おかしくもあり、哀しくもあるニッポンの姿・・・



辻本さんのブログ「中韓を知りすぎた男」に、「諜報機関の必要性という記事がアップされました。

この文の中に、

「おかしな憲法の為に、相手国からミサイルが被弾してからしか、相手に攻撃できません」

という一文があり、おもわずコメントしやいました。

実は、本日ただいま外国から発射されたミサイルが、大阪のど真ん中に着弾しても、内閣は自衛隊を発動できないのです。


仮に、そのミサイルが、日本海側にある原発を襲ったとしても、放射能による被災地への災害救助活動のために自衛隊を出動させることはできても、報復行動のための自衛隊出動はできません。


日本が自衛隊を出動させて自衛権を行使するためには、200以上ある法律を、いくつものクリアしなければならず、仮に他国から宣戦布告されたとしても、自衛のための戦争を行うためには、国会でそのための法の改正や新法の設置をあらためて行わなければならない。


日本は、他国に攻められ、実際にミサイルを撃ち込まれ、日本の領土に他国の軍隊が踏み込んできたとしても、自衛のために交戦するためには、どこまでの武力を行使するのか、どのくらいの人員を戦闘に投下するのか、どこまでを防衛ラインとするのか等々、いちいち国会で審議し、衆参両院の可決がないと、日本は報復のための作戦行動を起こすことができません。

これが、戦後60年かけて、実体的骨抜きにされた日本の自衛隊の姿です。

いや、そんなことはない、自衛隊は軍備をもっているではないか、という方がいるかもしれません。

だけど、それは、米国軍が使い古した戦闘機やイージス艦を、米軍が米国内で60億ドルで買うなら、日本は120億ドル出して買わせていただく。(アメリカは大もうけできる)というシナリオのもとで拡張されてきた軍備であって、実際に使用するために必要な超法規的措置ができる人物は、日本にはいません。

内閣総理大臣がいるではないか!と思われる方がいるかもしれませんが、
内閣総理大臣は、超法規的存在である大統領とは異なります。あくまで国会が決めた法に基づき、これを執行する責任者という位置づけでしかない。

大統領制というのは、大統領という名の大親分が、すべての統帥権を持っており、議会は親分の行動に対する圧力団体にあたります。

これに対し、日本の三権分立は、あくまでも内閣は、国会で決められた法律に基づきこれを実行する部隊でしかない。
その意味で、総理大臣に統帥権はないのです。

だから、他国に攻められても、他国が日本の領土を勝手に占有しても、日本はなにもできない。

現に、北朝鮮に日本人が拉致されても、日本はなにもできない。

韓国に竹島を勝手に領有されて、そこに韓国軍が派遣され、(日本の領土内で)軍事演習をされても、日本はなにもできない。

そうした中で、中国の原潜が、日本の領海を侵犯してきた。

実は、これは仮想戦争。

陸軍が進駐したら、それはもう戦争だけど、原潜は、こっそりと領海内を侵犯し、軍事力を相手国に見せつけ、ウチは、あんたんとこをいつでも侵攻できるんだぞ、と脅かすことができる。

ところが日本、かつてロシアが、ソ連と呼ばれていた時代に、原潜を見つけることにかけては、ウデによりをかけて上手になっている。

昔、青森と函館の間の海峡の真ん中が、海上200カイリの公法上は、公海とされていることから、突然、ソ連の原潜がその公海に浮上するなんてことがよくあったのです。

青函トンネルの真上は、公海だけど、そこに行きつくためには、日本の領海を通らなければならない。
他国の領海を潜水艦が航海するときは、浮上して通行しなければならないのが国際法上のルールです。
それを潜航し、青函海峡のド真ん中の公海上で浮上する。
そこに来るまでの間に、潜水艦を見つけることが出来なかったのは、ソ連は、いつでも日本を攻めることができますよ、というデモンストレーションなんですね。

で、よく、これをやられた。
んで、日本の自衛隊は、原潜を見つけることが、めちゃ上手になった。

で、2004年。
中国の原潜が、日本の沖縄領海上に現れた。

日本は、領海に侵犯する前から、この潜水艦に気づき、領海に入ると同時に、探振音を、ポーンと打った。
潜水艦に探振音を打つというのは、戦闘機が敵機をロックオンするのと同じで、もう、いつでもあなたを撃沈できますよ、という合図にあたります。

で、中国原潜は、慌てて逃げた。

で、2年間、中国は原潜の訓練をし、2006年、おおいに自信をつけて、ふたたび沖縄沖に現れた。

ところが、こんどは米軍にこれを探知され、米軍は、ごていねいに、イージス艦で、原潜を遠巻きに包囲したうえで、探振音を、ポーン!!

囲まれて逃げれないと悟った中国原潜は、浮上を余儀なくさせられた。
潜水艦が浮上するのは、ある意味、降参という意思表示。

米軍も、これを撃沈したり武装解除させたりということまではせずに、黙って逃がしてあげた。

で、

さらに訓練を重ねた中国軍。

2年後の2008年9月に、あらためて高知沖に原潜を派遣した。

発表では、1時間後に日本の自衛隊は原潜を見失ったというけれど、1時間というのは、公海から離れるまでの時間。

要するに、こうしたつばぜり合いのようなものを年中やっているのが、国際社会のわけで、それがいいことが悪いことか、税金の無駄遣いかは別として、世界はいつ戦争に突入してもおかしくない状況にあるという事実は、なにも変わっていない。

ただ太平洋戦争の前と違うのは、核の保有によって、大国どうしが、正面切って戦うということができない国際環境になっているということで、これが「角の抑止力」。

だから、核を持たない国に対しては、平気で戦争をしかける。
イラク、アフガン、ネパール、ウイグル、クロアチア。。。
ことごとく代理戦争です。
日本は・・・核をもっていません^^;

とりわけ、中国の場合、中国共産党が人民解放軍を完全に取り仕切っているわけではない。人民解放軍は、かつての中国社会の軍閥の延長線上にあり、それぞれの都合で、勝手に戦争をおっぱじめる傾向がある。

中国共産党は、解放路線だが、それが金融危機で暗礁に乗り上げたりすると、人民解放軍が、独自に攻撃的開戦を行う危険は、いつでもころがっているのです。

日本の自衛隊は、その気になって戦ったら、めちゃ強いといわれています。

なんといっても装備がいい。

アメリカは、イラクとの戦争で、ロシア製のイラクの戦車部隊を、わずか5分で壊滅させた。
ロシアの戦車も、アメリカの戦車も、射程距離にはたいした違いがなかったのだけど、アメリカ制の戦車には、日本製のジャイロスコープが取り付けられていた。
これは、でこぼこ道で、戦車が上下左右に振られている状態でも、狙った照準を外さないという機構です。イラクの戦車部隊は、いったん停止し、照準を定めてからでないと発砲出来なかったのに対し、米軍の戦車は、移動しながらすでに照準を定めていた。
それで、射程に入ると同時に、ドカン!!
打った直後に、敵イラク戦車部隊は全滅。
これが砂漠の嵐作戦で、戦後の報告書で米国防省は最大の戦功国は日本であると評しました。

米戦闘機も、最新型機の精密部品の90%は日本製。

日本がその気になって戦闘機その他の軍備の拡充を図ったら、世界最強の軍事国家ができあがる。

ところが、そうなると困るのが、アメリカです。

アメリカの日本への統治は、日本に稼ぐだけ稼がせて、利益を吸い上げるというもの。

だから、米軍に一機60億円で売る戦闘機が、日本が買う時には120億円になる。
日本が勝手に装備を開発し出したら、いい顧客を失うわけで、だから日本が独自戦略に打って出ることを、アメリカはいちいち警戒した。

田中角栄氏が、アメリカの頭越しに日中友好条約を結んだ時、怒ったアメリカは、ロッキード裁判をでっちあげて、田中総理を罷免。

だいたい戦闘機の購入を米軍の倍額で買うなんて、とんでも予算を通過させるためには、それなりのゼニが水面下で動くのはあたりまえで、カネを出した側が、カネを払いましたなんて言ったら、そりゃ受託収賄の問題は、すぐ成立しちゃいます。

さていま、北の金正日氏の健康があやぶまれ、アメりカが中国に急接近し、韓国が経済破綻をきたそうという昨今です。

東亜で何が起こってもおかしくない不穏な情勢下、日本はこのままいったらどうなるか。

実際、まじでヤバイと思うのですが・・・・

ちなみに、ねずきちは、戦争は反対です!

絶対に嫌だっ!!

だけど、攻めて来るなよ!!といえるだけの、体制はきちんととっておかないと、ヤバイと思うのです。

すくなくとも、内閣が緊急的超法規措置をとれるくらいの体制は作っとかないと、やばすぎだと思うのです。

日本国内で悪いことをすれば、警察に捕まります。

いま、どこかの国の軍隊が、福岡市を占拠しても、日本ができるのは、警察の機動隊を派遣することくらい。

機関銃やミサイルを持った敵に対し、日本の機動隊は、長い警棒で戦うしかないんです。

戦前、米軍が日本本土に攻めてきたとき、大本営は日本人は竹槍で戦えと、本気で言っていた。

そのことは、サヨクの人たちからも、戦前の日本のアホさ加減を笑われます。

だけど、現代ニッポンでは、庶民はその竹槍すら持ってない。

頼みの自衛隊は出動不可。

警察も、もっているのは、警棒だけ。

(llllll´▽`)ノおいおいそれはないだろ~!!って、それが事実なんですからっ><;;

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JSDF 日本国自衛隊 そろそろ反撃してもいいですか?


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コメント

ねずきち

pさんコメントありがとうございます。
いちいちもっともで、まったく同感です!
ボクも戦争には反対です。
だけど、冒頭にあるあの時代は、そうせざるえなかった時代の背景というものがあった。
もしあのとき日本が戦わなかったら、インドが300年間の長きにわたって植民地であったという事実に明らかなとおり、東南アジアの諸国も日本も、植民地となり、我々は言論の自由はおろか、教育も奪われ、飢餓と治安の不備に悩まさせる生涯をよぎなくさせられてたかもしれない。
我々は、戦い、死んでいった英霊に感謝しなければならない。本気でそう思います。
戦争反対、軍事力保持反対といいますが、国際社会というのは、警察のないいわば無法地帯なわけで、それなりの自衛手段を持たなければ、生命や財産の安全は常に脅かされつづけることになる。たまたま日米安保のおかげで平和を維持できているという現実。その安保も絶対のものではないという現実。国際政治はそういう現実の中で動いている。戦後60年、これまで議論すら許されなかったそうした現実を、そろそろ日本人はキチンと考えるべきときにきている。そう思います。

p

日本人は反省しすぎる程反省し、劣等感の塊になっていますね。

アメリカは中国の嘘の演技に騙されてしまって、ハルノートの最後の通達を日本にし、
白人の奴隷になるか、戦うか!どちらかを選べと迫りました。

あの時代は、黒人や黄色い猿は人間ではありませんでした。
白人の為だけにある生き物でした。

いまでこそ、有色人種も平和が大事だと叫んでいられますが、あの時代は奴隷になって殺されるか、戦って殺されるか、どちらかを選ばなければいけなかったんです。

一度も奴隷になった事のない誇り高い日本人が、奴隷の道の選ぶなんて考えられないです。
マッカーサーが「日本は自衛の為に戦争した」「東京裁判は復讐だった」と後で述べていますが、
マッカーサーがそう言うくらいアメリカは日本を追い詰めたと言う事ですね。

反省はしすぎる程、反省してきました。
日本人は日本人である事に、何かしら後ろめたい気持ちを持っていますが、
尊い命を祖国の為に捨ててくださった英霊に
感謝する事も、幸せを満喫している私達の務めだと感じます。

反省も大事ですが、純粋に祖国を守ろうとした人達のお陰で、今がある事を知ることも大事だと感じています。

私も戦争はイヤです。
絶対イヤです!

しかし、世界で戦争が無くなってはいません。
むしろ日常茶飯事ですね。

核を含めて、憲法の改正を急がなければと思います。
アメリカは日本の為に若い命を捨ててくれるはずがありません。
日本が、アメリカの為には命を捨てられないのと同じです。

戦争が始まらない事を祈ってます。

戦争になっても、日本の大部分の人は生きていられますが、犠牲になるのは自衛官です。
国を売る国会議員も生い延びるでしょうし、
自衛官や警察の子供を苛める日教組も生き延びるのでしょうが、
純粋な気持ちで国を守ろうとしてくれる自衛官が犠牲になります。
せめて、思いっきり戦える様にしてあげたいです。

自衛官に敬礼

       「画像、とても素敵でした。」

ねずきち

ごみらさんコメントありがとうございます。
まったく同感です^^v

ごみら

そうですね。
攻撃されても黙っていなければならないなんて、理不尽ですね。
日本の装備は世界一を誇っているのに。
けれど先の中国との小競り合いでは、少々分が悪かった・・・。
恐ろしいことです。

きちんと日本人に戦争体験の教育をした上で、防衛権くらいは獲得しておくべきだと思いました。
甚大な努力が必要だと思いますが、不可能だとは思いたくないですね。

ねずきち

風嶋ゆかりさん、コメントありがとうございます。
(*^.^*)エヘッ、動画、いいっすね^^v

ニックスさん、コメントありがとうございます。
おっしゃる通りです。

ニックス

おはようございます!
「戦争は絶対に起してはならない」、と言う意識は、日本人の大半の方が持っていると思います。それでももう一度、過去の過ちである戦争の悲惨さを振り返り、十分に反省して、さらに平和教育を施して、その上で、自衛の為の交戦を認める法整備をしたら良いのではないかと、この記事を読んで思いました。
応援ポチです。今日も1日良い日をお過ごしください^^

風嶋ゆかり

戦争は嫌だけど、最低の防衛(日本国民を守ること)はして欲しいです。

話がそれますが、動画カッコイイ!!w
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年生まれ。浜松市出身。上場信販会社を経て執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。またインターネット・ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。「歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに」という理念を掲げ活動する。古事記・日本書紀・万葉集などの原文を丁寧に読み解き、誰にでも納得できる日本論を発信。

《著書》日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、その他執筆多数。

《動画》「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

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