相貌認知

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やまと新聞(明治19年10月12日)新聞錦絵
天璋院殿 月岡芳年画
(クリックすると大きくなります)
やまと新聞錦絵


すこし古いけれど、2008年の調査で、ブログが世界に約7000万あり、使用されている言語の量では日本語が約37%と、2位の英語約36%、3位の中国語約8%を抑えてトップ、という報道がありました。

これは実はものすごい話で、英語を公用語とする人口は12億人、日本語が公用語の人口は1億2千万人です。
要するに日本語を話す人は、英語圏の10分の1以下しかいないのに、日本語ブログが一番多い、ということなのです。

ネット上のコミュニケーションは、基本、文字を主体に行われるわけだけれど、世界の言語は英語に代表されるように「表音文字」です。

これに対し、日本語は「表音文字」である“かな”と、「表意文字」文字である“漢字”によって文章が書かれます。

表音文字は、脳内の「角回」と呼ばれるエリアで認知されるのだそうです。

ところが表意文字である“漢字”は、最近の研究で、どうやら視覚領域で認知されているということがわかってきたのだそうです。

どういうことかというと、日本語を読むとき、ひらがななどは英文を読むときとおなじ、脳内の「角回」で解されるのですが、漢字の部分は「視覚領」で「相貌認知」されている。

「相貌認知」というのは、人の顔を見て、誰、というように判断するところです。
人の顔や姿は、マルやシカクのような単一図形ではありません。
それを総合的に認知する。

顔を見て誰、姿を見て誰、と分かるということは、誰ということを意味内容としてとることも出来るし、名前という音声としてとることも出来る、ということです。

日本人は、日本語で書かれた文章を読むとき、そういうことをしている脳内領域で、漢字の処理をしている。

要するに、日本人は、日本語を読むとき、脳内の2カ所を使っているわけで、こういう言語体系というのは、非常にめずらしいのだそうです。

おかげで、日本語で書かれた文章は、ナナメ読みをすることが非常に容易です。

日本人はマンガが好きだけれど、マンガは、「絵」と、文字による「ふきだし」で構成されています。

マンガを書く方は、「絵」の細かな部分まで気を使って書きますが、読む側は一般に「絵」を相貌認知して読む。
そして「ふきだし」にあるセリフのところを「音」として読む。

これって、漢字かな交じり文と、ある意味同じ構造です。

最近では、文章は、「読む」時代なく、「見る」時代だ、などといって、ネットの多くのブログサイトや、メルマガなどでは、改行を多用し、ときには、数行から十行以上も間を開けながら、ちょこっと文字を書くという様式のものがよくみかけられます。

これなども、情感を「相貌認知」によって訴える書き方といえるかもしれません。

おもしろいことに、若い子で、作文が苦手で学力が比較的低い子でも、メールなどでは、とてもおもしろく、また読みやすく、心のこもったとても素晴らしい文章を書きます。。

そうした子たちの文章の特徴ですが、決して論理的ではないけれど、とても情感がこもった文章を書く。

ところが、よくよく考えてみると、これも別に新しく始まったことではない。

古くから漢字にルビをふったり、手書きの文書などでは、行書と草書をまぜたり、特定の文字を大きく、太く書いてみたり、文字そのものも、勢いのある文字にしたり、やわらかな印象の文字にしたりと、この場合、文字を「絵」のようにして情感を伝えている。

これも「相貌認知」で、いまどきの若い子たちのメールの文章と、昔の人の書は、そういう意味では、もしかしたら同じ意味合いをもつものといえるのかもしれません。

嘉永三(1853)年に黒船を率いてやって来たペリー提督は「日本遠征記」という日記を出版していますが、その中に、次のような記述があります。

~~~~~~~~~~~~
(日本は)読み書きが普及していて、見聞を得ることに熱心である。
~~~~~~~~~~~~

さらに、ペリーは、日本の田舎にまでも本屋があることや、日本人の本好きと識字率の高さに驚いたと書いています。

また、万延元(1860)年に来日したプロイセン海軍のラインホルト・ヴェルナー(エルベ号艦長)は、航海記に次のように書いています。

~~~~~~~~~~~~
子供の就学年齢はおそく7歳か8歳だが、彼らはそれだけますます迅速に学習する。

民衆の学校教育は、中国よりも普及している。

中国では民衆の中でほとんどの場合、男子だけが就学しているのと違い、日本ではたしかに学校といっても中国同様私立校しかないものの、女子も学んでいる。

日本では、召使い女がたがいに親しい友達に手紙を書くために、余暇を利用し、ボロをまとった肉体労働者でも読み書きができることで、われわれを驚かす。

民衆教育についてわれわれが観察したところによれば、読み書きが全然できない文盲は、全体の1%にすぎない。

世界の他のどこの国が、自国についてこのようなことを主張できようか?
~~~~~~~~~~~~

文久元(1861)年に函館のロシア領事館付主任司祭として来日したロシア正教会の宣教師ニコライは、日本に8年間滞在したけれど、彼は、ロシアに帰国後、日本について雑誌「ロシア報知」に次のように書いています。

~~~~~~~~~~~~
国民の全階層にほとんど同程度にむらなく教育がゆきわたっている。

この国では孔子が学問知識のアルファかオメガであるということになっている。
だが、その孔子は、学問のある日本人は一字一句まで暗記しているものなのであり、最も身分の低い庶民でさえ、かなりよく知っているのである。
(中略)

どんな辺鄙な寒村へ行っても、頼朝、義経、楠正成等々の歴史上の人物を知らなかったり、江戸や都その他のおもだった土地が自分の村の北の方角にあるのか西の方角にあるのか知らないような、それほどの無知な者に出会うことはない。
(中略)
読み書きができて本を読む人間の数においては、日本はヨーロッパ西部諸国のどの国にもひけをとらない。

日本人は文字を習うに真に熱心である。
~~~~~~~~~~~~

慶応元(1865)年に来日したドイツのシュリーマン(トロイアの遺跡発掘で有名)は、日本の印象を、次のように記しています。

~~~~~~~~~~~~
教育はヨーロッパの文明国家以上にも行き渡っている。

シナをも含めてアジアの他の国では女たちが完全な無知の中に放置されているのに対して、日本では、男も女もみな仮名と漢字で読み書きができる。
~~~~~~~~~~~~

明治41(1908)年に、日本人781人が初のブラジル移民をしました。
同年6月25日のコレイオ・パウリスターノというブラジルの新聞には、日本人の驚くべき清潔さと規律正しさ、物を盗まないこと等とともに、日本人の識字率の高さについて、次の記載があります。

~~~~~~~~~~~
移民781名中、読み書きできる者532名あり。

総数の6割8分を示し、249名は無学だと称するが、全く文字を解せぬというのではなく、多少の読書力を持っているので、結局真の文盲者は1割にも達していない。
~~~~~~~~~~~~

以前、やまと新聞の紹介記事に書きましたが、識字率が高く、紙が普及していた日本では、新聞も古い歴史を持っています。

なんと現存している最古の「かわら版」は、徳川家康が大阪城を攻めた慶長19(1614)年の大阪冬の陣を報道したものです。

これは世界最古の新聞といわれているイギリスの新聞よりも、50年も前のことです。

そういえば、日本の「かわら版」は、挿絵が豊富という特徴も見逃せません。
現代の新聞よりも、明治時代の新聞などは、まさに挿絵のオンパレードです。
ほとんど絵本にすら近い。

新聞といえば、新聞が白黒印刷からカラー印刷に変わったのは、ようやく最近のことと思っている現代人が多いのだけれど、実は、日本の新聞は、もともとカラーです。

これは当時の新聞が、版画の技術を応用して発行されていたことによるもので、おかげで当時の新聞は、極彩色のフルカラーです。

そもそも、江戸時代の武士はほぼ100%読み書きができたし、庶民を含めても、たとえば嘉永年間(1850年頃)の江戸の識字率はなんと約80%です。

裏長屋に住む子供でも、手習いへ行かない子供は男女ともほとんどいなかったし、日本橋や、赤坂、本郷などでは、男子よりも女子の修学数の方が多かったという記録も残っている。

そして彼らは、単に文字を読み、書くだけでなく、その文字を「相貌認知」して、漢字をまるで絵のようにして書を描き、書を視た。

さらに、書には筆と紙が必要ですが、墨液で濡れても破れない紙をちゃんと開発もしていたし、大量な紙を生産しながら、森林資源を枯渇させることなく、見事に後世に残しています。

いやはや日本人て、すごいですね。

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コメント

日本人

日本人はマスコミ洗脳から目覚めよ!
公務員改革を進めていた鹿児島県阿久根市長が、リコール失職しました。

真の改革者を潰す日本人は、終了している。

公務員の年収は、中小企業の2~3倍なり!

官僚、公務員のポチのマスコミは異常なり!

マスコミの阿久根市長叩きは異常なり!
人間は、正義、大義を見失っては、奴隷に落ちてしまいます!

日本人は、マスコミ洗脳から目覚めよ!

Sura

日本人が日本語を使うことが都合が悪いようです
私個人的には、日本語の利点は大きく2点有ると思います。
一つは、日本語は情報密度が濃いということです。先日、「地球の反対側で愛をつぶやく」というブログにお邪魔しまして、その旨をコメントいたしました、そのとき管理人様から、日本の漫画の吹き込み部分をフランス語圏のために翻訳すると、多くの文字を必要とし、吹き込み枠をはみ出すのも、しばしばのようです。

「大人になっても漫画を読んでいる」と、どこそこの外人が日本人を批判したことがありますが、大人でも読めるほど、内容が濃いわけです。ゴルゴ13などは、子供が読むにはハードルが高いですが、日本語の密度が高いが故に、漫画として描画できたと思います。

もう一つは、今までに無い概念も、漢字もしくはそれが不可能であっても、カタカナやアルファベットなどで、その概念を名詞化し、日本語の骨格を変えることなく、吸収することが出来ることです。政治、哲学、民主主義などは元々西洋の概念であったものが、明治時代に当てはめられ、今となっては日本語として定着しました。このことは、未知の概念を容易に日本語化できること意味しており、それが、逆に宣伝目的としても利用されます。今でも、選挙まじかになれば、「マニフェスト」「アジェンダ」など、政権公約と言えば良いものを、わざと別の言葉で置き換えて、もう少し上の概念であると宣伝してきました。「おやつ」「デザート」「スイーツ」もそれを利用したものでしょう。

これらの特徴は、変化に対応しつつも、伝統を守ることを容易にする言語であると考えられ、且つ、情報密度が濃い、及び、ねずきち様が仰るように斜め読みも出来ることから、情報伝達能力が極めて良いことを意味します。

つまり、国際的な競争にさらされているとき、日本語によって営むことは、上記で示したようなアドバンテージ(利点と書けが良いものを敢えてそう表現することで強調できる)があります。ですので、「国際的な競争にさらされている」からといって、英語を強要するのは得策ではないということです。勿論、英語圏と直接コミュニケーションを取らなければならない場合は、その限りではありませんが、楽天やファーストリテイリング(ユニクロ)のように、社内公用語を英語にするとは愚かな事です。

逆に考えれば、反日勢力にとっては、日本語を効果的に使われることは、都合が悪いのであります。

杜若 #He.JWYoo 様が、
ご察しのように、日本語がだめだと誘導するには、
”片岡義男 日本語の外へ 筑摩書房 1997 p.339-345”
や、
”英米の高等教育機関が 'Ph. D.' の牙城をなしていることは、言うまでもない”
などの権威を利用するのが良く在ります。よく調べると、結局、各論を一般論にこじつけているという論理の破綻があります。また、
”日本人の考え方は表層であり、きれい事である”と
ウソも平気で書いています。同様のウソとして、
”日本語は論理的に表現できない”
というものも在ります。
例えば、”未満”と”以下”の違いは
”less than ...”と
”less than or equal to ...”
で、むしろ日本語のほうが、すんなり表現できます。

それだけ、ねずきち様は本質を突いたエントリーであったということでしょう。

えむえむ

公務員の鏡
「自衛隊ちょっといい話」・・・不覚にも涙が少々。「公務員は公僕」という趣旨で法がありますが、市町村民・国民に本当に親切な公務員はとても少ない、と経験上思います。世界の先進国基準では日本の公務員はとても少ないことを最近知りました。どうしてかわかりません。「真の公僕」を増やすべきなのかも知れませんね。

ジャギ様

最強の読解言語
 日本語は話言葉、書言葉としてはそれほど他言語と比べて優越性は無いと思われますが、読み言葉としての読解性は他言語の追随を許さないと思います。
 普通の中学生が、法律書以外の専門書を読ませて内容を正確に理解できる言語なぞ、地球上に日本語のほかには存在しません。
 そもそも「書くこと」と「読解すること」は、別の人間が異なる動機によって行う作業のため、かつては想像もつかないくらい情報断絶をおこしていたのです。
 書き手にとっては苦労してたどり着いた事実や情報を、同業者や異教徒、検閲機関に渡したくありません。当然のことながら、符丁や暗号、暗喩で肝心な内容をを隠蔽してきたのが書言葉の歴史なのです。(某国では自分しか読めない多画数漢字を勝手に造語しすぎて、亡国末期には収拾がつかなくなっていました。)
 欧米人の論文にはプロセスの論旨は明解なのに、結論部分で神学的な予定調和に嵌り内用がグタグタものが少なくありません。(日本語は成立ちが被植民地言語ではないこともありますが、宗教的な縛りがないのも大きな特徴です。)
 戦後、文語体的な表現が少なくなった影響も大きいと思いますが、個人的にはTPOでもっと活用して欲しいものです。
 話言葉は「軍隊用語」が最強でしょう。(聞き間違えたらエロいことになりますので。)

愛信

アメリカで 『 トーキョー・サンスポット 』 など3店舗が摘発されたニダ!
アメリカで 『 トーキョー・サンスポット 』 など3店舗が摘発されたニダ!
http://specificasia2.blog12.fc2.com/blog-date-20101205.html
マッサージ店の売春韓人女性5人逮捕(コリアタイムズ 
韓国語 2010/12/03)韓人女性たちが再びマッサージ
店で不法売春を斡旋したり、かかわった容疑で大量逮
捕された。ペンシルベニア州バックス郡ベンサレムタウ
ンシップ警察局は不法売春店に対するおとり捜査を行っ
て去る1日ベンサレム地域‘T’店で韓人女性キム某(46)
とチャ某(52)を売春斡旋容疑で緊急逮捕したと明らかに
した。

過激化する犯罪者国外追放運動、アメリカで日本人成り
済まし売春組織が再度摘発された。日本国内でも公共
機関や公務員に潜入している成り済まし組織犯罪者及
び国会議員の摘発が始まっている。 身分を騙り公共機
関に潜入している外国人には公僕の資格は無い。

【その他の掲示板】
http://www.aixin.jp/axbbs/snt/snt.cgi
【その他のタイトル一覧】はこちらをクリックして下さい。

杜若

No title
nogaさん

貴方のリンクする文章には賛同しかねます。
まず、冒頭の文章は個人の人格と言語の特異性がごっちゃになっていて、日本語だから信用できないと言ってるようなもので意味をなしていない。

先日から貴方の貼るリンクの大意は日本語ではだめだ、英語にシフトしろ、みたいな意見ですがほんとうにそうでしょうか?
今の民主党と同じような馬鹿げた妄想にとらわれていませんか?やらなくてもいいことをしゃかりきに推し進め、山積する難題にはいっさい手を付けない。それと同じに思えます。

確かに日本語は受信力は強力ですが、発信力に欠ける。
でも、それはある面日本語による恩恵がこの国民にいかに大きいかの証左でしょう。
わたしでも、どうしても読みたい本が英語でしか手に入らないなら必死にまなぶかもしれない。また辞書を片手にはちまきして読むかもしれない。
しかし、日本語で読めない本はまずないといえるでしょうし、その点ではむしろ東洋的なものは英語に勝っていませんか?

そして、リンクを貼るなとは言いませんが、貴方の意見が少なすぎる。もっと内容を自分でこなして、自分の主張をしてはどうでしょうか?

ミヤビ

こんにちは
ねずきちさん
素敵な動画教えてくださってありがとうございました。
4回まで、すべて見ました。
ウルウルと感動しました。

noga

Mr. Natsume
<頭のなかが日本語のままの英語>という話が片岡義男の著書<日本語の外へ>に出ている。クリントン大統領と会談するため、1993年4月、アメリカを訪れた日本の首相のことが書いてある。< 、、、、 アメリカはなにかとお困りの様子で日本も心配していますから、お助け出来るための努力ならなんでもいたします。これに対するクリントン候補の反応は記録に残っている。余計なお世話だという意味で、アメリカは自分の欲するものは自分で勝ち取る、とクリントン候補は言った。フレンドシップやグツド・リレーションシップがそれほどに最重要なら、そのための絶好のチャンスである大統領就任式に、なぜ首相は欠席したのだろうか>と書いてある。日本人は首相と言えども、言葉の意味は表層のものでしかないのであろう。

(1) 片岡義男 日本語の外へ 筑摩書房 1997 p.339-345  

日本人の考え方は表層であり、きれい事である。深層には達していない。
深層に達するのには、もう一つの考え方が必要である。
英米人にはそれがあるが、日本人にはない。

'Trust me!', 'Believe me!' (私を信頼して!) と言っても、それは表面的なことで、深層にあるその内容がはっきりしないのでは、疑心暗鬼となる。
真の団結は、深層の内容にある。
相手が得体のしれない、とらえどころのない人間であっては、信頼もできないし、団結もできない。
日本人の発する「トラスト・ミー」の言葉は、うつろに響く。

明治の文豪・夏目漱石は、 <マードック先生の「日本歴史」> の中で、日本人の無力さ (無哲学・能天気) について以下のように表現していますね。「丁度 葉裏 (はうら) に隠れる虫が、鳥の眼を晦 (くら) ますために青くなると一般で、虫自身はたとい青くなろうとも赤くなろうとも、そんな事に頓着 (とんじゃく) すべき所以 (いわれ) がない。黄変色するのが当たり前だと心得ているのは無論である。ただ不思議がるのは当の虫ではなくて、虫の研究者である、動物学者である。」つまり、夏目漱石のたとえによれば、「日本歴史」を著したマードック先生は研究する人であり、日本人は研究される虫ですね。

表層の考えは「今ある姿」に関する考えであり、深層のものは「あるべき姿」の世界である。
英語には時制 (tense) があり、日本語にはない。
「今ある姿」(things-as-they-are) と「あるべき姿」(things-as-they-should-be) は、時制により分けられる二つの世界である。
二つの世界を一つの世界に訳出したのでは、異訳になる。意味・意義がない。
だから、英米人の考え方を学ぶためには、英文和訳が役にたたない。

英語脳のように、「今ある姿」と「あるべき姿」が並置できれば、前者を後者にできるだけ近づける方策というものが議論できる。
このような議論は我々が理想の生活に近付く機会を与えてくれるので、建設的であり、人類の進歩になると考えられる。
日本語脳のように「今ある姿」が真理であり、「あるべき姿」があたかもこの世の嘘・偽りと解釈される一つの世界では、議論は不毛になる。
日本人に議論ができないのは、「今ある姿」があたかも真理のように取り扱われているからである。これを現実肯定主義というのであろうか。

こうした似非真理の存在する社会では、真面目な真理の探究は始まらない。
12歳の子供が45歳の大人に育たないのも、こうした言語の違いによる。
日本人に対する英語教育の難しさはこの点にある。

英米人の高等教育は、深層の考え方を習得させることにある。
そのような考え方を習得すれば、その人は哲学博士 (Doctor of Philosophy: Ph. D.) となることができる。
英米の高等教育機関が 'Ph. D.' の牙城をなしていることは、言うまでもない。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812

日の丸

第3次男女共同参画基本計画について
もうご存じでしょうが、だいたい2週間後ぐらいに第3次男女共同参画基本計画が閣議決定される予定だそうです。

国民の意思をまるっきり無視して夫婦別姓を強行的に成立させることが話題になっていますが、問題はそれだけではありません。
「フェミニストばかりで構成される男女共同参画会議が、すべての省庁の予算配分を『男女の結果平等』の物差しで監視・調整する」・「ジェンダーの視点から自国の政策を省庁横断的に監視・調整する権限をさらに強化する」などといったとんでもない内容で、まるでフェミニズムの考えで日本中に思想統制を行うつもりのようです。この人たちに逆らえば予算も貰えないので、言うことを聞くしかなくなります。もう絶句する他ありません。

国民運動でも起こして潰さなければ、本当に危ないと思います。12月18日にあるらしい桜のデモは、ちょうど時期的に重なるのでこのことを中心に取り上げてほしいものです。

詳しくは
  ↓
http://plaza.rakuten.co.jp/seimeisugita/diary/201012010000/

共通一次世代

No title
>おかげで、日本語で書かれた文章は、ナナメ読みをすることが非常に容易です。

普段から頻繁にやってる「斜め読み」が日本語ゆえにできるものなんて。目からウロコです。日本語ってなんて面白いんでしょうか。

あと、昨日の「行間を読む」で思ったのは、外国の小説は、出だしがやたらと小説の舞台の情景などの細かい描写に費やされてなかなか本題に入らなくて、いつもジリジリし、読み始めて早々に溜息つくことが多かったのですが(私だけかも知れませんが)そういうところも日本語は「行間」を読めて、他言語はそうはいかないというのがあるのかも知れないなぁと思いました。

また、昨日の「おにぎり」さんがコメントで教えてくださった、
======
夏目漱石が教壇を取っていた時に生徒へ、 I LOVE YOUは『今夜は、月が綺麗ですね』と訳しなさいと教えたそうです。
======
というのも、今まで知らなくて。日本語の素晴らしさと日本人の素敵なところを一度に教えられる夏目漱石はやっぱりすごいと思いました。

ネットに接していると、日本語の言葉の豊かさに毎日驚き、表現の仕方や言い回し、まとめ方など、毎日「巧いなぁ」と思うこともしばしばです。

ネットは、日本語の豊かさに加えて団結力の強い日本人にとってひとつの大きな武器になると思います。
若者たちは、ネットで真実を知り現実をしっかり見ていると思います。何が正義で何が間違っているかを判断できると信じています。

大学の法学部などでどれだけ反日左翼の教授が蔓延ろうとも、今の若者はそれに騙され流されることはないと信じています。ねずきちさんのブログもそういった若者たちの後押しを出来る素晴らしいブログだと思います。

元組合活動家

No title
多峰鋭太 様
「大日本帝国」銘々にまつわる件に付き、明快は回答、ありがとうございました。今後とも宜しくご教授願います。m(、、)m

マカロン

ねずきちさんって
何者?(笑)って言うくらい、目を覚まさせてくださる話をご存知ですね

日教祖の支配があまりなかった田舎に育った私は、普通に 国旗掲揚、国歌斉唱 で高校まで卒業できました

今まではそれが当たり前だと思ってましたが、皆様の話を聞いて 当たり前でなかった(日本人としてとても幸せだった)ことが分かります

本が大好きで、体も弱かったので いわゆる 虫 だったのですが、脳内の仕組みがよく分かりました
何となくはわかってましたが…日本人はすごいですね

昔から アメリカやヨーロッパ では 日本人に好かれたものは世界中に流行る とされて 一時期 人も物も流れてましたよね
あれも、日本人脳のなせる技ってやつでしょうか(笑)

いつも楽しく読ませていただいてます

どうかお体にはお気をつけてください

-

世界のブログ言語で日本語が首位にあることなど、この記事を視るまでちっとも知りませんでした。多分、マスコミはそういう日本にとって嬉しい情報をスルーする体質が骨髄まで染み渡っているのでしょう。
もはやマスコミを信用出来ない時代になったのですね。

多峰鋭太

本文とは異なりますが
筋骨格系脳神経学が専門のものです。

日本人の識字率の高さは脳全体を使う文字の優位性にあることは知識として知ってはいましたが、ここまで解説されたのは実は初めてでした。有難うございました。

コメント欄の漢文はFC動画のAVサイトに貼り付けるのが良いでしょうね。FC動画は規制基準がYouTubeYoutubeよりも低く、かなり視聴しているようです。

奴らは日本のAVが大好きとSAPIOで読んだので、少し巡回し、FC動画のコメント欄で「尖閣諸島・竹島は我が領土」と日本語で書いても噛み付いてきます。

動画サイトに強力を求め、シナ大陸からのアクセスには、
「ここは日本の法律下のサイトです。あなたは18歳以上ですか?また、尖閣諸島・竹島は日本の領土と認めますか?」の問いにNOをクリックしたら、「日本鬼子」のサイトに一瞬飛ばし、数秒後に自動的に中共のHPに飛ばす設定をすれば面白そうです。

>元組合活動家様

日本は天皇陛下と言う「帝」を奉って来た民族です。
憲法を持ち、国体を制定していなければ近代国家として欧米が認めないので「仕方がないので付き合った」と言うのが実情です。

何故なら識字率の高さは国民の能力にそのまま直結します。
その中で整合性のない政体をとれば維持できません。
日本は文化文明が二周り先行している国なので、
何にでも合わせることができる出来ると日下公人氏は述べられています。

言葉狩りは左翼の常套手段。言葉の定義を尋ねれば瓦解します。

すずき

No title
「表音文字」と「表意文字」を日本語は使っていることは聞いたことがありますが、脳の2箇所を使っていると言うのははじめて聞きました。とても興味深いです。そういえば小学校から英語をやるといっていたのですがどうなったのでしょうか。私はむしろ小学校の頃から漢語や古文などをやらせたほうがよっぽど有意義でいいと思います。折角日本人なのですから東洋思想の素養を養うのが先なのではと思います。私にはそれらの素養がまったくないですから。(笑)日本人なのに西洋の方を多く知っている自分っていったい何なんだろうと最近思うことがあります。

テロ犯罪政権

こんな事がまかり通るとは!
●北川明氏とは?(辻元清美の内縁夫、第三出版社長)http://kawasumi.iza.ne.jp/blog/entry/504701/
●辻元清美、この二人の旦那はヤバイ人間だと聞きましたがどのような人物なのでしょうか?http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1027135455

本文

●朝日新聞・流出「公安テロ情報」出版 第三書館、実名や顔写真掲載●http://www.asahi.com/national/update/1126/TKY201011260556.html
2010年11月27日3時45分


 警視庁などの内部資料とみられる国際テロ関係の情報がネット上に流出した問題で、流出データを収録した本が出版された。警察官や捜査協力者の住所や氏名、顔写真などがそのまま掲載されている。出版した第三書館(東京都新宿区)は「警察の情報管理のルーズさを問題提起したかった」としている。

 タイトルは「流出『公安テロ情報』全データ」(469ページ)で、25日発行。データは編集部が作成した項目に整理されているが「内容には手を加えてはいない」という。

 第三書館によると、書籍取り次ぎ大手には「個人情報が含まれている」として書店への配本を拒まれたが、一部書店からは直接注文が入っているという。ネットでは購入できるサイトもある。

 第三書館の北川明社長は、「流出により日本の情報機関の信用が失墜した。イスラムを敵視する当局の姿勢も浮き彫りになった」と説明。個人情報を掲載する是非や著作権については「すでに流出しているデータである以上、出版の重要性が勝る。警察は自らの情報と認めておらず、我々には流出情報として出版する権利がある」としている。

 実名や顔写真などを掲載された都内のチュニジア人男性は「情報を漏らした警察よりもひどい。書店で売られたら生きていけない」と話した。

 専門家によると、警察の文書であっても創作性があれば著作権が認められるが、情報提供者の名前を抜き出したメモや捜査の人員配置を記した計画書など事実を列挙した文書であれば、創作性がないと判断され、著作権は認められない可能性が高いという。

元組合活動家

No title
残念ながら、大戦前の我が国の名称は「大日本帝国」であり、大戦に敗北したがゆえに「勝てば官軍」のそしりを受け、「日本の帝国主義のみが悪であった」と、自国民までが寄ってたかって「洗脳教育」を受け、学校の先生と称する者までもが国歌を公式行事で斉唱しない、という異常事態を生み出すていたらくとなりました。反日のキャッチコピーとして手軽に愛用する「日本帝国主義」は血みどろの維新の混乱から明治に扉を開いたときの先人たちが新しい国の名前を「大日本帝国」と定めたことが起因ですが。その当時の先進諸国の多くが和約すれば「大英帝国」のように「帝国」と称していました。よって「我が国は小国でも欧米列強に肩を並べるアジアの“帝国”になるのだ!」と解釈しておりますが、問題はもはや現在に至り、先進諸国に「帝国主義は存在していない!」ということです。すなわちありもしない帝国主義を批判するシナこそが最悪の「シナ帝国」であることを暴露しているのです。

今後の日本

先人への感謝
最後になりましたが、長文大変失礼致しました <(_ _)>

今後の日本

先人への感謝
皆さまへのお願いです。

上記のコピペ素材を、2chに普及させてください。

私は海外在住のため、2chにアクセスできないのです。

海外では、中国人と韓国人によるイメージ操作(日本に関する悪いイメージを植えつける)ばかり目立ちます。

我々日本人として、1人1人が何かをすべきです。

何卒よろしくお願いいたします <(_ _)>

今後の日本

先人への感謝
コピペ素材の和訳です <(_ _)>

日本人として、日本の帝国主義には消極的な側面があったことを認めざるを得ません。
しかし、覚えておいて欲しいのです。日本の帝国主義がなければ、全ての有色人種は未だに白色人種の奴隷であったことを。
覚えておいて欲しいのです。多くの日本人が、全ての有色人種の自由と独立のために戦ったことを。
もちろん、現在の国際政治の状況を前提とすると、日本の帝国主義や軍国主義を復活させるのは絶対に間違っていると考えます。
しかし、第二次世界大戦の前までは、この目的を達成できる方法が他になかったのです。
私は、日本の帝国主義の消極的な側面を正当化しようとしているのではありません。
私はただ、覚えておいて欲しいのです。日本人による戦いがなければ、有色人種の自由と独立が無かったことを。

今後の日本

先人への感謝
コピペ素材をつくりました。
みなさん1人1人のお力で、中国語サイトに貼りまくってください。
是非お願いします <(_ _)>

作为日本人,我得承认日本帝国主义的消极因素。
不过,请你们记得,没有日本帝国主义,所有有色人种仍然是白色人种的奴隶。
请你们记得,很多日本人为了所有有色人种的自由及独立战斗。
当然,在现在国际政治情况的前提下,我认为复活日本主义或军国主义是绝对不对的。
不过,在二战之前没有能够成就这个目的的其他办法。
我不是想要使日本帝国主义的消极因素正当化。
我只想请你们记得,没有日本人的战斗,没有有色人种的自由及独立。

今後の日本

先人への感謝
コピペ素材をつくりました。
みなさん1人1人のお力で、英語サイトに貼りまくってください。
是非お願いします <(_ _)>

As a Japanese, I have to admit there were negative aspects in Japanese imperialism.
However, remember that without Japanese imperialism, all colored people were still slaves for Caucasians.
Remember many Japanese people struggled for freedom and independence of all colored people.
Of course, given the current situation of international politics, I think it is absolutely wrong to revive the Japanese imperialism or militarism.
But before the World War II, there was no other realistic way to achieve this goal.
I do not mean to justify negative aspects in Japanese imperialism.
I just want you to remember that without struggle by Japanese people, there was no freedom or independence of colored people.
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

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