父祖が築いてくれた国、日本

人気ブログランキング ←はじめにクリックをお願いします。

冬の富士山


「父よあなたは強かった」という歌があります。
以下がその歌詞です。


父よあなたは強かった
兜も焦がす炎熱を
敵の屍とともに寝て
泥水すすり草をかみ
荒れた山河を幾千里
よくこそ撃って下さった


夫よ貴方は強かった
骨まで凍る酷寒を
背もとどかぬクリークに
三日もつかっていたとやら
十日も食べずにいたとやら
よくこそ勝って下さった


兄よ弟よありがとう
弾丸も機雷も濁流も
夜を日に進む軍艦旗
名も荒鷲の羽ばたきに
残る敵機の影もなし
よくこそ遂げて下さった


友よ我が子よありがとう
誉れのきずの物語り
なんどきいても日がうるむ
あの日の戦に散った子も
今日は九段の桜花
よくこそ咲いて下さった

5
あゝ御身らの功こそ
一億民のまごころを
ひとつに結ぶ大和魂
いま大陸の青空に
日の丸高く映えるとき
泣いて拝む鉄兜

戦時中の軍歌ですが、そこにあるのは父や夫、あるいは兄弟や友人、我が子の苦労に思いを偲ばせることと、感謝です。

西欧の軍歌が「やれ殺せ、倒せ、何々を我が手に」といったトーンであるのに対し、日本の歌は、軍歌といっても、そこにあるのは常に「愛」と「感謝」です。

同じく、戦後鶴田浩二が語りで大ヒットとなった「同期の桜」があります。
これは歌ではなくて、台詞です。


昭和二〇年三月二十一日
陽光うららかな日
美しく立派に散るぞ
そう言って一番機に向かう友の胸に
俺はまだつぼみだった桜の一枝を飾って贈った
明日は俺の番だ
死ぬ時は別々になってしまったが靖国神社で会える
その時は、きっと桜の花も満開だろう


三月二十六日
花、さわやかに開く日
お父さん お母さん
ただ今より出発します
この世に生を受けて二十三年
まさか お父さんやお母さんより
早く死ぬとは思ってもみませんでした
お母さん
泣くなと言うのは無理かもしれません
でも どうか よく死んでくれた!
そう言って下さい
私達は祖国を守るために死んでゆくのですから        


四月二日 春雨のけむる日
幸か不幸か、俺はまだ今日も生きのびている
だが、雨が上がり虹が橋をかけ
あかね色の夕焼け空が広がる時に
俺は必ずゆく。後に続くことを信じて
俺達の死を、決して犬死にしてもらいたくないのだ

海軍少尉 小野栄一
身長五尺七寸 体重十七貫五百
きわめて健康!

この台詞にあるのも、友への情、父母への感謝、そして祖国の未来を信じる希望です。

いつも思うことですが、私たちは木の股から生まれてきたわけではない。
親がいて、祖父母がいて、そのまた祖父母がいて、代々続く血の血脈の下に、私たちはいます。

その代々続く歴史と伝統に育まれた我が国の文化を、国家として、また個人として大切に思う。
それって、あたりまえのことだと思うのです。

なるほど、明治から昭和にかけての日本の働きで、世界は白人種が有色人種を支配するという植民地型統治は、いまや完全に崩壊しました。
崩壊することで、世界は、一部の大金持ちの国家と、それに支配され隷属する多くの民という構造から、世界全体が平準化しつつある。

昔なら、先進国の人々の平均所得が年収1千万なら、後進国と呼ばれる国々の民の所得は、年収数万円でしかなかった。
けれどいまは、一部を除く世界全体の所得は、貧富の差がだんだん縮まっていく傾向にある。

これはまずしい国にとっては、とても良いことであろうと思う。
けれど、だからといって、国際化と称して、日本の民が貧しさを享受しなければならないということにはならない。
むしろ日本は、それなりの経済力を持ち、同時に経済ではない、国民の精神性において、世界をリードできる国家になっていかなければならないのではないかと思うのです。

騙される者より、騙す者が悪いと考える。
盗まない。犯さない。人の和を大切にする。
礼や行儀がきちんとしている。
清潔で奇麗好き。
約束を守る。
働かないことより、働くことを好む。
公共性を重視する。

そんな日本人にとっては、あたりまえのことが、世界では真逆です。
先日聞いた話だけれど、お隣の韓国では、二ヶ月に一度、虫下しを飲むのは常識なのだとか。
飲まなければ、お腹の中に、回虫やギョウ虫、サナダ虫を飼うことになる。
彼らからみると、日本人が虫下しを飲まないのは、きわめて不衛生な民族に見えるのだとか。

けれど、虫下しを飲むのが常識という国より、ごく普通に考えて、虫下しなど飲まなくても、お腹の中に寄生虫を飼う心配がない国の方が、安心して住めるに決まってる。

だから日頃から国際化、国際化とお経のように唱える者たちは、私から見ると、ただのアホにしか見えません。
日本人として、日本が育んだ歴史、伝統、文化、アイデンティティを、知識としても行動においても、肌身に沁みてちゃんと持ち、それを堂々と語り抜ける日本男児、あるいは大和撫子として成長して、はじめて海外の文化を、受け入れ、かつ海外に向けて堂々と発信できる文化あふれる日本となるのだと思うからです。

いたずらな国際化は、国を貧しくし、国民の生活水準を下げ、日本人の民度を落とすことにしかならないということを、私たちは、もういちど考えてみるべきではないかと思います。

よろしかったらクリックを。
 ↓ ↓
人気ブログランキング

父よあなたは強かった


この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  ねずさんのひとりごとの最新記事が届くよ! /

あわせて読みたい

こちらもオススメ

コメント

山田正英

No title
いつも貴殿のプログ拝見し、唯感心又感謝に耐えません、有り難うございます。’父よあなたは強かった’自分も大好きで、一人 風呂で歌っています。国際化ですか、好きになれない言葉です、己の弱さを誤魔化す詭弁の如し、この様な人達に組したく有りません。矢張り日本人は、和して同ぜず、自分自身を磨きより良き己と成るよう修身する。例えると、楽団の色々な楽器奏者、一人一人の精進が有って始めて聴衆を感激せしめる、ですね。

武藤貴也

先祖に感謝
今日の日本の平和と繁栄があるのは先人たちの尊い犠牲があったから。それを忘れてはならないと思います。
国のトップが靖国に行かない状況を、早く打ち破らなければならないと思います。

みそ汁の具

No title
江戸三大祭」 2011-12-20

永六輔が江戸の三大祭で何を三大とするかとは、個人の好きずきで決めれば良いと言ったとか、自由も行き着けば信仰や伝統文化が無くなるとはこの事でしょう。

江戸三大祭は、山王祭と神田祭と深川祭
です。

この祭は江戸時代当時、とても重要な祭でした。祭神は山王権現と神田明神と八幡菩薩。
山王権現は江戸城の守護神、神田明神は江戸の町の守護神、八幡菩薩は武家の守護神。
それと 「権現」「明神」「菩薩」の事です。

続きは以下
http://ameblo.jp/adgjmptw-214c/

田の神」 2011-12-18

12月12日、里の信仰としての、山の神の日でもある。
山の神が里に降りると言う云われがあり、田の神へと変身すると云う。

続きは以下で
http://ameblo.jp/adgjmptw-214c/entry-11108400855.html

山の神」 2011-12-17

山の仕事に従事してる人、と言っても木こり位です。猟師は今や、職業では無く、趣味でやってる日曜猟師ばかり。野生動物の肉を食べなくなれば猟師は居なくなる。明治以降、この国の政策がそうです。


続きはは以下で
http://ameblo.jp/adgjmptw-214c/entry-11108352739.html
非公開コメント

検索フォーム

ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

スポンサードリンク

カレンダー

05 | 2020/06 | 07
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

最新記事

*引用・転載・コメントについて

ブログ、SNS、ツイッター、動画や印刷物作成など、多数に公開するに際しては、必ず、当ブログからの転載であること、および記事のURLを付してくださいますようお願いします。
またいただきましたコメントはすべて読ませていただいていますが、個別のご回答は一切しておりません。あしからずご了承ください。

スポンサードリンク

月別アーカイブ

スポンサードリンク

ねずさんメルマガ

ご購読は↓コチラ↓から
ねずブロメルマガ

ご寄付について

ねずブロはみなさまのご支援で成り立っています。よろしかったらカンパにご協力ください。
【ゆうちょ銀行】
記号番号 00220-4-83820
【他金融機関から】
銀行名 ゆうちょ銀行
支店名 〇二九(店番029)
種目  当座預金
口座番号 0083820
口座名義 小名木善行
【問い合わせ先】
お問い合わせはメールでお願いします。
nezu3344@gmail.com

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
テーマは、ご自由に設定いただいて結構です。
講演時間は90分が基準ですが、会場のご都合に合わせます。
E-mail nezu3344@gmail.com

講演テーマ
<ご参考>
古事記に学ぶ経営学
古事記に学ぶ日本の心
百人一首に学ぶ日本の心
女流歌人の素晴らしさ
日本人の誇り
その他ご相談に応じます。

スポンサードリンク

お薦め書籍1


日中戦争-戦争を望んだ中国 望まなかった日本


江戸の自治制


幻の黄金時代


ドキュメント自衛隊と東日本大震災

コメントをくださる皆様へ

基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメントは、削除しますのであしからず。

スポンサードリンク