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終戦の日より一日早く、8月14日(日)に、靖国神社で毎年恒例の昇殿参拝を行います。
皆様とご一緒に、護国の神となられた英霊の皆様への感謝を捧げるとともに、英霊の皆様のご冥福をお祈りし、かつ、日本が再び庶民の幸せを第一とする日本全国がひとつ屋根の下に暮らす家族となる日の実現への決意をご祈念したいと思います。
詳細はコチラ→https://www.facebook.com/events/758733848906372───────────────

画像出所=https://diamond.jp/articles/-/306209
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歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに 小名木善行です。
!!最新刊!! 安倍元総理のご冥福をお祈りいたします。
黙祷。
・・・と、その上で。
一国の元総理が射殺されたというこの事件は、単に個人の犯行として処理をするのではなく、二度と同種の事件が起きないようにすることを国民的決意として、国の治安体制の徹底した見直しを図らなければならないと思います。
安倍元総理だけではないのです。
選挙における街宣で、危険な思いをしたことのある政治家は、国政、県政、市町村政に関わらず、多くの議員や議員候補者が感じ、また実際に危ない目に遭っていることです。
つまり、我が国の治安は、きわめて危ない状況にまで至っている、ということです。
現場の警備体制もしかり、事件そのものを抑止するための捜査機関自体が、あまりにも脆弱です。
いまのままでは、第二第三の事件がいつ起きてもおかしくない。
とりわけ国政については、日本の警察行政は、あくまで県警単位です。
ここは全国横断的な、日本版FBI、およびSP組織の設立を図ること。
そして公安警察の捜査権、逮捕権、および調査権の大幅強化が必要であると思います。
これらの実現のために必要な法改正が絶対に必要です。
そもそも我が国の破壊活動防止法は、いまや完全にザル法にされています。
加えて司法制度が、平時と非常時の区別がまったくついていない。
以前、街頭演説をしていた要人に、何事かをわめきながら近づいてきた馬鹿者をSPが制止したら、その馬鹿者が訴えを起こし、警察の側が賠償責任を問われた事件がありました。
そのようなことを認めていたら、要人警護など、まったく意味をなさなくなります。
今回の安倍元総理の事件においては、専門に要人警護の訓練を受けた国のSPはひとりだけ。
他は奈良県警の各部署の刑事さん等の寄せ集めでした。
そのためか、安倍元総理の演説中、警備は全員、前しか見ていず、後ろからやってくる犯人に気づきもしませんでした。
また、犯人が銃を構えても、それを制止する警備もいない。
一発目の発射のあと、犯人に駆け寄る警察官はいましたが(これはとっても勇気ある行動だと思います)、安倍元総理の周囲にいた警察官は、安倍元総理のガードをするでもなく、ただ漫然と後ろを振り返っただけでした。
そして二発目の発砲があったとき、安倍元総理を取り囲んで演台から降りていただいて周囲をガードする警備が誰もいず、安倍元総理は、ご自身で演台から降りてうずくまられていました。
これは常識的にみて警備の体をなしていないというだけでなく、世界中から日本の警察が笑いものにされてしまうほどの、あまりにも程度の低い警備行動です。
おそらく独立したばかりの発展途上国でさえも、これほどの不始末が起きることはないものと思われます。
さらにいえば、前日に犯人は奈良県内の統一教会施設の玄関で、手作り散弾銃の発砲実験を行っています。
ということは明らかに奈良県内に、散弾銃を所持し、これを発砲する馬鹿者がいるということが、あらかじめわかっていたはずです。
そこに元総理がやってくる。
その元総理は、世界中の政治指導者たちから尊敬される、我が国の他の政治家とは異なる、世界的な超有名政治家です。
それだけの大物政治家を迎え、かつその政治家が、丸腰で身を群衆に晒すという街頭演説において、全周囲への警戒を怠り、前しか見ていない警備しかいなかったということは、これはもはや単なる平和ボケを通り越して、素人より気が利かない、とんでもない所作であったということができます。
ただ、それを単に奈良県警の不始末ということにしてはいけないと思うのです。
同じことは、日本全国の県警に、いつでも起こりうることだからです。
この問題は、我が国の要人警護の体制をどのようにするかという、根本的な要人警護体制の改革の必要を明示するものです。
繰り返しになりますが、ただの個人の犯行で収めてしまってはいけない事件です。
是非、国会の中において、要人警護特別対策委員会を構成いただき、本当に、二度と今回のような事件が起こらない体制づくりをしっかりとしていただきたいと思います。
本当に悔しいのです。
この悔しさは、二度と我が国において起きてはならないことです。
それと最後にもうひとつ。
昨夜、たまたまテレビをつけたら、どこの局までかは知りませんが、ひどく派手なお祭り騒ぎの歌謡番組をやっていました。
国家最高の栄誉の叙勲を受けるほどの安倍元総理という人物の喪に服さなければならないときに、あの馬鹿騒ぎはあまりにも不快で、テレビ局としての常識を疑うものです(常識があればですが。)
民放でしたので、当然、スポンサーが付き、番組途中には企業商品のCMが入りましたが、こうなると、そうした企業や企業商品自体までもが、大きなイメージダウンを被るのではないでしょうか。
テレビCMを出している企業は、広告宣伝費の使い方を再考すべきだと思います。
そもそも今どき、テレビCMの効果は、かなり薄くなっています。
実際、今般の安部元総理の事件以降、CMを降りる企業が続出し、テレビ局はおおわらわだとも聞きました。
けれど、おおわらわだ、たいへんだと言いながら、服喪期間中に、派手なお祭り騒ぎ番組を平気で垂れ流すのが今のテレビ局です。
そのような不謹慎なテレビ局は、もはやCMを委ねる価値は存在しない!と申し上げたいと思います。
日本をかっこよく!お読みいただき、ありがとうございました。
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