが、一部は、中央アジアへ、一部が太平洋を南下して日本へ、一部がアラスカを経由して北米へと流れ、長い時間をかけて、南米にまで南下した、というのが通説です。
    ところが南米のエクアドルあたりでは、日本の縄文式土器が発掘されてもいるわけです。
    そうなると、陸路ルートだけではなく、海洋ルートも考えに入れなければおかしなことになります。

    また、陸路についても、「バイカル湖あたりにいたモンゴロイドが北米→南米へと移動した」ことを証明するものは何もありません。
    モンゴロイドがアジアから北米→南米へと移動したことは、人骨の特徴などで確認できるのですが、その出発点がどこであったかについては、確認がとれていません。

    ちなみにこのモンゴロイドという呼称は、18世紀のドイツの人類学者のヨハン・フリードリヒ・ブルーメンバッハ(Johann Friedrich Blumenbach)が考案したものです。
    彼はコーカサス(黒海とカスピ海にはさまれた平原)出身の白い肌を持つコーカソイド(白人種)が、最も美しくてすべての人類の基本形であるとしました。
    そして他の人種はコーカソイドが「退化した」ヒトモドキにすぎないとし、なかでもモンゴロイドは、13世紀にモンゴルの大軍がモンゴル平原からヨーロッパに攻め込んできたから、モンゴルのゴビ砂漠のあたりを根城にする人々という意味でネーミングしています。
    つまりモンゴロイドという呼称は、人類の始祖とか万年の昔とは何の関係もない、きわめて誤解を生みやすい危険な呼び方です。



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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年生まれ。浜松市出身。上場信販会社を経て執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。またインターネット・ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。「歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに」という理念を掲げ活動する。古事記・日本書紀・万葉集などの原文を丁寧に読み解き、誰にでも納得できる日本論を発信。

《著書》日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、その他執筆多数。

《動画》「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

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